Nicotto Town


企業秘密の日常


あの日、あの時。その1

まずは木曜日。
この日は遅くまで文化祭で使うものの編集を同じグループの子と2人でしてました。
厳密にいうと前のグループが長引いて6時半前くらいにスタートした感じです。
それまでは生徒会のお手伝いで延々と風船膨らませてモールつけて…としてました。

夜8時。私の所属する科の職員室にいるのは私ともう1人の子と担任の先生の3人。
「おうちの人心配するから電話したほうがいいんじゃない?」
「え、…でも今日携帯持ってきてないですし、たぶん親も文化祭の準備ってわかってると思うので…」
「でも、さあ、やっぱり心配するから。職員室の電話使っていいから」
ということで電話しました。
「2人とも8時半には帰れよ」
「はーい」
そして8時25分。
「やっぱり2人とも送っていこうか?」
「いや、大丈夫です。私家近いですし。自転車だし」
「○○は?(私の名前)」
「私も自転車で25分あればつくので大丈夫です」
そして8時半くらいに編集が終わり、教室に鞄を取りに行きました。
時計を見れは8時35分。
「私、こんなに遅くまで学校いたの初めてだ」
「お腹すいたね」
そして自転車小屋まで行こうとすると、生徒会室に電気がついているのに気付き、
「行ってみよう」
と2人で行ってみると
生徒会の人と、クラスの男子が1人、いて大量の風船が転がっていました。
そして校門の時計を見ると8時40分くらい。
自転車に乗り家に着いたのが9時過ぎ。
ところが自宅にて。
両親とも車がない。
「あ、お父さんまだ仕事かな?でもお母さんは??」
と思い、家に入り、妹に、
「お父さんとお母さんは?」
「ばあちゃんち。ばあちゃんが亡くなったって」
「え、ばあちゃんってどこの?」
「●●(地名)の」
「え、でも、なんで???。てかまじ?」
「うん。なんかお風呂場で」

ご飯食べとけ。ということだったらしく、食べようと思ったけど
あんなにお腹すいてたのに、食欲出ず、半分残しました。
いつもは絶対ごはん残さないんだけどね。

夜。
「もう寝とけ」
と上の妹の携帯に電話がありましたが
眠れるはずもなく
いろいろと心配に。
明日学校いける?土曜日の文化祭は??
「文化祭、うちのクラスのだけでいいから(出番早いし)出たい。3年生だから最後だし。ばあちゃんには申し訳ないけど」
と電話しました。

そして「もしかしたら文化祭いけないかも」
と文化祭のグループで臨時に作ったグループにラインして

妹たちも眠れなかったみたいで1時くらいまで起きてましたがさすがに小6の妹は寝て、高1の妹も寝て。

そして。
1時20分くらい母親帰宅。
ばあちゃんの死因は「心筋梗塞による溺死」


時間さかのぼって8時過ぎ(私が学校から電話した直後)だったらしい。
親戚の人から
「朝から連絡がつかない」
と電話があり、母が父に
「ちょっと見てきて」(ばあちゃんちは家から車で5分)
めんどくせえな。という感じで見に行ったらしいです。
そしたらお風呂に沈んでいるばあちゃんを見つけ、
警察よんで。。。。
だったらしいです。
車で1時間40分くらいのところに住んでいる父の弟(私の叔父)一家も呼ばれ。

「明日学校行っていいよ。(家にいても邪魔になるだけだから)文化祭もあんたのクラスのとこだけ出ていいよ」
その旨を「深夜にすみません」
とグループラインして…。

結局3時過ぎまで眠れませんでした。
そして翌朝6時に目が覚めたので3時間寝てません。

朝、ばあちゃんちにいって顔見てから学校に向かいました。
学校は文化祭予行。でしたが
朝補習だけはしっかりありました!!(文系数学)
担任の先生には
「あの(前略)というわけで、明日の文化祭クラスの分が終わったら帰っていいですか?」
「本当…。わかった。」
と承諾を得ました。
文化祭予行は、うちのクラスの使用制限時間は17分。
まだ演技の途中なのに
「時間です」
と打ち切られました…
そしてグダグダのまま予行が終わり
明日朝練しましょう。
で解散.

親に迎え来てもらおうと学校の外で待っていると、同じ学校に通う妹の友達に
「似てる」
とさんざん言われたので妹は私と異様なほど距離を置いて迎えを待っていました。




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