栗の季節。。。
- カテゴリ:コーデ広場
- 2013/09/22 08:52:59
栗の季節。。。。
クリの見分け方(選び方)
果皮に張りと光沢があってずっしりと重みがあるもの
古いクリは水分が減っているので重みがなく、味も風味も落ちています
当然ですが、傷が付いていたり黒っぽく変色していたり、穴があいているものは×
ちなみに栗の実(毬果:きゅうか)はイガで覆われ、食べられる果実部分は「鬼皮」というかたい果皮と「渋皮」という種皮に覆われています
果実は種子が発達したものなので栗は「ナッツ」の一種
秋の味覚を代表する「栗」は、大きく分けて4種類
国内で一般的に売られている「ニホングリ」
天津甘栗でおなじみの「チュウゴクグリ」
マロングラッセなどに使われる「ヨーロッパグリ」
そして日本ではあまり見かけない「アメリカグリ」
見かけはあまり変わりませんが、それぞれ地域に合った特徴があり
ニホングリは野性のシバグリ(芝栗)を品種改良したもので
果実が大きく風味がよいのが特徴
しかし、甘みがやや少なく渋皮がはがれにくいのが難点
チュウゴクグリは甘くて渋皮もむきやすいのですが、果実が小さくて栗の害虫である「クリタマバチ」の被害を受けやすく、日本では栽培されていません
「天津甘栗」の原料としてよく使われているのは「板栗(バンリー)」という品種
ヨーロッパグリは小ぶりながら渋皮がむきやすいのが特徴
こちらも病気や害虫による被害を受けやすいため日本では栽培されていません
アメリカグリは果実の品質がよく、また大きくて強い樹が木材として使われるほど利用価値の高いものでしたが、1900年頃に発生した菌類「栗胴枯れ病」の被害によりほぼ壊滅したといわれています
現在でも一部の地域で栽培されていますが、病気に弱いので日本で栽培は不可
栗の歴史はとても古く
縄文時代の遺跡である「三内丸山遺跡(青森県:約5000年前)」
からも数多くの栗が出土
平安時代の初期には京都の丹波地域で栽培され始め、徐々に地域が拡大
書物では古事記(712年)や日本書紀(720年)にも登場し
平安時代の法典「延喜式(えんぎしき:927年)」には
乾燥させて皮をむいた「搗栗子(かちぐり)」
蒸して粉にした「平栗子(ひらぐり)」なども記されています
丹波では現在でも栗の栽培が行われていて「丹波栗」はブランド品として有名
日本各地で栽培されていた栗ですが
昭和16年頃に発見された害虫「クリタマバチ」による被害で日本中の栗園は大打撃を受け、それ以降はクリタマバチに抵抗性を持つ品種が育成されて現在に至る
クリの保存方法
クリはかたい果皮に包まれていますが保存はあまりききません
時間が経つと水分が飛んで実が収縮して味が落ちたり、虫に食べられたりするので購入したら早めに食べるよう
保存するときは新聞紙などに包んで冷蔵室に
また、多少風味は落ちますが冷凍すれば半年間ぐらいは保存することが可能
この場合はよく洗ってから水気を切り、保存用袋などに入れて冷凍庫にいれます
食べるときはそのままゆでればOK
むき栗を冷蔵保存するときはアク抜きをし、水の中に入れて冷蔵庫へ
ただし、この場合は最低でも3日以内に食べて
むき栗を長期保存したい場合は、かたゆでにしてから冷凍保存するとよい
クリの栄養と効能
主な栄養成分(可食部100g中)
カリウム(420mg)、葉酸(74mcg)、食物繊維総量(4.2g)、ビタミンC(33mg)、ビタミンB1(0.21mg)、ビタミンB2(0.07mg)、ビタミンB6(0.27mg)
主な効能
高血圧予防、貧血予防、便秘改善、風邪予防、美容効果、疲労回復、老化予防
栗にはカリウムが豊富に含まれているので高血圧や動脈硬化などの予防に効果
また造血作用のある葉酸も含まれていて
貧血予防や葉酸を多く必要とする妊婦の方にも最適
食物繊維は便秘改善に役立ち、ビタミンCは風邪予防や美容効果に効果があり
栗のビタミンCはでんぷん質に包まれているので熱による損失はそれほどありません
疲労回復に役立つビタミンB1、細胞の成長を促進し老化予防によいとされるビタミンB2、アミノ酸の合成や代謝に必要なビタミンB6なども豊富
栗は栄養価の高い食べ物ですが、その一方でカロリーも高いので食べすぎには要注意
クリの種類
筑波(つくば)
日本で最も広く栽培されている品種がこの「筑波」
「岸根(がんね)」と「芳養玉(はやだま)」の交配種1959年(昭和34年)に命名
甘みのある果実は粉質で香りが良く品質が高いのが特徴
果皮は赤褐色で光沢があり、果重は20~25gと大きめ
