絶対音感と相対音感~2
- カテゴリ:音楽
- 2013/12/21 09:24:16
v(^-^*)
さて、『絶対音感』と『相対音感』について、
昨日の続きです。
『絶対音感能力』を持つ人は、
日常生活で耳にするサイレンやクラクションなどについて、
音高を(CDE、ドレミ…などの音名で)認知できます。
ピアノ鍵盤上では更に精密度が上がり、
ランダムに弾いた音が何の音なのかも分かるようです。
(テレビなどでよくやりますね。)
だから、何もサンプル音がなくても楽譜に書けるのです。
そういう意味では、世の中の一般の印象としては、
『絶対音感』の方が『相対音感』より優れているように思われます。
が、『絶対音感』がないからと言って落胆することはありません。(^^)v
其々にメリットデメリット、目的によっては得手不得手があるようです。
例えば『絶対音感』は、世の中のあらゆる音が、
そのように「CDE、ドレミ…などの音名」として脳で処理されてしまうために、
音の響きの美しさを感じにくかったり、
処理できないと気持ち悪さを感じたり、
『相対音感能力』では理解できない弊害もあるようです。
何となく『絶対音感』と『相対音感』は対極にあるように感じていたと思いますが、
こうして調べていくと、このふたつは其々独自に成り立つ分野であって、
比較するのはナンセンス、そんな感じがします。
Wikipediaの『相対音感』のページから、
ちょっと興味深かった部分を抜粋しました。
Wikipediaより
音楽を美しいと感じるには、相対音感が必要であるから、
ほとんどすべての人が本質的に持っている能力と言える。
【相対音感を持つ人の特徴】
1) 相対音感だけを持つ人は絶対音感とは違い基準音を提示されないと音名を答えることが難しい。
2) 相対音感だけを持つ人は無調音楽など、調性がまったく感じられないような音楽の弦楽器や声楽、即興演奏での演奏においては苦手だとされている。(注:ジャズにおいては相対音感が重視され、即興演奏にはかえって有利である)
3) 絶対音感を身につけるには幼児期に適切な指導や訓練を受けることが必要であるが、相対音感は訓練を重ねれば年齢を問わずに鍛えられる。
4) 習得の速さや到達レベルには個人的資質が強く関わる。
5) 違和感なく《移動ド》で歌うことが容易にできる。
Wikiから書き出してみて、『相対音感』を代表する特徴は、
当に「5)」の項目だと思いました。
この《移動ド》とはなんぞや?
《移動ド》とは、文字の如く、ドレミファが固定せず、
キーとともにドが移動するということです。
だから、『相対音感』の人は、仮に曲のキーが変わっても、
音楽(メロディー)が変わったという認識はないわけです。
それに対して、『絶対音感』の最大の特徴であるのが《固定ド》です。
基本となる《ド》はあくまでひとつで、その音以外ないのです。
キーを変えて並べたドレミファは既に元のドレミファじゃないわけですよ。
音の並び繋がりは元のものと一緒でも、
構成している音は既に別ものとして認識されているのです。
★外ブログにて、図入りで記事をアップしています。
興味がおありの方はどうぞ覘いてみてください。^^
■音感あれこれ~4 - Colors of Breath
↓
http://blog.goo.ne.jp/minazuki3721/e/084d0053f11388b789befedb1794b737
★100%相対音感の私が作ったオリジナルソング、
よかったらどうぞ聴いてみて下さい。(*^^*)
オリジナルソング置いてます。(写真や絵の画像も殆んどオリジナルです。)
●YouTubeチャンネル(ユニット名:Breath)
http://www.youtube.com/user/char312st/featured
●外ブログ(ブログ名:Colors of Breath)
http://blog.goo.ne.jp/minazuki3721
私の知ってる絶対音感の人は、やっぱりキーが変わるとメロディーがあやふやになると言っていました。
歌うとなると、音域が広ければいいのですが、そうでない場合歌える曲が限られてしまって、つまらないかもしれませんね。
>私はどちらもダメなのでどうしようもないですが^^;
歌うことだけに限って言えば、沢山声を出して、自分の声をちゃんと聴くようにしていれば、段々音と声の高さが合う様になります。
でも何でも得意不得意があるし、何事も習得スピードには個人差がありますから、あとは「好きかどうか」ですね。^^
それか叶えたい目標があるか(大袈裟なことじゃなく、持ち歌を1曲くらいは持ちたい等。ね。)(*^^*)v
歌、20曲近くになりました。
今日、前に詩をアップした『快晴飛行』新曲動画をYouTubeに公開しました。
こんな時間になってしまったので、ブログにはまだ公開してません。
お時間の都合のいいときにでも、YouTubeチャンネル覘いて観てくださいね。^^
私はどちらもダメなのでどうしようもないですが^^;
歌たくさんあるのですね!
