「妄想」
- カテゴリ:自作小説
- 2009/08/13 16:24:42
教室で、机に頬杖つきながら窓の向こうを見ている時。
入浴剤で染めた湯船につかっている時。
夜布団に潜り込み一人きりの時。
まだ見ぬその人を想像する。
その人は黒髪だった。
その人は青い瞳をしていた。
その人は背は私と同じくらい。
その人は、
その人は。
その人は……。
毎回現れるたびに違う「その人」
でも、姿を目にするたび胸は甘くときめく。体中に、熱が籠り疼く。
いつか、その人ときっと出会えると信じてる(、私はなんて妄想癖!)
***
妄想の王子様に恋する女の子の夢と現実。
相変わらずカオス。
個性派小説……。
良い響きですね。ありがとうございます。
個性派小説‼
恋する乙女と言ってもらおうか。
妄想なら何でも手に入るもんね。