巨大なお好み焼「まきつぼ」のお好み焼そば肉玉W
- カテゴリ:グルメ
- 2013/04/29 17:14:02
広島は庚午(「こうご」と読む)って所にUFOのような大きさのお好み焼(UFOにもアダムスキー型とか葉巻型とかあるけどそこは深く考えないように)を食べさせる店ってささやきにまんまと乗って行ってしまった。
場所は庚午三差路の交差点の一本北の筋、分かりにくかったらぐるぐる歩いて探してクレイ、たいした距離じゃない。
・まきつぼ:お好み焼そば肉玉ダブル650円
なんや、肉玉ダブルで650円なんて普通やん、と言うなかれ。
見てびっくり食べてびっくりの超ボリュームなのである。
着いたのは12時ちょい過ぎくらいか、丁度お客さんが出たのですっと入れた、しかし鉄板の前が空いてるからって勝手に座ったら怒られるねんどー。
ここは一番優先順位が高い席、なので入って右手にテーブルがあるのでそこが空いてればそこに座る、分からんかったら玄関の扉閉めてぼーっと立っとれ!(怒ってどうする)
要はお客さんに鉄板で食べるか皿で食べるか聞くので、鉄板と答えた客が鉄板席に案内される。
つまりは鉄板席はこの店の聖地なのである、ホントにうかつに座っちゃいかんよー、ワタシみたいに怒られるで~~~(座ったんか~~~い)。
まぁ、とにかく近所の持ち帰りのお客さんも多くてひたすら焼きまくってる。
見たところ、おばあちゃんとお母ちゃん2人で焼いてたか。
なんせでかいのでそうそう枚数焼けないし、結構蒸しに時間取ってるので焼き時間は20分ほどかかる。
待ってる間は少年マンガ雑誌でも読んでるがヨロシ。
ワタシはじっくり見さしてもらおか、焼きを、ふっふっふ(我ながらウザい客やと思うわ)。
まずはそんなに固くない生地を丸く伸ばすんだが、この土台がまずはでかい、直径25cmはありそうや。
そこに魚粉にキャベツなんだが、これがまた信じられんくらいにこれでもかと入れる。
その上にもやしを一袋分くらい入れて天かす載せて豚バラスライス、そんでそのゆるい生地をてっぺんにとろーりまわしかける。
この段階でワタシはUFOじゃなくて、これはカーリングのストーンだろうとびびった。
いや、これは要塞だよ、攻略大変や。
しかしこのでかいストーンをよくも上手にひっくり返すことよ、これが30年やってる玄人の業やな(いや実は何年か知らんけど)。
ここで生地がキャベツを蓋した形になってるのでこれから蒸し焼きになる、10分近く蒸しますな。
そんでここまで時間をかけて初めてへらでぎゅうぎゅうに押す、ワタシは押して欲しくないんだけどそういう店なのでそれもまた良し。
あ、途中蒸し麺なんだが袋から出され鉄板に置かれてる、別に油差す訳でもなく味付ける訳でもなく放置。
5分くらいで麺はほぐされて円形に整形され、生地を乗っけられ、ここでもおりゃっと押される。
するとストーンであった要塞が大きなフリスビーになる、確かにUFOと錯覚する人が出てもおかしくはない(いや、おかしいだろ)。
さぁ、仕上げだ、卵を1個割って丸く伸ばして生地をスライドして載っける、そいでひっくり返して卵の面にソースを塗ってアオサをかけて最後にコショウとガーリックのパウダーを振って完成。
素晴らしいのは化学調味料の類は一切使ってないってことかな、普通の店は塩・コショウと見せかけて実のところ味塩コショウをぼんぼん振りかけてますので。
これだけでは大きさは全く伝わらんが、ワタシはビビった、だからそれが全てじゃ。
しかしこのでかさは瞠目に値する。
では食べてみる、ちなみにソースはオタフクやカープではなく珍しくミツワの激辛がある。
