桜舞う頃
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/03/22 19:39:51
寒い、寒い冬を二人で乗り越えて
今年で 7年め。
寒い冬の後には、桜の花があたり一面舞い続け・・・
その、時期はほんのわずかだけど・・・
あなたと、二人で観た桜は・・・4回・・・
なぜか、そういう事は忘れない。
そうだよね、どちらかといえばあなたはそういうのあまり好きではなかったから・・・
でも、私はその桜の花にいつも心をおどらせていた。
いつか、本当に二人の間に桜舞う時が来ることを・・・
「花見は好きじゃない」
本当に頑固なあなた。
今年は、早々もう桜・・・咲いちゃったよ。
私たちの間には、いつ桜の花が舞うの?
それとも、舞う事無く散ってしまうのかな?
そんな、不安をいだきつつ今日までと言う時を過ごしてきた。
少しは、心に余裕を持てばいいのに・・・
ほんの少しでもいいから・・・鎧を捨てて・・・
だって・・・あなたが一番好きな私のスーツは、まさに桜色・・・
春、満開のスーツじゃない・・・
私がそのスーツを着ていると、とてもうれしそうに笑ってくれるじゃない。
桜舞う頃・・・あなたと二人で・・・これからの事・・・語ろうよ。
お互いの、気持ちを今一度確かめるためにも・・・
今一度、お互いの気持ちを確かめたいですね。
コメントありがとうございます。