続・アライグマ、許すまじ!!!
- カテゴリ:ペット/動物
- 2009/08/06 22:03:16
先日、ブログで紹介したアライグマですが、昨日の朝、罠を見に行くと掛かっていました!!!
「わっ、デカっ!!」
今まで、捕まえたアライグマと比べると1.5倍くらいの大きさでした。
コイツがラスボス(ラスト ボス)だと良いんですが・・・。
罠は大きなネズミ捕りのような感じで、金製編み籠の奥にエサを置き、エサの手前に板があり、それを踏むと網の入り口が閉まる仕掛けのものです。
ヤツは相当、暴れたらしく、網でおでこを擦ってしまったようで、擦り剥けていました。
アライグマは一見可愛いのですが、夜行性のうえ、大人になると、どう猛で貪欲、爪も牙も鋭く、人には懐きにくいと言う、ペットには不向きな動物です。
罠に掛かって観念している姿を見ていると、可哀想に思うのですが、ココで放してしまうと、元も子もないし、被害が広がる一方なので、早速、業者さんに連絡しました。
お昼前に引き取りに来てくれると言う事でしたが、着て頂いた時には、既に、アライグマ1匹とタイワンリス1匹を引き取った後でした。
最近になって、横浜市の害獣指定に新たにタイワンリスとハクビシンも加わったようです。
鎌倉市では野生化したタイワンリスの増殖が問題になっておりますが、横浜市と鎌倉市は隣り合っているので、横浜市にも移住してきたんでしょう…。
ココで、「あれ?!日本にも昔からリスいたじゃん!」って思った方、日本古来のリスはシマリスです。シマリスは全身は赤茶色で背中の縞模様がキュートな小柄なリスで、性格は温厚。更に冬眠します。ですが、タイワンリスは全身がこげ茶色で模様は無しで、シマリスよりも大柄です。性格もどう猛で貪欲。冬眠しません。その名の通り、中国・台湾からの外来種です。
シマリスとタイワンリスが同居する森林では、シマリスが冬眠開けに食するエサも、タイワンリスが冬のうちに食べつくしてしまうので、どうしてもシマリスの生活範囲が縮小されていき、最後には絶滅してしまいます><;
ちなみに、ハクビシンも日本にはいませんでした。外来種です。
大陸系の動物は天敵が多い事もあり、その進化の過程で、大柄の体格と、どう猛で貪欲な性格になっていったのでしょう。侘び寂が無いと言うか、ずうずうしいと言うか・・・人間にも当てはまる気がしますが、最近の日本人も大陸系な性格の方が多いですよね…^^;
さて、ウチで捕まったアライグマですが、メスでみごもっていた様です。
出産後でなくて良かったです。メスと言う事は…増加防止に一役買えました。
命の事を考えると気の毒な気もしますが、本当に悪いのは、営利主義で生態系も考えずに海外の生き物を輸入してくる業者と、それを野放しにしている政府と、命に対して無責任で、飼えなくなったからと言って、生態系の事も考えずに、自分の手を汚すのがイヤだから…死を目にしたくないから…と言う理由で、後始末も考えずに、モノを捨てるかのように簡単に野に放す飼い主です。
何も言えない動植物(昆虫も含め)はいつも、人間の犠牲になる。
こんな事を考えると、ホントに人間がイヤになります・・・。
デパートで海外産のカブトムシを買ってもらったソコの君!
飼えなくなるなら、最初から、買ってもらうな!!
絶対に生きて野に放すなよ!!!
逃げてしまっても、死に物狂いで探し出し、飼えないのであれば、自分でトドメをさしてやれ!!!!
それが、命に対しての責任だ!!!!!
もし、逃げたのを、そのまま放置してしまったら、日本のカブトムシが絶滅する日が一段と早くなると、思え!
自分の子どもにも森や林で昆虫採集をさせたかったら、肝に銘じる事だってばよぉ!
と、いつも通り、オジサン的な忠告でブログは終わるのであった・・・。
この前友達の一人が捨て猫を見つけたそうですが、飼えないので、泣く泣く過ぎ去ったらしいです。
まだ子猫だったのに‥子どもが産まれて、飼えなくなって捨てたのかも‥
無責任な飼い主の増加は、残念で仕方ありません。
この意見には大いに賛成なのですよ!
自分で始末の出来ないものは買わない・・・これがルールです(=n=
本当にためになりますです☆
ε-(´∀`*)ホッ
アライグマがそんなに獰猛とは知らなかったYO!
ためになったね~。ためになったよ~。
飼ったからには最後まで責任持たなきゃ
カブトムシって・・・デパートで買う・・・(←スルーして><;)
そうか、カブトムシもそうですよね。
デパートなどで売ってますが、たぶん買う人たちもそこまで考えてはないですよね。
っていう私もですが・・・^^;勉強になりました!