はぐっと、おおおおお、熱い熱い熱い、長時間蒸されてたキャベツが幾層にも重なってるのでそれが口の中でほどけて拡がりやけどしそうなくらい。
ソース味なのはもちろんやけど、このキャベツの甘さはやはり鉄板で長時間蒸し焼きにすることで糖度が上がるということなのであろう。
豚バラもカリッと焼けて天かすの油と一緒に生地と相まって美味しい。
へらで切っては食べ切っては食べ、するんだが一向に減る気配がない、凄い。
一味唐辛子ぶっかけて激辛ソースかけてワタシ好みにカスタマイズして食べ進む。
しかしつくづく関西のお好み焼とは全く違う食べ物やで、関西は粉モンと言うだけあってふんわり生地を楽しむ、こっちはキャベツともやしとそばをガッツリ食べる、似て異なる。
そのそばなんだがワタシは生麺が好きで蒸し麺は…と思ってたが、ここまで時間を掛けて焼くのと、キャベツの甘みや旨味を麺が吸い込むのか、結局の所パリッと焼けてるんだが生麺と遜色ないと思った。
だって生麺でも全く使い切れてない不味い店もあるしな、それにこの値段でなら蒸し麺で当然、よくぞここまで美味く仕上げたと感心。
ちゅーことで焼きに20分、食べに20分、待ちに15分は掛かるおよそ1時間コースで行く店。
お好み焼の一番シンプルなそば・うどんのシングルで500円、それでもおそらくキャベツのボリュームは同様にあるのであろう。
そばなしのただのお好み焼なら430円や、もはやこういう店は大阪の下町でも見かけなくなってる、そこはお好み王国広島、まだまだ健在なのである。
特に焼いてる途中のキャベツの量見たら、お好み焼きは生地ではなくてキャベツともやしやと痛感する。
モダン焼きとも全く違うしね、同じお好み焼きでも似て異なるもんだす。
430円のお好み焼きでもキャベツ多いと思うよ。
ちなみにワタシの食べたダブルは4人で食べて丁度ええかと思いましたわ。
激辛ソースにもよるけど、ミツワの激辛はそこそこ辛いかな。
でも関西人はオリバーのどろソースが一番なんやけどね。
とにかく広島の巨大メーカーの甘いソースはワタシは苦手ですな。
あんた、偽関西人、いや広島人だね!!!
まぁ、怒るってより諭すって感じか。
一見さんに怒っても仕方ないしね。
「庚午」は出なくても「勇午」は出るんじゃないの、そのアホアホ日本語変換。
二郎系食べたことない人に言われる筋合いはないが、ぎゅうぎゅう押してるのでほど遠いでしょう。
moeしゃんは二郎よりサブちゃんでしょ~~~~~!!!!!
かなりぼりゅーみーだけど、それで一人前なの?
私はそばなしが好きなので、430円のただのお好みを食べてみたい~
一味はかけるけど、激辛ソースはかけたことがないです。
激辛ソースっておいしいの?
白ご飯下さいっ!!!!!!!!!!!!
どういう風に怒られたの?????
(゜∀゜).∵∴・ブハッ
基本、私は怒る店には行きたくないのよね~~~
ちなみに~~~
私のパソコンは変換できないアホパソコンなのでぇ~~~
「コウゴ」と打って変換しても「庚午」とは出て来ん!!!!!!!!!!!!
「交互」しか出て来ん!!!!!!!!!!!!!!!
マジでっ!!!!!!!!!!!!
(゜∀゜).∵∴・ブハッ
もやしとキャベツそんなに入れるっていうことは~~~
いわゆる二郎系ってやつですかぁぁぁ????????????????
ホント広島のお好み焼は粉モンじゃなくてキャベツともやしを食べるもんだって痛感させられるよ。
しかしうかつに座ると叱られる、知らんっちゅーねん!!!
広島風ってただでさえキャベツ多いですよね
そのボリュームで650円ですかぁ
でも怒られるのイヤだなあ(^_^;)