ペスの思い出
- カテゴリ:ペット/動物
- 2013/09/01 18:14:00
それは、ちいさなオスの子犬でした。
父親が、得意先から貰って来たみたいで、セッターと言う種類の猟犬は、
身体中に、黒の斑点がありました。
図体の割には、気が弱くて、食いしん坊。
家が学校の近くだったので、良く給食のパンを貰っては食べてました。
初めは、喜んでいたけれど、毎日毎日じゃ飽きてしまい、
その内、見向きもしなくなりました(笑)
ペスは散歩が大好きでした。
でも、都会では、思い切り走らせて上げる事が出来なくて。
たまに、父親が散歩に連れて行った時、それは大喜び。
時には、家から脱走した事もありましたっけ。
ただ、走りたかったのでしょう。
父親も、出張が多くて、散歩に連れて行って上げる事が出来ず、
可哀想だなと思っていた矢先、どうしても、譲ってくれないかと、
他の方から再三の申し出があり、手放しました。
田舎に住んでいる人で、土地も広いと聞き、犬の為には良いだろうと
判断したのです。
結果的に良かれと思ったのに、人づてに、亡くなったと聞きました。
ちょうど、母親が亡くなった頃と前後しています。
それ以来、犬と暮らす事は、二度となくなりました。
一度、飼ったら、どんな理由があろうとも、手放してはダメですね。
今でも、時々、思い出す事があります。
基本的に、母親は「動物」が苦手でした。
自分の子供さえも、どうかと思う時がありましたが。
良かれと思った事が、結果的に。
大型犬だったので、やはり狭い所より、広い所で、のびのびと
走らせて上げたい。
父親も思案してましたが、これが一番だろうなと。
何度も何度も、譲って欲しいと頼まれたみたいです。
スクールの先生が見付けなければ、子犬は生きていなかったですね。
寒空の中に、捨てるなんて、見殺しと同じですよ。
でも、良い所へ貰われて、良かった。
その犬は、運の強い子です(^・^)
でも、散歩の時に、スクールの先生が声を掛けると、尻尾を振るって。
ちゃんと、覚えているのですね。
可愛いな✿
ニャンディーさんのご家族が、譲ってほしいという人にあげたのは、ある面ではよかったのかもしれないですね。
これは、スクールの先生が23歳の時の話ですが、夏とかは自転車通勤をしている人です。スクールからの帰り、何か力のなさそうな犬の声が聞こえたらしいのです。
こっちは異常気象でなくても2月というと最高に寒い時です。それなのに、心無い人間がいて、自分の都合で子犬が捨てられていたらしいのです。見るからにやせ細り、誰も気がつかないのかどうなのか分からないのですが、犬が好きそうな食べ物も、牛乳も与えられていなかったのです。普通は凍えてしまいますが、この先生は、近くに店があるのを知っていたので、犬が好きそうなコーンフレークとか牛乳をやってもらうように頼んだのです。
いつもは、我慢づよい先生でもさすがに、この時は、本当に飼い主の都合で勝手に飼って、勝手に捨てて、しかも最高に寒い時に、やせているだけではなく、体がぶるぶるとふるえていたのですよ。頭にきましたねと言っていました。
この先生は、毎日のように餌をあげて、現在本社で勤務していた先生は当時チーフでしたから、お金の負担をさせて
ばかりいられないと、かわるがわる餌をあげて、元気になりました。
そして、先生達はアパートやマンションなので、動物が飼えないので、当時小学校1年生の男の子で飼いたいという子に、犬を飼ってもらうことにしました。
その子は今でも受験勉強があるのに、忙しい中を散歩をさせたりしているようです。そして、スクールの先生達が声をかけるとしっぽを振ってくるようです。
ニャンディーさんのように、事情があって、飼ってくれる人がいる場合はまだいいですが、大人の勝手で捨てたりというのをリアルに聞いているため、とんでもないことだと今でも思い出しますね。
ニャンディーさんもお母様も亡くなられていい人に育ててもらった犬も亡くなり、本当に寂しいことだと思いますが、どう慰めていいか分かりませんが、犬と遊んだときの思い出があるのは無理もないですよね。
大好きだったけれど、それが良いんだよって。
主人の取り換えは出来ない。
そうですね(涙)
だから 盲導犬に 柴犬が いない。
そぅちゃん>食いしん坊で、ご飯も冷まして上げようとしたのに、くれくれコール。
私の母親が、今で言うなら切れて、
─────食べられるものなら、食べて見たらっ(怒)
出したご飯、ハフハフしながら食べてました。
これには、母親も、毒気を抜かれましたね~(^_-)-☆
雑炊風になっていて、魚の煮干しとか、いろいろ入ったご飯でした。
犬には、嫌、猫でも二通り、あるんだと思います。
二度目の飼い主の所で、伸び伸びする子と、がっくりする子。
ペスは後者でした。
前後するように、母親も亡くなってしまいました。
どちらが先なのか、もう、覚えていないけれど、手放してはいけないって、
そう、思ったのです<(_ _)>
anji-さま>小型犬なら良かったかな(^_^.)
領域って、ありますよね。
ペスは、あかんたれだけど、私をいじめっ子から守ってくれました。
しっかりした鎖で繋いでいたけれど、凄い勢いで、わんわん吠えて。
私の不安な気持ちを感じ取ったのでしょうね。
初めてのボディガードでした~♡
mu-muさま>昔々の事で、私は小学生でした。
命の大切さ、何も分かってなかったですね。
もうワンちゃんと暮らす事はないでしょうが、二度と、こんな事をしては駄目。
心機一転で、頑張る子。
がっくりして、寿命を縮める子もいます。
未だに覚えているのは、そう言う事でしょう。
命と向き合う事、もう一度、考えなければいけません。
わたしも田舎の家で飼ってた犬の散歩に
田舎に帰ったときはいってました
14年ほど家にいたのでいなくなったときは
ときどきしか会ってなかったけど
ちょっとさみしかったです
命と向き合うのは難しいですね
ニャンディさんの真剣さは伝わってたと思います
反対に 何時も母が連れて行く公園で
少し 遠くまで行こうとすると 自分のテリトリーじゃ無いとばかりに
力を振り絞って 後退りして 絶対に遠くには行こうとしませんでした。
何か 懐かしい思い出です(*^▽^*)
やっぱり 一度預かった命は 最後まで・・・だぉね。
結果は・・・だったけれど
でも その時の決断も 間違っていなかった。 とは想う。
やっぱり あまり自由のない都会よりは
広い田舎で・・・その気持ち 解るぉ。