「退出ゲーム」　初野晴


しばらく涼しいな～と思っていたけれど、やっぱり暑い・・・。
生暖かい風と蝉の声を聞くと夏休みだなーって思います（笑）
どうしても本読むときと勉強するときはエアコン付けちゃう！

あらすじは・・・
穂村チカ、高校一年生、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者、完璧な外見と明晰な頭脳の持ち主。音楽教師・草壁信二郎先生の指導のもと、廃部の危機を回避すべく日々練習に励むチカとハルタだったが、変わり者の先輩や同級生のせいで、校内の難事件に次々と遭遇するはめに―。

初野さんの本２冊目。前に読んだ「カマラとアマラの丘」が結構深く、重い感じだったのでこれもそんな感じかな～と思っていたら、違いましたっ！
テーマは重いんだけどテンポは軽く、さらっと読めました。
そして青春ミステリーなんだそうですが、あんまりそんな感じはしませんでした。

最初に「三角関係」って出てきたのでワクワクしながら読んでいきましたが・・・。
こういう三角関係！？なんだかつかみどころのないハルタがますます分からない人に＞＜
草壁先生も最後の謎解きの所にはいつの間にか居て、一番この人怪しくない！？って思いました（笑）

なんだか、特にチカとハルタの掛け合いの所を読んでると、はやみねかおるさんの亜衣とレーチが頭に出てきてなかなか離れなかったです。