阿蘇 猫岳
- カテゴリ:日記
- 2009/08/12 10:49:45
熊本の阿蘇山に登ってきた。
登ったといっても、ロープウェイに乗ってのことなので、たいしたことではない。
ロープウェイを降りて、火口展望台付近に行き着くまでには、硫黄のにおいを嗅ぎながらの1.8kmのハイキングになる。
これが結構傾斜がきつく、いい運動なった^^;。
阿蘇山は活火山であるので、中岳の火口からは硫黄臭とともに真っ白い煙をたなびかしている。
煙の量が多く、真っ白であまり見えないが、風向きによって煙の流れる向きが変わり、茶色い縞模様になって固まった溶岩をのぞかせる。
白い煙なのですぐに爆発するようには思えないが、要所要所にシュエルターがあり、「いつ爆発するかもしれないので注意するように」というアナウンスが、日本語、韓国語、中国語で録音で繰りかえされていた。
幸い、爆発することなく、我ながら強運であった・・・ と感じた^^;。
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ところで、噴煙をあげている阿蘇中岳の東隣に「猫岳(根子岳とも書くらしい)」がある。
頭がギザギザになったこの山には、昔からいろいろと猫の逸話があるらしい。
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飼い猫は大きくなると、必ず姿を隠すことが多い。特に雄猫は多い。
猫岳参りといって、実はこの山に修行にくるそうである。
「修行から帰った猫は、もうふつうの猫ではない。どの猫もげっそりやせ、耳がさけている」そうだ。(『民俗怪異篇』「日本民俗叢書」1927、礒清)。
しかし、最近の猫 (=①.①=)は、根性のないやつが増えているようだ。
飛行機で熊本やってきて、温泉に浸かったあと、レンタカーとロープウェイに乗って登ってきたその猫は、案の定追い返されて帰ってきたのである。
あげくに、おいしい料理をたくさん食べたらしく、「げっそり」どころか、お腹が「ぽっこり」してしまった(=>_<=)
・・・やはり、猫にとっても、阿蘇は、修行でいくより、温泉や遊びで行った方がいいに決まっている。
パソコン持参旅行なのでニコタ可能です^^
山登りはそれほどでもないです。
温泉 と 猫 が好きです。
にゃ~~^^
いい、お休みになりましたね。