兜&刀装身具~♡
- カテゴリ:コーデ広場
- 2013/11/15 00:42:13
この刀の鐔は、南蛮渡来の葡萄でございます。その位置からでは、とうてい見えませぬよ(笑)
足を延ばせば、歴史博物館があるので、ちょっとひとっ走り。
夏にも行きましたが、これが、期待外れ。
エヴァンゲリオンと刀とのコラボでしたが、かなり不満でした。
言っては何ですが、中途半端。
これなら、「池波正太郎展」を二回見た方が、何倍も良いって。
でも、今回は満足。
戦国武将の兜が、とにかく絶品です。
鎧も一式、展示されてましたが、後期に至ると工芸品に近い物が
ありましたね。
でも、余りにも奇抜過ぎて、凄い飾り物が付いていると、実戦には
向いてないだろうな~って。
大将が戦う事は、少ないでしょうが^^;
兜もいろいろなデザインで、サザエの形から、宝塔、梵鐘に西洋帽子を
モチーフにした物まで、まさに様々。
西洋帽子の兜は、土佐の山内家所有品です。
誰が着用したかは不明(笑)
初代の兜の特徴ある形は、家の形として、代々継承されるようで、
これは、良く考えたら、子々孫々まで伝えるので、私なら、
サザエは、ちょっとなしかな。
とても、モダンな感じなんですけど、敵を威嚇するには、弱いかも。
兜は、シンボルみたいな物で、目立ってなんぼのものです。
特に、井伊の赤備えの朱塗りの赤兜は、今、見てもお洒落。
大小の拵えも美しくて、刀の鐔や小柄に至るまで、美しい事。
これは、どの刀にも共通します。
重要文化財、まとめて鑑賞させて頂きました。
展示物の最後に、ウルトラマンで有名な成田亨さんのデザイン画が、
ひときわ、異彩を放ってましたね。
(・・?どうして~と思ったら、ウルトラマンに登場した怪獣の
「ゴモラ」は、実は、黒田長政の兜から、デザインをおこしたようです。
一つ、知識が増えましたね。
ウルトラマン、恐るべし。
成田亨さんが凄いのかな。
戦国の鎧兜が、何やら、身近に感じられますね(^_-)-☆
シンボルですからね。
初代が、変なデザインで兜を作った場合、子々孫々まで(苦笑)
ちょっと、考えて作れと思う物も、中にはあったかと。
傾奇者とは、また、違いますもの。
ふっふ、妖刀マサムネって名前が、笑えますでしょ。
本来は村正よね・・・・わざと、外してネーミングしたなっ^^
中には、軽量の兜もあります。
多分、いろいろと創意工夫していたのでしょうね。
後期になると、装飾も洗練されて、美術品と言えます。
刀の鐔も、金を装飾すると、また一段と華やかで美しい事。
今日のコーデは、ちょっと、イメージしましたが(笑)
どうやら、葡萄はその当時のお洒落なデザインですね。
南蛮渡来の物は、魅力的な物が、いっぱいあったと思います。
刀とワンセットと言う意味では、隠れた存在ですが、美しいです。
隠れた所にも、手を抜かない名人たちの、心意気が感じられました。
兜は、以前にも見たのですが、なかなか見応えがありました。
色使いや、意匠に対するこだわりがあって、刀の鐔の下絵が、
展示されていたので、つい、見てしまいました^^
て、博物館的な展示は、おもしろいですよね~!
私も大好き・・・・・・見てると疲れますけど。
東洋も西洋も、鎧兜や城はオットセイの牙と似たようなもんすかね・・・・♂の誇示というか・・・・
ちょうど僕も先月、四国の松山城で当時の鎧兜や武器などを見てきました。
デザインも色々ですが、実際あれを着るとなると、重くてあまり動き回れないかも^^;
私も見てみたいな〜 ^^;
兜も 色々綺麗なのが有るんでしょうね(^_-)-☆