普通救命講習Ⅰを受けてきました
- カテゴリ:日記
- 2013/06/09 22:27:03
消防署なんかで行われている救命講習を受けてきました。
ちなみに、こういうのを受けるのは初めて。
やったのは、心肺蘇生法の手順。
流れとしては、
倒れている人を発見
↓
周囲の安全を確認&確保
↓
大声で肩を叩きつつ、意識の有無の確認
↓
意識がなければ119番と、AEDがあれば持ってくるよう近くにいる人に指示
↓
呼吸の確認。なければ心肺蘇生を実施
↓
30回胸骨圧迫&人工呼吸2回を繰り返す。
↓
AEDが到着すれば、AEDを用意して実施
↓
その後すぐに胸骨圧迫と人工呼吸
あとはAED→心肺蘇生の繰り返し。
(AEDは2分ごとに実施。これは音声で教えてくれます)
とにかく心臓を正常に動かすのが第一だそうです。
なので、胸骨圧迫で肋骨折れようが責任問われないし死なないので続けるのが大事と言われました。
以前は、胸骨圧迫は15回で1セットだったらしいんですが、多い方が効果があるらしいので30回になったらしいです。
こんな感じで、何年かに一回救命方法が変わるので、講習も数年に一回は受けて欲しいと言われました。
とりあえず、AEDってどんなもんなのか知りたかったので受けたんですが、音声で教えてくれるので便利といえば便利ですね。
目の前に意識があるんだかないんだかの人が倒れている時に、悠長に聞いてる心の余裕があるかどうかは置いといて。
AEDは電気ショックなので当然ですが、体が濡れてたらダメなんですよ。
体が濡れていたらちゃんと吹いてと言われたんですが、そう言えばプールとかで使う場合はどうするんでしょうね・・・・・・・・・・聞けばよかった。
あと、日本人はあまりないですが、胸毛とか体毛が濃いとこれまた駄目なので、剃刀だったか脱毛テープとかもセットで入っているらしいです。
それ以外だと、ペースメーカーとかがある場合は、それを避けて電極パッドを貼らないとダメとか。
あとは胸骨圧迫。ようは心臓マッサージが地味に大変でした。
こう、両手を重ねて垂直に相手の胸というか肋骨の中央辺りを押すんですが、これが結構大変で、しかも続ける事が大事なので、人に指示したり説明する時も休んじゃいけないんですよ。
隊員の人が到着しても、代わってもらえるまでは状況の説明をしないといけないんですが、頭が真っ白なので結構支離滅裂な説明をしてきた気がします・・・・・・・
30回1セットというのも、段々疲れて何回やってるのか分からなくなるし、声を出して数えた方が良いんでしょうが、疲れて声なんか出ませんからね。
家に帰って、なんとなく手首が痛いなぁ・・・・と思ったら、両手を重ねて胸骨圧迫した時、下にしていた方の手首が内出血を起こしてました。
どうも、上に置いていた親指の下辺りの手首の骨で圧迫して、打ち身みたいな状況になったみたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・もし私が一人で救急車来るまでこんな事したら、手首が疲労骨折する自信があります。
人工呼吸は呼吸の再開を確認しながらするんですが、とにかく心拍の再開が第一なので、嫌ならやらなくても良いやみたいな感じでした。
あとは個人的に聞きたかった、頭を打っている人を動かしていいのかというのも、危険な場所だったり、すぐに心肺蘇生が必要な場合であれば動かして良いと言われました。
とまぁ、たった2,3時間で一日分のスタミナが吹っ飛ぶくらい疲れましたが良い経験でした。
今回講習を受けて地味に楽しかったのが、休憩時間の時に消防車や救急車の中を見せてもらったり、説明をしてもらえた事。
救急車って、ドラマで見ると広く見えますが、実際は結構狭いんですね。
しゅうさん
ちゃんと受けた事があるなんて偉いですね!
私なんて、自動車学校以来でした。
いざという時に見物人にならない為に受けましたが、うっかり加害者というかとどめ刺をさないようにしたいですよね・・・・
よいちさん
結構皆さん受けているんですね。
申し込んだ時は私だけで、かろうじて当日他にも男性が一人いたので助かりましたが・・・・・
危うく、マンツーマン指導になる所でした。
私もまた折を見て講習を受けたいと思います。
日赤でも同じようなことやってるらしいね。
「普通救命講習修了証」というカードをいただきました
心マは結構大変です…男でも疲れます
仕事柄、危険な場面に直面することが多々あるのですが
この技術を使わなくて済むのが一番
でも、いざとなった時には覚えておいたほうがいいですよね
2、3年のうちに定期的に受けたほうがいいとのことなので
時間を作って行きたいと思います