作詞もどき
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/12/18 21:27:46
1
曖昧な心水槽で揺らぐ
コップの水が溢れたら 一丁前に情緒不安定
精神安定 睡眠薬
どうやったって目が冴えてる
「みんなしてます」魔法の言葉
騙されて喚く馬鹿どもだって
見下して笑う治らない厨二病
投げ出したいと願ってたって
どうせどうせ気づいてもらえない
口に出さなきゃ声にならない
そんな当たり前なことさえ
めんどくさいと思ってしまう
どうせクズですって逃げ道
作って自分 守っていたいんだろ?
どうせどうせ君も同じだろ
仲間だよって安心したいんだろ
2
同じような曲ばっかりって
お前はそれを作れるのかって
しょぼい言い争いばっかして
お前らそんなの他所でやってろ
それを見ているお前もしょぼいなって
誰か言ってやればいいのさ
無意味な呟き見流すTL
どいつもこいつもくだらないよな
見下げた景色があまりに綺麗で
どうしてだろうと後ろを見たら
死にそうなほど高い壁
緩急つけて喜怒哀楽
どうせどうせ自己満足だよ
笑顔で強がり自分作って
私は偉いんだと酔いしれる
嫌なことも好きなことも
いつかわからなくなる
3
薬物乱用 リストカット
どうせどうせわかっているのに
やめられないやめたくない
一生残るその傷と 生きてく勇気もないのにね
メンヘラヤンデレその違いだって
興味がなければ境界なんてわからない
死んでからのが有名になる
世界はいつも同じように回る
綺麗事言って笑っても
カッコつけてスカしてみても
正義だけがルールだなんて誰が言ったわけでもないのに
どうせどうせ憧れたって
夜空に輝く星みたいに 遠すぎて追いつけない
いつかいつか身体に溜めた
憎しみ寂しさ負の感情 全て呑み込み大人になれたら
曖昧な言葉たちの行進
全部全部独り言さって
玄人の真似して素人のまま 水槽の中の罅は取れない