☆外為の種類
- カテゴリ:仕事
- 2013/07/12 00:20:58
1貿易為替(輸出入サイドから見た場合)
これは銀行から見た表現と考えた方がよく理解できると思います。
①輸出為替(買為替)
銀行サイドから見て、顧客が持つ対外債権(外貨)を国内通貨と引き換えに顧客から買い取る取引のことです。
②輸入為替(売為替)
銀行サイドから見て、銀行が持つ外貨建対外債権(外貨)を国内通貨と引き換えに顧客へ売却する取引のことです。
2形態の区分(起点・終点から見た場合)
この場合、通貨による区別はありません。
①仕向為替
起点から見たものです。つまり、顧客と銀行とが同サイドに立って、被仕向銀行に送金する為替です。
②被仕向為替
終点から見たものです。つまり、顧客と銀行とが同サイドに立って、自己又は銀行に送られてきた(受け取る)為替です。
3形態の区分(支払いの流れから見た場合)
①並為替(送金為替)
お金を払う立場の人(債務者)が銀行に依頼してお金を受け取る立場の人(債権者)へ支払いする仕組みです。
②逆為替(取立為替)
お金を受け取る立場の人(債権者)が銀行を仲介者としてお金を支払う立場の人(債務者)から債権を取り立てる仕組みです。