モーター車の加速についての考察?
- カテゴリ:車・バイク
- 2013/12/09 22:12:09
電気自動車は通常のガソリン車に比べて出足が早いです。いわゆるロケットスタートができますw
理由は、トランスミッションがないからです。1速とかの概念がそもそもないのです。
普通のガソリン車の場合は、エンジンかけて動力をトランスミッションに伝えていく過程でだんだん車が速くなっていくのですが、電気自動車・・・もとい、モーターのみで走る車はモーターがトランスミッションの役割も果たします。直にタイヤに動力を伝えるのでトランスミッションが動力の橋渡しになる時間がでてこないです。
だから、その分時間短縮につながり…結果、ロケットスタートができるわけです。(最初のスタートがいい分後半は伸び悩むという欠点はあります。)
電気自動車の加速は独特であるといわれるのもこのためです。(初めは、これホントに車か?とか、この時はスカイラインよりも早いかもしれない。とか思いました。)
試乗も含めて今までアクセルを床まで踏んだことないです。傍から見たら図体的に、この車、床までアクセル踏んでんなと思われる加速をしたりしますが、そういう風に見えてもアクセル思いっきり踏んでいない場合が多いです。
急加速の電気の消費と減速時の回生ははその通りです。なので、下り坂で飛ばしてもそんなに電費はさがりません。
電費の上げ方は他の車と変わらないと思います。
>遊び人のシンさん
見事な解説ありがとうございます。m(_ _)m
足跡からたどってまいりました。
エンジンはトルク曲線というのがありまして回転数に比例して回転力(トルク)がアップするのでトランスミッションが必要になります。モーターは電圧が一定であれば回転数に関係なく最大トルクを発揮することが出来るのです。しかしトルク重視のモーターは高回転には向きません。
なお現代のクルマは必要以上にアクセルを踏み込んでもエンジンコンピューターが車速との兼ね合いで制御してしまいます。空ぶかしをしようにも車速信号が無いと3千回転くらいで頭打ちになりますので故障診断機を使って偽信号を送るらなくてはなりません。
電気自動車も効率よく走るには、適度な緩加速が良いのかな。
減速する場合は、モーターが電気を回生して電費は良くなるのでしょうか?
自分が乗っているガソリンMT車では、燃費良く走るために、適度な緩加速で
早めのシフトチェンジをして、エンジンブレーキを多用することで燃料をカットして
燃費良く走るように心がけています。