調べる人 調べない人
- カテゴリ:日記
- 2009/08/17 23:00:35
日曜日に大阪で「コルテオ」を観てきた。
何年か前に「サルティンバンコ」やら「キダム」「ドラリオン」なんて題名で日本にちょくちょく来てるサーカス団である。
さかのぼること数ヶ月前
日曜日にテレビを見ていたのだが
丁度 コルテオのドキュメンタリー番組か何かをやっていて ずーっと見ていると番組の最後に番組による「コルテオ」のチケット先行販売が…
さっそくテレビでみたWEBサイトにアクセスし ちゃっちゃと申し込みをすませた。
今にしてみれば 何を血迷ったのか 普段なら絶対にありえない行動である。
数日後チケットが届いたのだが その時 ワシは仕事だったので嫁さんが受け取る。
「タビくん これなに?」
「ん? コルテオ」
「コルテオって何?」
「ん? サーカス 『キダム』とかやってたとこのやつ」
「で いくらしたん?」
「××円」
「なんで わたしに一言の相談もないん!」
「あー ごめん」
……とまあ 嫁に無断で購入していたので 当然怒られる。
そういう曰くつきの代物なのだが
ついに昨日行ってきた。
ワシは何も知らずに行って
ワーとかキャーとか言いたいのだが
嫁はそうではないようで
コルテオのサイトにアクセスし
色々と調べていた。
ワシはというと 最寄の駅までの乗り継ぎと時間 駅からの道順を確認しただけ
嫁はサイトに載っていた観た人の感想やら
よくある質問などを片っ端から見て あれこれとメモをとっていた。
「タビくん 駅は6番出口から出るみたいやで」
「小さい子にはチャイルドシートを貸し出してくれるみたい」
「2番ゲートから入ったら近いみたいやで」
などなど
そして 何やら演目の紹介まで見ている。
「そんなん見たら 当日の楽しみが減るやん」
「違うで今回のはストーリー仕立てやから これはこういう意味なんやとかわかってる方が楽しめるってここに書いてあるやん」
「はー そんなもんかねぇ」
とまあ 色々調べまくる嫁さんであった。
そして当日
少し余裕をもって自宅を出発。
「タビくん 何分の電車やった?」
「え? 最低でも9時54分に乗ったら間に合うから」
「え? 今何分?これで間にあうん?」
「今 28分 余裕で間に合う」
などというやりとりを繰り返し
順調に乗り継ぎ 目的地に近づいた。
「タビくん 何番出口やったっけ?」
「え? 6番」
「あーそっか で6番ってどっち?」
嫁さん調べたことをちゃんと覚えてないようで
調べてないはずのワシに聞いてくる。
それでも 駅からすぐだったので迷わずに目的地に到着した。
1時間前にロビーが開場。
さすがに人でごった返していた。
待ってる間に プログラムやら ちょっとした食べ物などを購入。もちろんチャイルドシートも借りた。
そしていよいよ 会場への入場が始まった。
「タビくん 何番ゲートやったっけ?」
「2番」
「そっか あっ あっちみたい」
ここでも自分が調べたことを覚えていなかったようだ。
ヤレヤレと嫁さんの後に続いた。
何とか無事に自分たちの席を発見し
コルテオを堪能することができた。
コルテオについてはまたの機会に報告(できたら)する
せっかく大阪まで来たのだから
おいしいもんでも食べたいなと思うのがタビで
大阪で食べると高いから
家で食べたいと思うのが嫁さん。
それでも 嫁さんはお茶したいらしく カフェを探すが
やはり値段が高いと 店には入らない。
ワシはというと 京橋の駅前には 立ち飲みの串カツ屋があって そこでビールを飲みながら串カツを食べたいと思うが さすがに子連れでは厳しいので 子連れでも行けそうな串カツ屋を探してみる。
「なあ ここ行こうや」
「えー こんなんパクパク食べてビールとか飲んでってしてたら高くつくやん」
「せっかく大阪来たんやし いいやんか」
「そうや ここの地下で串カツ買って帰って食べようや」
「えーーーー」
「なっ そうしよう」
というわけで 駅前のショッピングモールの地下で串カツのオードブルを購入。それだけでは足りないので サラダとささみのフライも購入。
(なんで大阪まで来てお惣菜買って帰らなアカンねん)
というわけで お惣菜をぶら下げて電車にのって帰宅。
周りを見れば 何がしかのブランドの紙袋やら どこやらのテーマパークのお土産の袋などぶら下げて帰ってるのに うちときたら お惣菜の袋である。
しかも ふんわりといい匂いまで漂わせている。
(揚げたてが旨いのに…こんなもん帰ったらベッチャベチャになってるわ)
と思いつつ しっかりビールを買ってもらう約束を取り付けるタビなのであった。
かな~り!価値観の違う夫婦なのねw
でもさ せっかくだからアレは外で楽しみたかったよね?(*´ノ∀`)コソーリwww