Nicotto Town



「こち亀」に観る

「こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)」のドラマが始まりました。
連載マンガが実写版のドラマになると、たいていキャラクターや声が、思っていたのとギャプができてしまう。

しかし、このドラマは実写版でも案外違和感がないと思う。

両津勘吉(カトリシンゴ)は、マンガのオーバーアクションまでも結構表現されていたと思うし、中川(ハヤミモコミチ)も背高くスラッとしている面では適っている。
とくにレイコ(カリナ)は、両ちゃんをたしなめるところなんかなかなかよい。

(余談:個人的趣味でも レイコ は 好きなタイプである)

実は僕はもともと下町の人間なので、ひいき目にみている傾向はかなりある、

僕は江戸っ子ではないが(三代続いていないと江戸っ子とはいえない)、幼少の頃から下町に暮らしていた。

子供の頃は、下町はあまり好きでなかった。

ドラマに出てくるように・・下町の人間は

「短気であるがゆえ、早とちりする・・わからなくなると人のせいにする・・でも人情深い・・・人にだまされやすい・・」

のイメージがある。

あまり「頭のいい人間たち」とは言えない・・・と思っていたからだ。

でも、最近なぜか下町題材のTVがあるとちょっといい気持ちになる。

私の住んでいた処では、祭りになると盛大に神輿を担ぐ。

今の時代に、ハッピをきて、ワラジを履いて、中にはふんどし一丁で鉢巻して・・・神輿を担ぐ・・・この時は、道路は交通止め、警官は警備にあたる。

その中を、神輿を高だかと掲げ、通過する下町の人たちをみると、なにげに感動を覚える。

いままで意識はしていなかったが、僕の中には知らず知らずのうちに下町の心が入りこんでいたのだと思う。

今も、下町の人間は、表面上はあまり頭がよくないという印象があることはかわらないが、

本当の下町の人間は、頭がよくっても、それを表面に出さないである
・・・・・・それが「粋(いき)ってぇもん」なんだと・・・・・・

(とくに下町の方、もし不適切なところがありましたら、ゴメンナサイ)




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