食の歴史は保存の歴史
- カテゴリ:30代以上
- 2013/04/09 06:09:56
『縄文人の方が弥生人よりもいろいろなモノを食べてたらしいねぇ』
『へ~それって ”縄文時代の方が食生活が豊かだった”ってことっ
スか?』
『いやいや あくまでも ”バリエーションが豊富だった”ってことであ
ってさ つまりね・・・』昨日のジオと国防くんの会話でございます☆
『縄文時代と弥生時代の食生活を比較すると まず米って存在があ
るわけじゃん? 穀類ってのは保存性が他の食物に比べて格段に
優れてるからねぇ 量さえ確保できれば通年食べられるわけさ』
『そうっスね 果物や肉はそうは行かないっスもんね しかもある時
期しか採れなかったり 何日も獲物に巡り会えなかったりするっス
から 不安定っスよね』
『うん だから主に狩猟・採集生活だった縄文人は 季節季節で
手に入るモノはなんでも食べないと生きて行けなかったわけさ』
『あ~なるほど それで ”バリエーションが豊富”ってことなんスね』
『でも いくら米が優れた主食でもそれだけでは生きて行けないわけ
でさ 米のメシに合う ”おかず”にあれこれと工夫が必要になるわ
けだ その工夫の歴史が ”保存食の歴史”なわけよ^^』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%9D%E5%AD%98%E9%A3%9F
『長く保存するために乾燥させたり塩漬けにしたりするわけっスね』
『他にも酢漬けだの砂糖漬けだの 燻製なんてのも乾燥の一種だろ
うねぇ』
『あと 醗酵ってのも保存食の一種っスよね?』
『うん しかも醗酵ってのは保存性の向上だけじゃなくて 味も大きく
変わるだろ? そこが醗酵の奥深いところだよねぇ^^ しかも・・・』
とまあ 話はこの後も長々と続いたのですが キリがないのでこの
辺で止めておこうと想いますw
やっぱり「食にまつわるお話」ってヤツは楽しいですね(^ー^*)フフ♪
”人類にとって【穀物】を主たる栄養源にできたことが今の繁栄の元である”
という言い方があるそうな
”硬い殻に覆われている穀類は人間以外の生き物にとっては食料になりにくい上に
大量栽培に向いた性質がある”からだそうです
(確かに米なんて食するに過熱が必要な上に 一粒の種もみから何十倍も収穫できますからね)
お米バンザイ! 大賛成です(^-^;
しかもそのお米を食べるという習慣が脈々と続いてるのって
考えたら何か不思議な感じさえしますねえ・・・。