貯蔵性が良く加工用原料 収穫は9月中旬頃から10月頃
丹沢(たんざわ)
8月下旬頃から店頭に並ぶ早生種の代表がこの「丹沢」
「乙宗(おとむね)」と「大正早生」の交配種で1959(昭和34年)に命名登録
北海道と沖縄を除く全国各地で栽培
サイズは20~25gと大きめで果皮は淡褐色
果実は粉質で、甘みと香りは控えめですが、早生種の中では品質に優良
銀寄(ぎんよせ)
大阪府豊能郡歌垣村倉垣(現在の豊能郡能勢町)原産の歴史ある品種
かつては銀由、銀善などともいわれていましたが、現在では「銀寄」で統一
果重は20~25gと大きめで、果実は粉質で甘みが多く風味も豊か
ただし、貯蔵性はやや劣るため加工用品種としては不向き
収穫は9月下旬頃から「丹波栗(ブランド)」の代表品種
石鎚(いしづち)
10月上旬から出回る晩生種
「岸根」と「笠原早生」の交配種で1968年(昭和43年)に命名
赤褐色で光沢のある美しい果皮が特徴
果重は25g前後とやや大きく肉質は粉質で甘みも香りもあり
また日持ちが良く、煮くずれも少ないので加工用原料としても
11月上旬頃までがシーズン
利平(りへい)
9月中旬から下旬頃がシーズンの中生種
ニホングリとチュウゴクグリの一代雑種
1950年(昭和25年)に登録
粉質の果実は甘さがあり、蒸し栗におすすめ
しかし肉質がもろいため、シロップ漬けなどの加工には不向き
果皮は光沢のある暗褐色で果重は20~25g前後
国見(くにみ)
「丹沢」と「石槌」を交配して育成され1983年(昭和58年)に品種登録
お彼岸の頃に最盛期を迎える早生種で、早いものは9月上旬頃から食べられます
果皮は褐色で光沢があり、果重は約25g前後で肉質はやや粉質
甘みと風味は少ないので甘露煮などの加工用としても
岸根(がんね)
山口県美和町が原産の「岸根」は、長い歴史を持つ品種
果実は30g前後と大きく、粉質で品質がよく甘みがあり
貯蔵性もよく、加工用としても適しています
10月中旬以降に最盛期を迎える晩生種
伊吹(いぶき)
果重20g前後の早生種
「銀寄」×「豊多摩早生」として誕生し1959年(昭和34年)に命名登録
果実は粉質で甘みは中程度
また香りはそれほどありませんが、品質は優れています
シーズンは9月上旬~中旬頃
このほか栗の早生種では「出雲」、「森早生」、「日向(ひむか)」などが有名
ぽろたん
渋皮が簡単にむける栗として注目を集めている新品種
ニホングリは渋皮がむきにくいのが難点ですが、このぽろたんは加熱前に鬼皮(外側のかたい皮)に切り目を付けることで渋皮を容易にむくことができる
加熱方法はお湯でゆでるほか電子レンジでもOK
サイズは約30gとやや大きめで果肉は黄色くホクホクとしていて甘味もあり
親は「550-40」と「丹沢」で2007年(平成19年)に品種登録
栗の栄養価、”葉酸”入り、まで読みました…すみませぬ。
100gに対してですが、栗にはいって要るのに、美栗(ビクリ!)しました
でも 甘味が 少ない気がした・・・
おおw凄く詳しく栗の情報が@@
そこまで知らなかったのでとても興味深かったです^^
早く新栗の甘栗が食べたいなぁ...
交換(◕ω◕人)ぁりヵゞ❤㌧ですぅ♪
大事に使うね^^ゞ
栗 くり クリ 情報をありがとう!!
中国からの輸入が増えて特に袋入りの天津甘栗は
今やどこでも買える時代♪ でもやっぱりおいしいなぁ~と
思うのは国産の大きめの栗をおしげもなくご飯に炊く
栗ごはん♪我が家では茶碗蒸しにも入れちゃう!
例の写真ですが、URLがなぜか途中で切れていますね。
私のブログには最後の数字までは記載されているのですが
なぜかルルルさんは全部のURLアドレスがコピーペーストできない、
そんな状態でしょうか。
https://picasaweb.google.com/lh/myphotos?noredirect=1
このアドレスは私のピカサウェッブのです。これでアルバム全部が
みられます。その中に 数字の 9 の写真があります。これをクリック
なさってみてください。
それでも画像が見られないとなれば、PC側の設定に問題があると
思います。色んなURLが見られないようにあらかじめ設定をしてある
PCもあります。おもに子どもたちに有害なサイトを見せないように
特別に閲覧禁止設定をするものです。
私のブログに書いて下さったURLの#5のあとの数字は
919250976443379394
です。一度追加して試してみてくださいね。
ルルルさんが見たい、という気持ちがほんとうに嬉しくて嬉しく
なりません。ありがとう!