Nicotto Town



最初で最後・・・!?


父は 自由気ままな人だった

どんな事にも臆することなく 誰とでも すぐに親しくなる

年頃だった私は よく ヒヤヒヤしたし 恥ずかしいと 離れて歩いたりもした

そんな 父が 祖母が亡くなった後 連れて行ってくれたのが フレンチレストランだった

一見 古びたその 建物から それほど 期待もせずに 中に入ると

いかにもシェフ・・・という長い帽子の方が挨拶に見え 何やら話していたので知り合いの様だった

穏やかな 品のあるシェフの笑顔で なんだかホッとしたのを覚えている

母は 仕事だからと あっけなく いなくなったので 父と夫の3人で食事することになった

それが 老舗のフレンチレストランだとは だいぶ 後に知った

そんな ところで 食事することは それまでなかったので

前菜から びっくり するような おいしさに 夫と顔を見合わせた

なぜか メインよりも 前菜と 最後のメロンがとびっきり美味しかったことが記憶に残っている

いまだに あの時の 繊細な味を超えるものを 口にしたことはないけれど

それは それで 父とのいい思い出として 残っている

はちゃめちゃな父なのに いいことばかりを 思い出す

なんだか 会いたくなっちゃったな・・・


 


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2013/05/05 11:22
思い出のお店でのちゃんこ鍋♪ お母さんも嬉しいお祝いで☆いいですね~
でも 「心臓が止まりそうに・・・」ってそれは それは 大変危険なところでしたね 
日常でびっくりした時に使っても 実際は自分の体に 起こることとは なかなか想像できないものですね
ブログを書いた後 よく 考えたら  夫さんがフレンチレストランに連れていってくれたことはないな~って  (^^ゞ
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2013/05/05 08:12
昨日はカミサンのお母さんの誕生日だったので,私とカミサンと娘でお祝いに行き,
高級フレンチレストラン…ではないのですが,ちゃんこ鍋の店で食事しました。

最初にその店に行ったのは10年以上前で,その時はカミサンのお父さんも生きていて一緒でした。

去年心臓が止まりそうになって死にかけたお義母さんですが,今年も一緒に食事できてよかった。




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