最後まで切れない赤い糸～第二部～ #3
- カテゴリ：自作小説
- 2013/05/17 20:05:28
主な登場人物
・新井椿…真二と亜美の娘。顔立ちが真二と似て凛々しく、整っている。現在16歳。
・横山陽菜…横山と亜美香の娘。亜美香に似て美人。現役アイドル。現在16歳。
・宮城湊…猟牙の息子。顔が異常なくらい整っており、大人気。現在16歳。
・立花林檎…莉子の娘。林檎と可愛らしい名前で有名。美人。現在16歳。
・桜木淳平…イケメン＆人気キャラで少しチャラい。椿の元カレ。現在16歳。
第三章 『唐突な言葉』
「俺の好きな人がお前だったら...どうする...?」
「へっ....?///」
私は手を握られたまま赤面し、１ｍたりとも動けない──。
どうしよう、どうしよう、どう言えばいい?なんて言えばいいの...?
「バーカ、真剣に固まってんじゃねーつの!!」
「えっ....」
「お前は俺の元カノだろ?なんとも思ってねーよ」
「だっ、だよねぇ～....」
淳平は私の手をパッと放して改めて話し始めた──.....
「俺...どうすればいいのかなぁ...」
「うん...、とりあえず別れて欲しいって説得すれば?」
「っ....、やっぱそれしかねぇーよなぁー」
「うん、じゃ、そろそろ出ようよ」
「うん」
私達は鞄を片手に、店を後にした──。
入ってからまだそんなに時間はたっていないため、まだ明るい。
「あ、まだ14:00か...」
そう呟くと、淳平はニコッと笑って──....
「じゃあさっ、どっか行こうぜ!!」
「えっ?どっかって...?」
「どっかはどっか!!付き合ってた頃よくてきとーに言ってたじゃん!!」
「う、うん...まあ、そうだけどさぁ...」
「ほらっ、行くぞー!!!」
淳平は私の腕をつかんでがむしゃらに走っていった──.....。
その背中は付き合ってた頃とまったく変わらない優しくて大きな背中...。
思いっきり抱きついたあの頃が懐かしいなぁ...。
ヴー、ヴー、ヴー.....
「「ん.....?」」
二人の声はハモり、同時に自分のスマホを確認した。
鳴ったほうは───......
「ゲッ........」
淳平のほうだったみたいだ。ゲッソリとした顔をしながらスマホを眺めている。
あぁ、噂の「林檎ちゃん」からかな....?
「出なよ」
「やだよ」
本当に即答だった──。淳平はどんだけ林檎ちゃんが嫌いなんだ。
「いいから出なって!!」
「嫌だって!!」
「出なきゃずっとこのままだよ!?」
「っ..........!」
淳平は何かに気づいたような表情を浮かべ、本当にゆっくりゆっくり手を伸ばして──
「そ、そそそそそ、そうだなぁ.....」
と、言って［出る］のボタンを押した──。
「も、もしもし?」
『あっ、淳平っ!!やっと繋がったぁ...』
「わりぃ、わりぃ、今ちょっと遊んでたからさぁー...」
『ねえ、今からどっか行かない?』
「いや、わりぃけどもう遊んでるんだよなぁ...」
『彼女と友達どっちとるの?』
「.......悪いけど、友達」
ブチッ.....。ツー、ツー、ツー....
「ちょっ、そんな切り方はないでしょ!?」
今の話はすべてスピーカー設定のおかげで聞こえていた。
林檎ちゃんに対する淳平の態度があまりにも冷たくてビックリした。
「最低!!林檎ちゃんがかわいそうだよっ!!」
「うるさいなぁっ!!お前には関係ないだろっ...!?」
その時の淳平の顔は今まで見たことのないような怖い顔だった...。
驚いた...、淳平ってこんな顔するんだ....。
「ご、ごめん...口出ししちゃって....」
「あっ...、ごっ、ごめん...、こんな言い方するつもりはなかったんだ。」
「う、ううん、ごめん...」
…なんだか気まずい空気になった。
ど、どうしよ、なんか言わなきゃいけいないのにっ──....
「……」
「……」
お互い無口になり、何も話さなくなった....。
「もう帰ろうか...」
「うん」
お互い気まずいまま帰り道をトボトボと歩いていく....。
そんな街頭が照らす薄明るい一本道で──....
「なぁ、話があるんだけど....」
「なっ、何っ...?」
いきなり話されて驚いた私は肩をビクつかせた。
淳平はまっすぐ私を見つめて──.....
「好きだ」
ただ一言...、そう言った。
「えっ....?」
真っ暗になった夜空の下....、私達二人を照らす月はどう思っているのだろう...?
私の今固まってる体を見て淳平は何を思ってるのだろう...?
さっきの「お前は元カノ」の言葉はなんだったの....?
※実話ではありません（続く）
Re:Re:こんにちゎ（。・・。）
本文
>
こんにちゎーーーっ★☆
Yuuiだょ（はあと）
久々に、まわってまぁす♪
最近、tennis で忙しくて、
全然やらなかったー☆ゎら
きゃわたん♡な貴方に、「すてぷ」
くれまーす（♡・・♡）
でゎ、また遊ぼうね(´ー`)/~~
nicotto x Yuuui x aicha