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シン・ドラマ汁


ドラマ【ガリレオ】【刑事110キロ】

ガレリオ
フジテレビ 月曜夜9時~

【あらすじ】美砂湯川に、ある殺人未遂事件の捜査協力を求める。被害に遭ったのは、磯谷若菜という女性。自宅に侵入した何者かにハンマーで頭を殴られた彼女は、一命は取り留めたものの、生死の境をさまよっていた。第一発見者は、若菜の夫でビジネスコンサルタントの知宏と、彼の部下の山下。事件は、知宏が講演中に起きたものだった。長野に住む若菜の双子の妹・春菜が、東京に住む姉の危険を察知し、知宏に電話で助けを求めたのだと言う。

【感想】頭に思い描いたイメージを映像化できる装置、あったらいいなぁw もしこんなのできたら画家や漫画家は廃業っすね…。てか、ちょっと前までは、画材一式揃えないと、絵も漫画もデザインもできなかったのに、今やパソコンさえあれば誰でも描けてしまう時代。とはいえ、まだ絵を描く才能は必要ですが、そのうち才能すらいらなくなって、頭でイメージしたものが映像化できてしまう時代も来ないとは限りません。映像化どころか、今では3Dプリンタなるものがありますからね。立体化まで可能なんですよね。個人用の3Dプリンタが10万くらいと、もう手が届く範囲まできちゃってますからね。残念ながらイメージを映像化する装置は湯川のはったりでしたが、最近これに似たようなものを見たことがあるなぁと思ったら、悪夢ちゃんに出てきた夢を映像化する獏という装置。まぁそれだけなんですけど。さて、今回の事件は、ほぼ頭から犯人がわかっている、いわゆる倒叙形式でしたね。夫婦役の桐谷健太と桐谷美玲は偶然なのか意図的なのか、同じ名字という珍しい取り合わせ。夫がヤクザっぽい男を雇い、妻を殺そうとしたという、あまり意外性のない事件でしたが、単純なだけに証拠をつかむのが難しい事件でした。しかし珍しく被害者の家族に湯川が同情し、真犯人を焦らすために実験のデモンストレーションを決行。いつも科学的なことにしか興味がなく、事件の内容にノータッチの湯川としては、非常に珍しいですよね。やはり双子が美人姉妹だったからでしょうかw 桐谷美玲は美人というより可愛いという感じですけどね。結局湯川は、真犯人が用意した、実行犯が含まれていない関係者の写真を妹に見せる実験で、双子の間にテレパシーはないという結論に達しましたが、あそこに実行犯の写真が入っていたら、違う結果が出ていたかもしれないとは考えなかったんでしょうかね。私はテレパシーが存在しないという結論は尚早だと思います。今回の実験ではテレパシーは確認できなかったものの、双子の間には現代の科学ではまだ解明できない絆がある、そう考えた方がいいように思います。例えば、小動物が大きな地震や津波を察知して、安全なところに避難するとか、沈む船からはネズミがいなくなるとか、昔から言われていますが、人間は大脳を発達させ、五感から得た情報から理論的に状況を判断し行動を決定するようになるとともに、そういった五感を超越した、いわゆる第六感を、失ってしまったのではないかと私は考えています。そういった失われた能力をごくたまに持って生まれた人間が存在し、それが超能力と呼ばれるようになったのではないかと。双子のシンクロニシティにしても、恐らく彼らがもし双子ではなく、1人しか生まれてこなければ、あんな不思議な能力は持っていなかったものと思われます。同じ遺伝子を持つ特殊な関係だからこそ、他人との間では感じ取れないくらいの微弱な脳波を、感じ取ることができるのではないでしょうか。美砂が湯川に次々と双子を紹介するところは面白かったですが、あれは本当のことなんでしょうかね?w どうやってあんな双子を探して連れてきたのかw あと、実行犯を逮捕する時、あんなにたくさんの捜査員を配置できないと思うのですがw せいぜい2~3人、よくて4~5人まででしょう。まぁ映像的な迫力を狙ったんでしょうけどねw


 
刑事110キロ
テレビ朝日 木曜夜8時~

【あらすじ】京都市内で若い女性ばかりを狙った暴行殺人事件が連続発生、最初の事件から2カ月が経過しても犯人の手がかりすらつかむことができない京都府警への批判が高まっていた。京都府警初の女性捜査一課長である錦織玲子は、人気ニュースキャスターの三田村薫から番組で厳しく非難されてしまう。そんな中、また同一犯による暴行殺人事件が発生。現場に残された足跡から犯人が着用しているスニーカーの種類が判明したものの、玲子は上層部から1日も早く事件を解決しないとクビだと言い渡されてしまった。

【感想】涼介パパがーっ! そういやオーズで大人気だったのに、あれ以降テレビに出るのは秀ばっかりで、涼介は全然見ないっすね…。映画にはちょっと出てたみたいですけど。ま、それはいいとして、出てきてすぐ殺されてちょっとびびりました。今回は珍しく、最後まで事件の全容が見えなかったのですが、なるほど、三浦演じる河原は、偶然犯行を目撃していたのか…。それじゃあ彼の周囲を捜査しても、怪しい人物が浮かんでこないのは無理もないですね。花沢が、出てこない河原の携帯電話を、鑑識にも頼れず2人で探していたところ、交番勤務時代の知り合いが次から次へとやってきて、協力したところは面白かったですが、あれ、河川敷にあったからいいようなものの、川の中にあったらやばかったですよねw データは全部見れなくなってるだろうし、ひょっとしたら川下の方に流されちゃってたかもしれない。つーか、紛失して3日くらいまでなら電池も残ってるだろうから、GPSで位置特定できそうなものですけどね。まぁ鑑識にパイプないから仕方ないのか。あと、花沢が三田村薫に犯人の情報をリークしたのも、うまくいったからいいようなものの、下手すると始末書じゃすまないですよね。たまたま犯人が外食中で、周囲の客が取り押さえましたが、もし自宅にいたとしたら、次から外出する時にあの特徴的なスニーカーは使わない、てか捨てるかもしれないし、顔だってあまり見えないよう帽子をかぶったりして外出するようになるかもしれませんしね。早期解決しなきゃならないからって、あまりに軽率だと思うけどな~。それと、三田村の番組で、花沢が下着ドロの常習犯に捜査の協力を依頼していたことをスクープして批判してましたが、常習犯とはいえ、今はお勤めを果たしてお天道様の下を歩いているわけだから、前科者だけど一般市民と変わりはないわけですよ。警察が一般市民に協力を願うのは当たり前のことじゃないですか? 何かあったらこちらに情報を…とかよくやってますし(ドラマでだけどw)。それを、飲み屋で酔っ払いから聞いただけの情報を真に受けて、警察批判とか、いくらマスゴミとはいえありえないでしょw 要するに酔っ払いのたわ言だものw まぁこの段は、三田村のヘイトを煽る意図があったのは理解できますがねw ちなみにこのドラマ、そう面白くはないと思うのですが、何故か私の父には好評ですw このくらい単純な方が理解できるそうです。さすが高齢者向け枠だな…。

アバター
2013/05/17 22:52
犯人がどんな風に追い詰められていくかが楽しめるのが、倒叙形式の醍醐味ですね。
美砂は出番多かったですが、今回はイマイチ面白いシーンが少なかったかな~
アバター
2013/05/17 02:56
ガレリオ
今回は、犯人はわかっていたものの・・・心理的に追い詰めていく過程が面白かったですね。先週はほとんど活躍しなかった美砂も、今週は出番が多く、湯川と美砂のやりとりも楽しめましたね。



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