般若心経(形式的道しるべ3)
- カテゴリ:日記
- 2013/10/23 22:00:26
行深般若波羅蜜多時(ぎょうじんはんにゃーはーらーみたじー)
あなたは欲望を「言葉」にして表現する事ができます。
その欲望を「あってもよい」と、肯定したり、否定する事もできます。
あなたは「選べる」のです。
欲望を「肯定」した数だけ・・・あなたはしあわせを感じます。
欲望を「否定」した数だけ・・・あなたは寂しさを感じます。
あなたはどちらを選んでもいいのです。
欲望の中には黒い欲望もあります。
殺意、憎しみ、破壊の感情、怒り・・・。
それらの欲望も「あってもよい」と、肯定を選ぶ事が・・・あなたが犯罪者にならない唯一の道です。
黒い欲望が湧き上がる時はどうしても自分を責めてしまいます。しかし・・・それが今のあなただとしたら。
あなたはそこから歩くしか他に道は用意されていないのです。そこに目をつむってしまって、否定し続けるのも、もちろん、あなたの自由です。
愛多き道に戻るには・・・「あってもよい」と、肯定していく事なのです。「あってもよい」と、つぶやけば・・・黒い感情は安心して、すぅーーっと消えて行きます。これは矛盾しているかもしれませんが、事実です。認めてもらったら・・・黒い欲望、感情は出てくる必要が無いんです。
敵は自分であった。という賢者の言葉を噛み締めて・・・どうかあなたは自分をしあわせにしたいのか?それとも「寂しさ」で狂わせたいのか?
心に問いかけてください。
あなたを怒らす事は何か?
あなたはどんな役割を今、演じているのか?
二つの質問はあなた自身を探求する手助けになると思います。
そして、ある日、どの欲望も肯定できた時。
あなたは「Fullness」。すべてを包みこむ存在=空(ku)に巡り逢います。
それが、行深般若波羅蜜多時(ぎょうじんはんにゃーはーらーみたじー)なのです。
訳:「覚りの智慧を開くには、止観瞑想が完成されるまで行いなさい」
あい