知り合いの芝居を見てきました。
- カテゴリ：アート/デザイン
- 2013/07/25 18:39:36
今日の仕事は午前中でおしまい。
書類を受け取って、「残務作業は家でやれ」ということです。
ですので、
知り合いが演出している芝居が、
午後からの公演だったので、
覗いてみることに。
ふ～ん、
「人斬り以蔵」の異名をとる安寿は、 ☆＼(ｰｰﾒ) また誤解を招く表現を
知り合いであろうと
バッサリ斬って捨てますが…
たいしたことはない芝居…
私は芝居に「たいしたこと」を求めるタイプなので、
演出家である平田オリザが流行らしたように思える、
この手の、
「日常の、人の関係や佇まいを描いてみました」風の
芝居も演出も嫌いです。
日常の、
人間関係の機微を描くのなら、
それはそれでいいと思うのですが、
ならば、
変な仕掛けや、
いじり方はせずに、
どこまでも平凡な所作の中、
ひたすら台詞劇として、
その微妙な関係を
描けばいい。
なのに、
若手の演出家は
そのガマンが出来ず、
意味のない所作や、
思わせぶりな仕掛けを加えてしまい、
結果的に空回りしている。
今時の演出家は
この古くて地味な脚本に、
何かしないと耐えられないのでしょう。
芝居小屋に入る時、
決まってアンケートを渡されるのですが、
そのアンケートを書いたことが、
安寿はほとんどありません。
こうして、
家に帰ってきて、
自分の違和感を言葉を使って
丁寧に探しながら文章にしない限り、
まともなアンケートにも批評にもならないように思うからです。
芝居が終わってから
数分間の間に書き上げるアンケートなど、
基本的に「ヨイショ」です。
でも、演出家や役者は、
そのヨイショが好きなのです。
ところが私は
ダメだしの方が好きなのでした。
だって安寿は、
いつだって我が儘な
サディストなんですから… ビシッバシッ☆ ＼(ｰｰﾒ) また要らぬ誤解を招くような…
ダメ出しをするには、
まあ、もう少しこの人の芝居を見てからにしようと
そう思っている安寿がいます。
それでも、ダメだったら、斬って捨てます… ☆＼(ｰｰﾒ)
私って情け容赦のない人なんです ☆＼(ｰｰﾒ)
だから、言わぬが花。
きっとヨイショ系が多いと思うので、
ダメ出しって、役者にとっては成長するためには、
すごく必要でありがたいものだと思います。
学生時代、演劇部に入っていました
（卒業してからは演劇は、観ることに徹しています。
今はたまーにしか行けていませんが・・）
大きな劇団でもなかったので、公演をしても、
身内しか観に来ないので、ダメ出し的なアンケートはほとんど少なく、
ぬくぬくとしたアンケートばかりでしたねぇ・・。遠い日の思い出です^^;
終ったすぐの言葉にならない感想も演じた側はいい刺激になると思うのですがどうかしら？
わたしは舞台でなくコンサートの事が多いのですが、できるだけアンケートに書くようにしています。プロの方は書きませんが。。。
わたしも後で言葉を練り直して伝えたりもしますが、舞台に立った人間は案外お客様の反応が分からなくて、感想を欲しがっているように感じますので（自分も舞台に立った時はそうですから）その場のまとまってない感想でもいいかしらと思っています。
ふふふ。わたしも毒舌。お世辞はいいません。
それでもアンケート書いて！と言ってくれる友達は貴重なんだと思います。
後日きちんと書いた感想お友達に届けてほしいなって思うあがたでした。