今日、心に残ったこと
- カテゴリ：日記
- 2013/11/07 19:58:29
外出先で、少し前を走っていた軽トラック。
不要品回収のトラックだったのですけど、その荷台に茶色い大きな物が。
よく見てみたら、大人でもひと抱え有るような、大きなくまのぬいぐるみでした。
ちょうど座った姿勢で、うなだれて汚れたくま。
きっと、この子が元いた家に来たときには、とっても喜んだ人がいたんだろうなぁと、ちょっと切なくなりました。
その帰り道、大きな川の橋を渡っているとき。
前方から歩いてきたサラリーマンのおじさんが、立ち止まると、エドはるみの「グー」のようなポーズをしている。
何だろう？ と思ったら、すれ違いざま「金星が十時の方向に…」と電話で話している声が聞こえた。
おじさんが見ている方向を振り返ると、三日月の下の方に、金星がきらめいている。
電話で空を見ながら、誰かと同じ時間を過ごすおじさんに、ほっこりとさせていただきました。
ぬいぐるみやお人形は、本当に他のおもちゃと違って、
擬人化してかわいがる対象だと思うので、なんだか
簡単に捨てられないような気がします。
私自身は、ぬいぐるみや人形をかわいがる気持ちは
持ち合わせない子供だったから、そういう物は持って
いなかったんですけど＾＾；
でも持っていたら、捨てるときすごく悩むだろうなぁと
思います。
昔、通勤電車から見える、夜の光景が好きでした＾＾
今はエアコンつけるから、あんまり家の中は見えない
んですけど、昔は夏は窓を開けて風を入れる家が多かった
ので、夕餉時の団らんがよく見えたんですよね～＾＾
夏の宵、テレビで野球、ビール って定番が見えると、ほのぼの
しちゃってました。
やっぱり他のおもちゃと違いますよね・・・
昔から人形供養なんてありますもんね。
我が家には等身大のお人形＝マネキンがあるんですよ。
そりゃもう捨てられない・・・・
絶対にいろんなもん宿ってそうです(-_-;)
おじ様のお電話のエピソードはほんと温かい気持ちになりますよね。
知らない誰かもそれぞれの人生があって
大事な誰かを思って生きてるんですよね。
晩秋のこの時期のそれも夕餉時って特に郷愁をさそわれます。
お人形とかぬいぐるみって、「以前はかわいがられていたんだろうな」って
感じるだけに、最後に振り返られることもなく薄汚れて引き取られていくのを
見ると、胸が痛みます。
物だからっていえばそれまでなんですけどね･･･。
通りすがりのおじさんに救われました＾＾ 普通のサラリーマンのおじさんでしたよ＾＾
その先はどうなるのでしょうね。。。
せつない思いの後で、ホッコリできる場面に出会えてよかったですね＾＾