爺ちゃんのお碗
- カテゴリ:日記
- 2013/09/18 14:27:40
敬老の日(過ぎちゃったけど)にちなんでお爺ちゃんの話を1つ。。。
と言っても私のお爺ちゃんではなく旦那くんのお爺ちゃん。
結婚した時にはもう亡くなっていたので会った事はないのですが、私にとっては毎日話してるような感覚の人です。
それはお爺ちゃんの作ったお碗を毎日のように使ってるから。
いえ、お碗だけでなくお皿やボウル、ポットまでお爺ちゃんの手作りを使っています。
お爺ちゃんの晩年の趣味は陶芸でそれはもう沢山のお碗やお皿、壷を作っていたのだそう。
家の至る所に飾ってあって、もちろん普段使いにもしてあるのです。
結婚した時に『好きなの持ってって良いよ~』と言われたのを幸いに沢山もらって今では我が家の食器の半分はお爺ちゃんの食器です。
そして帰る度にまた宝探し♪
お爺ちゃんは中々モダンな人だったようでどの食器も和洋を選ばない味のあるものばかり。
木を彫って作った印で模様をつけたり魚の絵が彫ってあったり(コレがまた上手い)釉薬がけのものも色々工夫してあって『ホントに素人?』と思ってしまいます。
お気に入りは上が丸みのある四角になってるデミタスカップ。
普通にコーヒーを入れても絵になるし、にヨーグルトを入れてちょっとジャムを垂らすとカフェのデザートのようで素敵♪
コーヒーを入れるポットも白い釉薬を細かく寄せるように模様がつけてあって蓋はちょっと三角に摘まんであってとても素敵で使いやすいのです。
ああこれ話すとキリがない(笑)
大事に使ってるのですがどうしてもヒビや焼きむらに水が沁みこんで割れるのが陶器の宿命。
その度に旦那くんがエポキシ樹脂で(金継ぎは嫌いらしい)直して、どうしてもダメになったら小物入れや花瓶にしようねと話しています。
毎日使いつつ思うのは1度で良いから話してみたかったなぁと言う事。
きっと素敵なお話が聞けたのに・・・窯元巡りいっしょにしたかった~
・・・なんて事書いてる今もお爺ちゃんのポットでお茶してます♪
お爺ちゃんの食器を使う度に私は幸せと楽しさをもらえます。
ありがとう。おじいちゃん。
ホントに陶芸家なのかと思っちゃう出来栄えですよ^^
ポットは注ぎ口の位置とか難しいだろうなと思うのですが・・・
たぶん高取焼だったと思うんだけど・・・旦那くんにもう1度聞いてみよう^^;
おじいちゃんの手作りの陶器^^
ポットまで作っちゃうなんて~プロだわw
そちらだと何焼きになるんだろう~