5月に読んだ本
- カテゴリ:日記
- 2013/06/05 07:59:07
2013年5月に読んだ本の数は8冊でした。
■日本冒険〈第1巻〉異界の旅へ 著者:梅原 猛
古代日本のルーツであるアイヌと沖縄の伝承ほか興味深く読了。
■排出権商人 著者:黒木 亮
排出権ビジネスは最近とりあげられる事が少ないが、排出権ビジネスの仕組みがよくわかる本。
■摘出―つくられた癌 著者:霧村 悠康
医療ミスを対策するどころか出世競争に利用する。どの分野でも足を引っ張るのはNo.2。
■山下奉文―昭和の悲劇 著者:福田 和也
高級軍人は官僚とかわらない。一部の例外を除いて大局を見ることができなかったことが旧軍の高級軍人の特徴である。人間味のある将軍であったことは確かなのだが。
■あげくの果て 著者:曽根 圭介
高齢者問題をシニカルに表現しているだけではなく、人間のある側面を見事に表現している。
■新装版 雲の階段(上・下) 著者:渡辺 淳一
春の連続TVドラマとして放送していて結末が気になって読了。かなり昔に書かれた小説なのに面白く読みました。流され続けるニセ医者の主人公・・・医者としてのスキルは得たのだから、流されずにすみそうなものだが。
■都市と都市 (ハヤカワ文庫SF) 著者:チャイナ・ミエヴィル
分類はSFだが、警察小説として読んだ気分。ハードボイルドミステリー。