魂を掬(すく)う
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/09/10 08:02:16
魂を掬う
長い夏が未だ時折り振り返る
怖気づいた秋を宥めるように
冷たい空気にわざと肌を晒す
身震いしながらつい朝を急かす
季節の隙間に滑り込む
やがて美しい雲が広がる空が
どこまでも波のように流れていく
限られた時間が心地好くて…
現われては儚く消える雲
その手を握り締めるように
私も連れて行ってねって願う
何だか懐かしくて切なくて…
生まれたての秋はどこか覚束なくて
暦に乗り遅れて忙しそうに
木枯らしに似た風をしきりに呼ぶ
何だか寂しくて切なくて…
空に零れた白い羽根…
天使の忘れ物…
落ちそうなほど澄んだ空…
心に沁みる空…
ようやく動きだした秋を足早で追い駆ける
雲の袖はその手をやさしく広げて
夏に沈んだキミの(ワタシの)魂を掬う
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コメント気付かずごめんなさい。
>朝も夕も秋は色合いの美しい雲が見えるのは短いですよね。
秋はとても見応えのある雲や夕焼けに出会いますね。
でも日が短いから、本当にあっという間に真っ暗。
以前はよく夕焼けのタイミングを追いかけて写真を撮ったのですが、
最近はちょっと忙しくて、見送るばかりです。
コメントありがとうね。^^
>夏が終わった後の秋って好きです。
10代の頃は、秋は妙な物寂しさを覚えましたが、
最近は逆に心が落ち着きます。
夏が終わった後の秋は、私もすきですね。
>夏と比べたら静かかもしれないけど、心境の変化は大きいような気がします。
そうですね。
実は秋の味覚(栗や芋、フルーツ)は苦手なものが多かったのですが、
最近妙に恋しいです。^^
夏が終わった後の秋って好きです。
夏と比べたら静かかもしれないけど、心境の変化は大きいような気がします。
>やっと体が暑さに慣れた頃、少し涼しい風が吹き、 やがて秋が訪れる
いつも、秋は急激に寒くなって慌てて傍観準備をしてるようにおもうのですが、
今年はなんとなく穏やか。
>毎年の事ではありますが、空が綺麗な反面、少し寂しさも感じますよね
秋の雲は様々な表情を見せてくれますが、薄く儚げに広がる羽毛のような雲は、
確かにちょっぴり少し寂しさを感じますね。
>秋ですよねー^^
やっと、秋らしくなりましたね~。^^
>青く深い空を見ていると
昨日はとてもよく晴れていて、雲の表情がとても興味深く、気がつくと空を見上げていました。^^
>いつの間にか物思いに耽っていて
そう、色んなことが次々ととりとめなく、、^^;
>自分にもこんな気持ちがまだあったんだ、 なんて気づかされます^^
ちょっぴり感傷に浸るのも、心のビタミンかも、です。
>やっぱり秋ですね^_^;
今年はしみじみ秋が嬉しいです。
ステキな秋を楽しみましょうね。^^
>季節が移り替わる時その波動で私たちの心も揺れ動くのでしょうか
そうですね。人間も特別なものではなく、私は、地球の上の自然の一部であるように感じます。
>大きく波打つ自然に身をまかる、、 ゆったりと
いつもそんな風に思います。
でも、実際は時間に追われてすごすのが多いですね。
だからこそ、ほっとできる時間は仮に短くとも、濃く感じるのかもしれませんね。
>自分はもがいてしまう方かな
私も同じかも。^^;
朝も夕も
秋は色合いの美しい雲が見えるのは
短いですよね。
少し涼しい風が吹き
やがて秋が訪れる
毎年の事ではありますが
空が綺麗な反面、少し寂しさも感じますよね
青く深い空を見ていると
いつの間にか物思いに耽っていて
自分にもこんな気持ちがまだあったんだ
なんて気づかされます^^
やっぱり秋ですね^_^;
その波動で私たちの心も揺れ動くのでしょうか
大きく波打つ自然に身をまかる
ゆったりと
それも良いけど
自分はもがいてしまう方かな