ꗇ:イラクが目指すバビロン復興
- カテゴリ:勉強
- 2013/04/05 22:42:19
(CNN) 巨大城壁や空中庭園の伝説で知られ、
世界7不思議に数えられるメソポタミアの古代都市バビロン。
イラク政府は遺跡観光を再開し、
いずれ世界中から観光客を呼び込みたい意向だが、
遺跡の発掘や修復はほとんど進んでいない。
約4000年前に築かれたバビロンは、人類最古級の文明が栄え、
記述や文学の発祥の地になったと言われている。
首都バグダッドからは約85キロ、車で約2時間の距離にある。
イラク政府は数年前から観光客の受け入れを再開したが、
まだ訪れる人はごくわずかだ。
今のバビロンに古代の繁栄の面影はない。
かつてのサダム・フセイン政権下で「発掘」や「修復」作業が行われたが、
それが遺跡にダメージを与えたと考古学者はいう。
地元の考古学者によれば、1980年代前半に行われた大がかりな
再生プロジェクトで、当時のフセイン大統領は、
宮殿の遺跡の上にレプリカの宮殿を建設する作業に着手。
レンガには「サダムによって建設」などの文字を刻ませた。
湾岸戦争後はさらに、自分のための宮殿を遺跡の上に建造させたという。
http://www.cnn.co.jp/travel/35030471.html?tag=top;topStories