フランス人おじいちゃんとの再会♡中編
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2013/08/09 16:54:24
マックの前に、白い生地に花柄、ターコイズブルーに花柄ワンピを着た私達が立つと
さすがに人目を引き、早くおじいちゃん来ないかなとキョロキョロしていると、
真っ白でふさふさの髪をした懐かしいおじいちゃんが、おんぼろ車に乗ってやってきました
「Lilyさん。お元気ですか?」と日本語でにっこりしたその笑顔も変わっていません。
娘も自己紹介をして、お店からすぐのおじいちゃんのお家に着きました。
娘は、1m近くもある、おじいちゃんの彫った石のこけしや、木彫りの桜や芸者のオブジェに驚き、目をまん丸にしました。
それを嬉しそうに見るおじいちゃんの顔も幸せそうw
そこに、娘のアリエルと息子のレオンが登場し、私達は自己紹介をしあいました。
アリエルは砂色の金髪に少し白髪が混じってはいますが、青い目の美人です。
レオンは、アーティストらしく、赤いシャツを粋に着こなした細身の男性でした。
電話で話したせいか、私達はすぐに意気投合しました。
私は、持ってきたお土産を見せて、説明しました。
一つ目は、漆塗りの文庫。でも漆が通じず軽く説明を終えましたw
2つ目は、障子が半分開いた丸窓から、日本の四季が見える織リ物のタペストリー
秋の紅葉をレオンに、冬の赤椿とうさぎをアリエルに・・二人とも大喜びしました。
おじいちゃんには、同じ生地で、16の美しい着物がデフォルメされたもの
おじいちゃんは、「おお!歌舞伎だ~\(^o^)/」とおおはしゃぎ!
そして、みんなは赤い和紙にくるまれた細長い巻き物に、興味津々W
それは、アンティークショップで手に入れたもので、美しい刺繍の着物生地でした。
テーブルクロスやタぺストリーにしてくださいと言いながら見せると、
芸術家家族らしく、それぞれにほうっとため息をつき、生地をなでたり、何て美しいんだと
手に取ったり、魅入られたようにしたので、お土産に選んで正解だったと嬉しくなりました。
先日、英国を旅行中の友人がこっちに遊びに来てくれて、富士の風景が載ったお皿を
おじいちゃんにと、渡してくれたので、これは100年経ったアンティークプレートです
と説明すると、おじいちゃんは、びっくりしてから、お皿を手に取り、
懐かしそうに富士さんを見て、お友達に感謝を伝えて欲しいと言いました。
お土産を一通り見せ終わり、リビングのソファーを勧められて、小さなテーブルを囲むと
おじいちゃんは、さぁ、再会のお祝いでシャンパンを開けるぞと言いましたW
それにはレオンもびっくり!シャンパンだって??私もそんなにしてもらえるとは思わず
ただ驚きながら、ポンと大きな音で抜けたコルクが飛び、踊るような泡と共に飛びだした
金色の液体をグラスに受けました。カンパ~イ( ^^) _y゜
そのシャンパンの美味しかったこと\(◎o◎)/!レオンは話が上手く場を盛り上げるので
私は可笑しくて、大笑いすると、娘が、「あ~あ、酔っぱらっちゃった。
ママは、酔うと笑いが止まらなくなるの」言うと、みんなはまた大笑い!
もう、ずっとずっと前からの、友人達のうち解けた集まりのような、温かさと
親近感を感じながら、心地よい会話が続いたのでした。
読んで下さってありがとうございます。長くなっちゃったので、また後半を書きますね。
スリパさんのお話も色々きかせてくださいね。
パック旅行で行くと、日本人同士の行動が多く、
お土産物めぐりや観光地で写真を撮ってと言うように
現地の方とふれ合ったり、現地のスーパーなどで
生活を覗いたりすることがなく、画一的な旅行で終わってしまいます。
スリパさんは、その点、自分の足で歩いていらっしゃるから、
苦労したことや、親切にしてもらったことなど、沢山思い出があると思います。
また、ブログを楽しみにしています。
普通の商品は、今は世界各国同じような物があるので
やはり日本的なお土産は、とても喜ばれます。
中でも着物の布は、日本人の私が見ても美しい色合いの物だったので
芸術一家の彼らには、心を奪われるものだったんだろうなと思います。
おじいちゃんの寝室には、日光ドラゴンの一筆描きの絵もかざってあって
レオンにその描き方のすごさを説明していたので、あとでメールにその描き方の
URTを添えて、お礼と一緒に送信しました。
お土産も喜んでもらえてよかったですね♪
本当に素敵なお話です。
後半も楽しみにしてます!!
思うのではなく、その美しさや趣を理解しているご家族のようですね^^。