作家・山崎豊子さんがお亡くなりに
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- 2013/10/01 01:12:20
作家・山崎豊子さんが、一昨日の朝、お亡くなりになりました。
先生の訃報を知った時、愕然としました。
先生の作品は、小説の形を取ってますが、全て実際の事で、
綿密な取材の上で、感銘を受けます。(ウソがなく、誇張されてもない)
その作品中の人々の個性に惹かれ、ついつい時間を忘れて
読みふけってしまいます。特に、「大地の子」は、原作を読み、
NHKドラマ「大地の子」を見、その上で、エッセイ「「大地の子」と私」
を読むと、涙モノの感慨深い作品だと思い知ります。
多分、他の作品も同様だと、思います。
そして、絶筆となってしまった、「約束の海」第一部は、
あまり知られてないのですが、真珠湾奇襲の際、攻撃に失敗し、
捕虜第一号になってしまった、酒巻和夫さんのお話で、未完のまま
になってしまったのが、悔やまれます。(すみません、こちらは、
まだ、読んでません。近々に購入し読んでみようと思います。)
なんだか、脈絡の無いブログになってしまいました。
謹んで、御冥福をお祈りいたします。
でも、「大地の子」はテレビで見て、すっごく感動しました。
ずっと前だったけど、入り込んでいったのを覚えてます。☆
その昔、司馬遼太郎先生が、新しい小説を書き始める時には、神田の古本屋から、その関連書籍が
なくなる!って事で、司馬遼太郎フリークの人々は、どんな時代のどんな人の小説なのかを言い当てるのが、
流行したそうです。勿論、題材になった、小説の舞台になった場所の古老に話を伺いにいったそうです。
蛇足ながら…。
ご冥福をお祈りいたします。
世に出された方でした。
私自身何か学ぶものもあったと思います。
生ある人の宿命とはいえ、
また、偉大な作家がこの世からいなくなるのは残念ですね。
自分は、「沈まぬ太陽」の映画版を見た程度ですが、いい映画でした。リアルでしたね。
坂巻和夫氏、知らなかったので調べたら、九軍神にならなかった人なんですね。
九軍神のあの絵は有名なので知っていましたが、捕虜になっていたとは。
長編はなかなか読む時間がないのが辛いところ、時間を作って読んでみますか。