「有頂天家族」　森見登美彦

おばあちゃん家行ったりしてなかなか進まなかったけれど、やっと読み終わりました！
最後の方は一気読みしちゃうほど面白かった。

「面白きことは良きことなり!」が口癖の矢三郎は、狸の名門・下鴨家の三男。宿敵・夷川家が幅を利かせる京都の街を、一族の誇りをかけて、兄弟たちと駆け廻る。が、家族はみんなへなちょこで、ライバル狸は底意地悪く、矢三郎が慕う天狗は落ちぶれて人間の美女にうつつをぬかす。世紀の大騒動を、ふわふわの愛で包む、傑作・毛玉ファンタジー。

「夜は短し歩けよ乙女」よりも面白くって、読みやすかった。
アニメを見ていて絵が分かっていたので、矢三郎たち、赤玉先生、弁天様、金曜倶楽部の人たちが想像しやすかった。
アニメでは弁天様は黒髪じゃないけど、本では黒髪だって描写があったのでビックリ！
弁天様、黒髪の乙女じゃないよね！？あんなに変わってたらちょっとショックだよ（笑）！？

ちょっと夷川家が嫌なヤツだけど、ほんわかしてるお話だよね？って読み進めていったら・・
最後であんなにドキドキしてうるうるするとは・・・！
なぜか海星と矢二郎がすごく好き。
「捲土重来」、「阿呆の血」、「面白きことは良きことなり！」が頭の中でぐるぐるまわってます（笑）

アニメではどうなるのか、楽しみです♪