Nicotto Town



紅葉の季節も終わりですね





寒くなってきましたね。

燃えるような山の紅葉もそろそろ見納めでしょうか?

寒い中、三脚担いでの山登りも終わりです。

今年は結構、撮れたかな?

お気に入りは周囲を山に囲まれた湖です。

鏡のような湖面に映る紅葉は、また少し違って見えます。

そんな景色を眺めていると思わず一句詠めてしまいそうです。




艶やかに 湖水を渡る 紅葉かな




勘のいい人ならわかってしまいそうですが

これには一人の人物が掛かっています。

その人物とは




明智秀満、今では明智左馬助光春のほうが通りがいいでしょうか?

あの明智光秀の娘婿である。

彼には、琵琶湖を乗馬したまま、渡ったという「明智左馬助の湖水渡り」伝説が残されている。

本能寺の変後、秀満は安土城において山崎合戦における、光秀敗戦を知ることとなる。

救援に向かうも秀吉明智追討軍の先鋒・堀秀政軍と大津で遭遇してしまう。

当然これと衝突して乱戦となるが、数で劣る明智軍は次第に旗色が悪くなっていく。

秀満はこの戦況を鑑みて坂本城に退却することを決断する。

「返せ返せ」と罵声を浴びせる秀政を無視し、ひょいと琵琶湖へ騎乗のまま乗り入れた。

湖を目の前にした堀軍は追撃を止め、いつ溺れるかと見ていた。

しかし秀満は溺れることなく渡り切るのだった。

彼が浜へ上がるのを見た堀軍はあわてて追撃を再開する。

これが世に言う「明智左馬助の湖水渡り」の伝説である。

その後、秀満は追いすがる敵を切り倒しながらも無事坂本城に入城した。


この後の展開はご存知の通り

秀満は城が包囲されると覚悟を決め

光秀の妻子を含め一族と共に自刃したと伝わる。



秀満は琵琶湖を渡ったのか?

そもそもさして逸話のない彼がなぜ突如スポットライトを浴びたのか?

それは彼の謎めいた人生にロマンを感じずに入られないからかもしれない。

出自には様々な説があり

それに絡み、彼が天海であるという話も根強い。

果ては坂本竜馬の祖先であるなんて話もある。

そういったものの真偽はともかく、

ロマンをかき立てられる魅力的な人物であるからこそ

湖水渡りという見事な伝説に彩られているのだろう。




湖面を漂う紅葉を見てそんな風に思ったのでした。

季節は紅葉からイルミネーションに移っていきます。

アバター
2013/12/12 14:02
紅葉もおわりましたねぇ。。。
雪景色がもうそこまで来てるっぽい!
アバター
2013/12/05 13:57
歴史に詳しいんですね^^
尊敬しちゃいます(*^_^*)

街中では桜の紅葉が綺麗です^^



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