>ドは分かるけどソは分かんないとか
これ、よく分かりますよ。
きっともう少し訓練していたら、きちんと『絶対音感』が身についたかもしれません。
幼稚園あたりで、「ド」や音階というものを丁寧に繰り返し教わる機会があったなら、
多少の『絶対音感』はあるのかもしれませんね。
色んな技術と一緒で、精密度には個人差もあるようですよ。
とりあえず、音叉の役目はできますね。^^
ギターのチューニングには必須です。^^
『絶対音感』のある人は、聴いたメロディーをすぐに楽器の音に置き換えることができますね。
私などは、どのメロディーが楽器のどの音なのかがわかりません。
指運びの混乱がさらに加わり、分けが分からなくなります。
メロディーに編曲を考慮したギターコードを探して充てていくことは出来るのですが、
歌いながら演奏するとなると、どちらかがおろそかになります。
ピアノや楽器が演奏できる人は本当に尊敬します。
カラオケのことは、『絶対音感』を持つ知人も苦戦してました。
今度このことを書こうと思います。
お時間あったらまたどうぞ・おいでくださいね。^^
どの分野も得手不得手がありますね。
音感も、感覚を頭で理解しても、歌う時は声帯と上手く連動させて声をコントロールしなければいけません。
いわばこれが音痴と言われるものの典型のようで、
『絶対音感』『相対音感』があるから歌えるかというとこれはまた、肉体的な構造の話になると思いますし。
音ひとつとっても、楽器と違って、人間に置き換えるとすごく深い話になってきますね。
詩は書かれてみては?
私の詩は、主に韻を踏まない散文詩。
歌詞などは違う時系列の情景があったり、比喩やパズル、暗号、多いです。(笑)
私は偏屈でへそ曲がりで天邪鬼なところがイッパイあるので、詩の内容も一般的じゃないかも。^^;
その中の一部分でも共感を持ったり心に共鳴してもらえたらいいなと思います。
どんな言葉もその人らしさをもっているので、
思いのまま言葉を紡いでみたらいいと思いますよ。(*^^*)
移動するド、、、難しいですね音楽って^^:
自分はどうなんだろう、、、
ドは分かるけどソは分かんないとか
バラバラです(。◔‸◔。)?
物心ついたときにははやりの曲をリコーダーやオルガンで耳コピしていました。…なんの自慢にもなりませんね笑
移動ドの話はよくわかります。
カラオケにいくとよくある話ですよね。(キーを上げたり下げたり)
小学生低学年の頃は相対音感がかなり残っていた?ので歌っている最中にいきなり転調してしまったりしていましたが
最近はちゃんと意識して勝手に移動しないようにできます…たぶん。あやふやに覚えている曲を歌うとあれ?となったりはします。笑
この手の話をあんまりしたりできたりするお相手がいなかったのでなにより嬉しいです。
またお邪魔させて下さい。♪
これでいいって言うことがありません^^
詩も書いてみたいと思うけど
才能がないみたいですw
いちいさん、いい詩書いてますね(^_-)
私もこれまでは『絶対音感』なるものは、テレビ番組でしか知識がなかったのですが、
調べてみるとそうそう特別な事でもなくて、
他の音感(相対音感や邦楽の音感など)も同じくらい深いですね。^^
音だけでも深いですよね♪