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毎日10000歩


検証:群馬のおきて その9

学校帰りのスイーツは「どどめ
 
「どどめ色」というコトバは聞いたことがあっても、「どどめ」自体をご存じなかったり、
目にしたことがない方も多いでしょうな。
北関東では桑の実のことを「どどめ」と呼んでいました。
 
その昔、養蚕が盛んだったこの地域には桑畑がいっぱいありまして、別に人さまの畑に侵入しなくても、道っ端の桑の木から「どどめ」はゲットできました。
もちろん、今のようにあちこちにコンビニがあったりファストフードのお店があったりという時代じゃありませんでしたが、終戦直後でもあるまいし「どどめ」で飢えをしのいだということではありませんので念のため。今の子供たちも花の蜜を舐めてみたりすることあるでしょ、それの上級バージョンですな。
 
「どどめ」の色素はかなり強力で、食べると唇や舌がバッチリ染まってしまいます。そんなわけで、登校時につまむなどという愚行は、子供ながら自粛していました。
衣服についてしまうと、これが洗濯しても落ちないという、危険なおやつでしたね。
 
養蚕の衰退とともに桑畑はどんどんなくなって、娘が小学生の時、カイコの飼育をやったのですが「桑の葉はここにあります」的なプリントが配られて、そこまでとりにいきました。子供の教育にご理解のある農家さんが、畑に何本かの桑の木を残しておいてくれました。
 
「どどめ」を食べるというのは、決して群馬県民特有のことでもないし、自分が群馬県民になって以降「どどめ」を口にしたことはないんですが、まあこの一帯で古き良き時代にはこんなことがあったんだなという思い出に浸りつつ、9番目のおきて、同意いたします。
 
現在の群馬県民度 52分の6

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2014/12/16 04:58
はぁ~^^;

伯母が昔よく言ってました。
プールに入ってると、ドドメ色になってるから早く上がれって。
千葉から来た私には男言葉に聞こえて怒られてるようで怖かった。
伯母の子供の頃のおやつは確かにどどめだったみたい。

4/52
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2013/11/18 19:27
みさきさん、こんばんは。
養蚕用の桑の木は、葉を収穫するため次から次へと枝を切ってしまうので大きくなりません。
放置されたような大きな木に、どどめはいっぱい実っていました。
最初は薄い黄緑色→薄いピンク→赤→毒々しい黒っぽい赤紫(どどめ色)と変遷していきましたね。
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2013/11/18 15:51
「どどめ色。。。」 もっと違う色を思い描いていましたが、桑の実の色だったんですね。。。

子供の頃 通学路に桑の畑がありましたが、口にすることはありませんでした^^
おしろい花はよく積んで 遊んでましたけど^^;



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2013/11/17 23:23
ハニさん、こんばんは。
ご当地ネタに付き合っていただきまして、ありがとうございます。
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2013/11/17 18:23
おもろい^^
ここまで楽しく読ませてもろたけど、ヤマダがかすりかけたくらいで、
まったく同意できるとこがあらへんよ。。。
あたりまえか^^;
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2013/11/17 17:54
にこりんさん、こんばんは。
最近は養蚕用じゃなくて、どどめを採る目的の品種もあるような・・・
どどめのジャム、おしゃれにマルベリージャムかな?も売っているようです。
お街ならきっと自然食品のお店かなんかにありますよ。
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2013/11/17 17:46
ノエルさん、こんばんは。
たしかに桑の木の大きいのはなかったですね。
でも桑の木は超高級建材だそうすよ。
まあ、この辺で大きく育てると、アメリカだらけで大変なことになってしまうでしょうがね。

なんでも伊豆諸島のどっかの島に自生していた桑の大木は、
目の玉が飛び出るくらいの金額で取引されるようです。
渡り鳥がどどめ食べて、島に落としたウ○コから生えたんでしょうな。
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2013/11/17 17:40
にこるさん、こんばんは。
カイコの眼は、小さいですからなかなか合わないんじゃないかと・・・
顔に見える部分は頭というか額で、茶色くて鼻に見えるところが確か顔全体だったかと。
目に見える黒い模様は、ほんとにただの模様だったかも。

いいかげん前ですが、会社のおね~さんで服にカイコをつけて出勤してきたコがいました。
出勤前に、家のお手伝いしたたんですね。
感心感心!
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2013/11/17 17:33
うらん♥さん、こんばんは。
桑の木を知らぬは都会人の証。
蚕は桑の葉を食べて成長し、糸をはいて繭を作り
人間さまは繭をほぐして絹糸をゲットします。
蚕も桑も知らなくても、シルクの服は着ることができますわな。
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2013/11/16 12:04
どどめ、なんと桑の実だったんですか...。
どどめ色という表現も何色か知りませんでした...。

桑だけは都心にもところどころにあるもんで
かろうじて知ってはいましたが...。
あんまりおいしいとも思わないですし思い出があるでもない...。
さびしいねえ

現在の群馬県民度 9分の2
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2013/11/16 10:35
私のおばあちゃんちも昔、蚕農家でした。家の前も桑畑で、どどめはたくさんありました。
通常桑の木は蚕のエサとして枝を次々に刈り取ってしまうので低い木しかなかったのですが中には大きく育った桑の木もあり、木登りをするには登りやすい木でした。次第におばあちゃんちも蚕農家を辞め周りも辞めていった農家ばかりで、桑の木の消毒作業もしなくなり、アメリカシロシトリと言う毛虫だらけの桑の木が増え、近所からの苦情とともに桑の木は抜かれて処分されていきました。今ではほとんど残っていないですよね。少し寂しい気がします。
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2013/11/16 06:19
どどめ食べてましたー薄甘いんです。懐かしいな
「フランボワーズです」ってだしてもわからないかも
道端から「大きいのがあるよー」ととりまくったものです
証拠がばっちりしっかり残るため、帰宅時には親に叱られること前提の命がけのおやつでした

しかしおかいこさまと目は合わせたくない…というか遭遇したくないです…多分倒れます
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2013/11/16 00:57

どどめ色は・・・今では死語なのかな????

意味も知らず今でも使う言葉なのですが
クワの木・・・
うううううううううっ 実際に どれがクワの木なのか
知らぬ自分に恥><

ビワなら好きなんだけどな・・・。





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