昔、ニートはセレブでした。
- カテゴリ:30代以上
- 2013/11/08 10:39:04
インターネットのNEWSを、いろいろ拾い読みしていると、
最近の記事で「ニート株式会社」というのが、出来たらしいです。
すごいね。
なんでもニートの人が、いっぱい集まって、
みんな役員で株式会社を作っったんですって。
みんな会社役員だから、ニートじゃなくなったわけだけど、
ニート株式会社・・・。
これを読んで、批判をする気はないけど、
「船頭多けりゃ、船山を登る」ということわざを思い出しました。
(別役実の乗務員でいつも満員のチンチン電車の話しでもいい)
ちょっと話はそれるけど、
わたしはニート肯定派です。
ニートに何の恨みもありません。
昔(明治時代あたりかな)のお金持ちは、
みんなニートだったらしい。
旅籠や旅館に泊まって、
宿帳に職業を書き込むとき、
無職と書くのがセレブだったと何かの本で読みました。
働かなくては、食えないというのは、
昔はセレブではなく、
そんな人は優雅に旅行なんかする身分ではないのですね。
無職というのがこんなに肩身の狭くなったのは、
つい最近の話しなんですってよ。
だけど、それはそれ、働かなくても食えるという大前提があってのことで、
どこかでお金を工面しなければ食えないっていうのなら、
それはもう、ニートやってるヒマはありませんよ。
わたしがオカシイナアって思うのは、
親が。
親が自分の息子または娘を、
のほほ~んとニートに育ててしまった場合、
そりゃあもう、親がその責任を取って、
子供が死ぬまで食わせていくしかないでしょう。
そーゆーよーに、お育てしたんだから。
大人になったから、いきなり突然、唐突に、
ニートじゃ駄目よってそりゃあ、無責任というものです。
だけど・・・
ニート株式会社って・・・。
あなた。
学校卒業して、
会社に入って、
先輩や上司にしごかれて、
泣いて、苦労して学ぶことって多いですよ。
それを、あなた、
いきなり「ニート株式会社」の役員ですって。
笑い話で終わったら、これは笑えない話しになりますよぉ。
「ボク、まだ本気出してないだけ」って本気で言う若い人いるんですねー。
「おまえが、本気出したところで、何が一人前にできるんだっ」て、本気で言いそうになりましたが・・・。
挫折して来いよー、若いうちに。
七転八倒して、もがいてあがいて、泥まみれになって、這い上がってみろよー。
それからだよ、一人前なんて言えるのは。
ネットの世界で、頭だけでっかくなって、
実世界じゃあ、汗かいて新聞配達したこともないんでしょ?
ああ、そのふてくされる態度だけは、二人前だわ。
就活シーズンになっても、お願いだからうちに来ないで。
いい気がします。
お金の収入源が気になりますが…
バイト程度なら出来るんですけど、正社員として働けない。
大人になると、子供の頃のきれい事では済まない世界、今まで評価されてきた
「いい子」が通用しない世界が待っています。
それに適応出来ない人たちが、引きこもりになり、ニートになるのでしょうね。
「ひとりひとりの個性を大切にする」「どんな子供も評価する」という教育の弊害
ではないかと個人的には思っています。
親が子供に挫折体験を味合わせずに、ほめ倒して育ててきた責任でしょうね。
本当のニートは学歴うんぬんじゃなくコミュニケーション能力が
あまりなく、実行力もない方だとよく聞きます。
そんなんなので外に出るのが怖くてニートだとか。