徒然なるままに
- カテゴリ:日記
- 2013/03/23 13:11:24
とりとめのない話になります。
80代のおばあちゃんK崎さんに
買って頂いたお洋服を届けに行きました。
K崎さんのお宅は兼業農家だったのですが
老後は家庭だ食べる程度を作られてます。
納品に行くとたいがいは畑におられて
持って帰ってくれるか〜?っと言って下さいます。
本日ありがたく頂戴したのはほうれん草一抱えと
水菜を両手いっぱい(*^_^*)
掃除もせんとゴメンな〜(^^ゞ
っと言って下さった野菜はスーパーで見るそれとは全く違います。
ほうれん草はひょろひょろで長さも太さも不揃い。
水菜にいたってはスーパーのものの4,5倍の太さで
葉牡丹のようにさえ見えます。
もちろん土だらけで葉と葉の間には枯れた葉が
濡れてへばりついています。
洗っていると雑草も混じっているし
行儀よく並んだ綺麗なスーパーの野菜と違い
調理するまでにたくさんの手間がかかります。
でもこうして1本1本を掃除していると
野菜が植物だな〜って実感します。
袋に入ったり綺麗に束ねられた野菜は
野菜であって植物の色は薄れて思えます。
手間をかけて出来上がったおひたしの青さを見ながら
育てられたK崎さんを思いました。
野菜を育てる、魚を捕る。
家を建てる、木を育てる。
なんて生産的な仕事でしょうね。
文明がどうにかなっちゃった時
最後の勝者はきっとこんな方々なんだろうな・・・
別に自分の仕事をどうかとは思いませんが
災害時にうちで売ってるものなんて全く無用だな・・・
ましてクリックひとつで
目に見えない権利だとか版権だとかを
普通の市民が一生働いても手にできない金額で
目に見えないマネーとして移動させてる方々・・・
時代には必要な重要なお仕事なんでしょうが
老いた身体いっぱに春の日差しをあびて
野菜を育てておられるK崎にただ眩しさを感じました。
無かったのですけど、田舎に暮らすと、自分の食べる分は自分で作る
人がけっこう多いことに驚きます。
もちろん、不揃いだったり、同じ時期に同じ頂き物が重なるんですけど
自然って、それが当たり前なんですよね^^
自分も自分の食べる分くらい、作れる生活をしてみたいけど、転勤族では
そんなことも出来ず・・・いつかは、というあこがれです。
生きることに根ざした仕事は、とっても大切なことですけど、それ以外の
お仕事も、無いと社会が立ちゆかないから、やっぱり大切だと思いますよ^^
あれで懲りればいいんですが、どーしてもパン焼きたくなったりしチュー食べたくなったりしておんなじこと何か月かに1回毎度毎度懲りずに繰り返してるんですよね…。
病気ではないので多少なら平気なんですが、許容量が自分でも良くわからなくて…困ったもんです。
日本では商品見本のような食べ物が普通に商品棚に並んでいますが、ドイツでは葉野菜に雑草が紛れ込んでるなんて当たり前だし、卵も糞とか羽とか付いてるので洗ってから使うのが普通です。泥や幼虫が付いてる野菜を市場で買って来ることも少なくないですし、大体が量り売りなので自分にとってできるだけ無駄のないものを選ぶ習慣も付きました。
なので、今回のブログ読んで、ドイツ来て
「食べ物って不揃いで当然なんだなぁ」
と当たり前のことにびっくりしたのを思い出しました…まるであほの子ですよね…。
ばば様も可愛い孫ちゃんに
美味しい〜❤って言ってもらえるのが何よりの喜びですね。
でもポンちゃんのババ様って60代かもね。
田んぼも畑も大変だもんね。
家庭菜園ならともかくなまじっかな覚悟じゃ出来ないよね。
爆弾持ってないけどできアタシャないわぁ(-_-;)
そんな感じで野菜を育てています。
家に持って帰ると虫とかついてたり
しおれているのとか雑草がついてたり
するけど美味しいんだな~これが・・・・。
じじは病に倒れ亡くなったけどばばが
引き続き野菜作ってます。
畑を耕して生活したいと考えていたけれど
こんな爆弾持ってちゃ なんにもできないなぁ
・・・・と寝てるのに疲れて起きてきましたwwwww