雷、強風には動じないが地震には大騒ぎ！！
 
たしかに、群馬県を語る際に決して外すことができない「上毛かるた」にも、「雷（らい）と空風義理人情」とありまして、カミナリや強風でオロオロしていてはとてもこの地では生きていけませぬ。
前世紀末、県農業試験場が「コシヒカリ」と「月の光」を交配して作ったお米の新品種に、「ゴロピカリ」などと命名したのをみても、当地では雷などナメきっていることを如実にあらわしております。
 
長いこと生きてきて、稲妻の閃光や耳をつんざくばかりの雷鳴に遭遇したことは数知れず、なんですが被害にあったことはありません。強風についても、中高生みたいに主たる移動手段が自転車だとつらいものがありますが、そこは車王国群馬のオトナ、ほとんど問題ありません。
昔と違って、今の窓は気密性に優れてますから、大風が吹いても部屋の中に土埃が入ってくることもなくなりましたね。
ときどき突風竜巻の類が発生することがありますが、これも実際に被害にあうのは、たまたまコース上に位置していた運の悪い方でしょ。
 
ただ、やっぱり地震はコワいですね。というか３.１１以前は正直あまり気にしていませんでしたが、わずかではありますが我が家も実際に被害を受けました。やはり地震は、災害をもたらす要因としては最強にして最大のチャンピオンですね。
ここ１０年１５年、雷が来て停電になったというケースは記憶にありません。でも震災のあと、このあたりは、しっかり計画停電体験させていただきましたよ。
 
とにかく、前触れなくやってくるのが地震の恐ろしいところ。
会社でも、窓の外で雷が鳴ろうが強風で木が大きく揺れようが、特に気にとめる者はありませんが、微弱な地震でも起きようものなら必ず誰かが「地震だ」と言い出しまして、感覚が人並みより劣る者どもは、天井から下がった蛍光灯の紐を見つめるのでありますよ。
 
現在の群馬県民度　　１ポイント増加　　５２分の１４