いま、深夜の三時ですけど。「絆」について。
- カテゴリ:日記
- 2013/07/11 03:50:45
「絆」。
目には見えない。
つながっている。支えられている。
とうてい感じる事も無い。
絆ほどうすっぺらいモノも無いと。言われた事もある。
その気持ちもわかるよ。
・・・・・・あなたはちゃんと理解されている。
そういう風に感じる事ができなくて・・・憎しみが脳を渦巻いて、脳に傷を作り、人格を分裂させる事しかできなかった自分と同じ人間がいる事もボクは知っている。
愛情飢餓者もそうかもしれない。
相手に嫌われたくなくて、やさしいというヨロイを纏って一生懸命。でも、ふとした時に外れる。外れるとすげぇ、寂しい。
それが回数を重ねる事に寂しさは2倍、3倍と増えて行く。
こんな悪循環にどんな意味があるんだろう。とさえ考えて、死んでしまいたいと思った事もあると思うし、ボクはある。
ボクも感じる事ができなかった。
求めているのに・・・「絆」を感じる事が無かった。
ただ誰にも理解されない。という想いだけが募っていった。
もう一度言う。
・・・・・・あなたはちゃんと理解されている。
一日誰とも会話をする事が無かったとしても
あなたの生きた軌跡を「辿る」者がいる。
あなたが記録を残していなくても・・・。
記録が残っていなくても。
あなたが住んだ証。
活動した足跡。
面影。
そう行ったモノはちゃんと残っている。
ボクは父親が自殺という死に方をした。
父は絆よりも自分が社会にどう役に立っているかを・・・気にする人だった。
だから・・・「死」を選び、保険金を残して死んだ。いやらしいかもしれないが・・・父は自分が死んでも保険金が必ずおりる事を理解して死んでいた。
10年かけ続けた保険。その上、うつという診断書と治療中の身の上だった。
その父が死んで・・・父はいなくなったが。
鏡を見ると父がいた。ボク自身が父に似ている事だ。
他人の中に父がいた。
父の作ったモノの中に父がいた。
父が隠したモノの中に父がいた。
父を失って悲しんだ祖母の中に父がいた。
父を失って悲しんだ母の中に父がいた。
父の自殺は正直、つらかった。
しかし・・・絆をボクは初めて「見る」事ができた。
・・・・・・あなたはちゃんと理解されている。
正確には・・・理解しようとするのだ。
あなたと縁のある人によって。
それはあなたの血縁者かもしれないし
あなたの事を他人から聞いて興味を持ったまったくの他人かもしれない。
もしもボクと同じ「絆」を感じる事の無い人へ
・・・・・・あなたはちゃんと理解されている。
あなたの軌跡は誰かの生きる礎になる。
どんな人生であれ、憎しみの中で終わるにせよ・・・自分のために泣いてくれる人が目の前にいたら嬉しい。
それはボクの前世の記憶かもしれない。
あい
縁があるから、人が出会うと。
死んだら、その人の記憶は、地球の記憶になる。
最後に、信じるものは、救われる。
信じたいと思うものも、救われる。
信じられない人も、その人を救いたいと願い祈る人がいる。
だから、大丈夫と。何も、心配することはない。
安心して、思うがまま、ありのまま、
あなたらしく 生きて♪
いや、いい文章に会っちゃった。
ありがとう。
リルル・ガランドさん、ありがとう。
私も、絆を信じたいです。リリルさん私もいっしょですよ。
ありがとう><もう1度しんじてみたいなあ