ドラマ【刑事110キロ】【潜入探偵トカゲ】
- カテゴリ:テレビ
- 2013/05/24 22:19:13
【あらすじ】出勤途中の錦織は、ビルの屋上に女子高生が立っているのを発見。三上晶というその女子高生は、慌てる錦織に「今からある場所に行ってほしい」と頼み、「そこで何かが起きる。行ってくれたら飛び降りるのをやめる」と持ちかける。連絡を受けた花沢と木内が急いで晶の指定した場所に向かうと、そこはホームレスたちが暮らす一帯だった。近所の交番警官に聞いたところ、先週、女子高生から「ホームレスが高校生にいたずらされている」と通報があったが、窃盗事件の捜査に翻弄され、対処できなかったという。 【あらすじ】名門小学校への合格者を多数出している私立幼稚園に娘を通わせる母親が、毒入りのコーヒーを飲んで死亡する事件が発生した。被害者の工藤綾香は、セレブ志向のお受験グループに属していたが、警察の捜査でママ友とのトラブルを抱えていた事が判明。そこで、トカゲが臨時教諭として幼稚園に潜入捜査することに。一方、トカゲが関わった2年前の事件を追う寺島は、岸森からクモの捜査に集中してほしいと命じられる。クモとは、裏社会から権力者まで、あらゆる情報網を持つ男だが、その実態は謎に包まれていた。
【感想】京都府警の捜一、何やってんだw こういう事件こそ、所轄が扱う事件だろうに…。唯一捜一が扱うべき事件は、おっさんの射撃未遂事件くらいですかね。しかしそれすらも未遂ですし、警護を行うとなるとまた捜一の仕事ではないような気がします。ま、でもそれはドラマだし行きがかり上ってこともあるでしょうからよしとして、今回は小さな事件が頻発し、それが全部どこかでつながっているところが、目新しくて面白かったですね。自殺しようとしている少女、高校生によるホームレス襲撃事件、覚醒剤の売人グループの暗躍、そのグループから覚醒剤を盗んで逃げた少年、シャブ中の花屋の女、老人の指輪盗難事件(ただしこれは自作自演)、ライフル射撃事件、などなど。それが1日のうちに置き、その日のうちにほぼ解決するという。冒頭、花沢が江戸の市中を走らされている夢がありましたが、あの夢のようにずっとあちこち走り回るような日になってしまったというわけですね。こういうライトな感覚で見れるストーリーもたまには気分転換になっていいなと思いました。ただ、いただけなかったのは、自分の言うことを聞いてほしいからと、自殺しようとしていた少女。皆を騒がせたと錦織から平手打ちされましたが、その後友達のためにがんばったとか、勇気があるとか誉められたりとか、屋上で上を向いて歩こうを歌っている動画を見た人が、心を打たれて彼女を応援にきたりとか、感動的な話に持っていこうとしていましたが、どうがんばっても彼女の行動が、勇気ある行動というポジティブなものに思えず、薄ら寒い思いをしてしまいました。集まってきた人たちは、一体彼女に何を頑張れと言ってたんだ? ライフルを持っていたおっさんは、彼女の動画を見て泣いていましたが、はっきり言ってあの動画は心を動かせるようなものではありませんでしたね…。大体人を射殺しようとしたのを見つかって逃げている人間が、何故そんな動画を見たし。余裕ありすぎだろう。というわけで、ストーリー展開は面白かったのですが、最初のきっかけと終わりに出てきた女子高生の話が薄ら寒かったので、感動はしませんでしたね。まったく。確かに、自殺でもしなければ、未成年の言うことなんて、警察はなかなか聞いてくれないかもしれませんが、もっと別のやり方もあったんじゃないかと思いました。命を無駄にしようとしては、だめだよね。ちなみにこの少女は、キバで隣の女子中学生役を演じた小池里奈ですが、今年で20歳だけどまだまだ中学生でも通じそうですねw この話での少女が薄ら寒い存在だったのは、脚本のせいであり、あくまでも彼女のせいではないと、言っておきましょう。
【感想】やっぱり想像通り、今までで一番似合わないw 翔太は青い空や輝く汗はもちろん、子供とも相性悪いですよね…。ご本人はどうか知りませんよ? だけどあまり子供が好きじゃない感じがするんですよね。まあ大体プレイボーイと子供って相性悪いですよね。さて今回は、私が大嫌いな世界。いや、子供はいいんですよ。だけどああいう自分は上流階級、今風に言うと勝ち組の人間だと思っている人妻や、上昇志向が強くて子供への期待が異様に高い母親とか、苦手ですねぇ…。元々私は普通の女性とはあまり気が合わない方で、女性がたくさんいるところだと、かなり浮いた存在になってしまうのですが、こういうのは特に嫌いですね。もしそういう方が見ていたら申し訳ないですが、そういう人はこんなところ普通見てないよねw ママ友とか、お互いを子供の名前をつけて呼ぶ(○○ちゃんママとか)世界もちょっと遠慮したいです。名字でええやんて思いますね。しかもママ友って、特に趣味や気が合う仲間ではなく、単に子供が一緒のところに通っているだけの仲なので、果たして仲良くする必要あるの?て思うんですよね。こんなことを言うと、コミュ障だと思われるかもしれませんがw でも実際趣味も気も合わない人と話すのって、苦痛じゃないですか? 苦痛を避けたい、ただそれだけなんですよね。まぁ、今回のように、ママ友の中心にいる人が目指す学校の経営者の親戚とかだったら、仕方なく仲良くするしかないのかもしれませんが、学校とか公立でええやんて思う人ですからね、私。まぁ、そんなこんなで見ていてわりとストレスの多いストーリーでした。今回はトカゲの能力もイマイチ役に立ちませんでしたし。正直潜入するほどの事件じゃなかったように思います。ママ友って結局薄っぺらい付き合いなことが多いので、ちょっとイケメンの刑事がパフェでも奢っておだてたら、すぐに自分の知ってること全部ペラペラしゃべりそうなイメージw いや、本当に仲のいいママ友もいるかもしれませんが、ドラマに出てきたママ友はそんな感じだったし。しかし、自分の子供のお受験のため、殺人までしてしまうママがいるとは、思いたくないなぁ。だってバレたら自分もろとも子供の人生までダメになってしまうじゃないですか。殺人犯の子供というレッテルを、世間から貼られてしまうわけですから…。