好きだった授業
- カテゴリ:学校
- 2013/03/15 23:21:24
好きだった先生ではなくて、好きだった授業についての話ですね(゜∀。)
中学、高校時代って、毎年進級する度に、どの授業をどの先生が受け持って
くれるのか、ドッキドキだったりしましたよね。
苦手科目の授業の場合などは特に(;´▽`A``
数学が苦手だったのですが、わたしは毎学年一学期だけは、不思議とそこそこ
の成績が取れていても、二学期、三学期となるにつれて徐々に授業について
いけなくなってきて、最終的にどうしようもない成績になっていってしまうのでした。
苦手意識を持たないように、持たないようにと新学期の度に気合でリフレッシュ
しようとするも、いったんわからない箇所が出てきてしまうと、誰にどんなふうに
何回教わっても理解できなくなってしまうという困った事態に陥ってしまいました。
それでも、数学の面白さのようなものは薄々とは感じられているわけで、苦手
ではあっても理解できない部分だけが嫌いという意識だったのだと思います。
印象に残っているのは、中1のときの数学の先生で、授業も画期的な面白さで
した。
わたしたちの中学では、先生の名前を苗字の一部と名前の一部を取ってあだ名
のような省略した呼び方をするのが生徒たちの間の習わしのようになっていて、
例えば「キムタク」というような感じで呼んだりしていました。
もちろん、キムタクのようなカッコイイ先生は滅多にいませんでしたがww
中1のときの数学の先生も「サキケン」と呼ばれていて、結婚前には「サトケン」
だったそうですが、わたしたちと出会った頃には「サキケン」と呼ばれていました。
当時20代半ばを過ぎた男性の先生でした。
サキケン方式の数学の公式という、先生が独自に考え出した数式で教わり、
連立方程式がまるでパズルを解くように誰でも簡単に解けてしまったり、説明
の仕方も楽しくて、数学は苦手でもサキケンの授業は楽しいと思っていた生徒
たちも多かったようでした。
ほかのクラスよりも授業が進んでしまっているときなどは、授業時間に独身時代
の夏休みにバックパッカーで出かけたヨーロッパ各地のスライドなどを見せて
くれたり、世界各国のトイレットペーパーやトイレ事情など、中1の生徒たちが
喜ぶような下ネタ系ポイントで日本との違いなどの話をしてくれたり。
それはそれはとっても楽しい授業でした。
家で母に話したら、ずいぶん立派な先生だと感激してくれて、市の教育委員会
にまで電話して褒めてくれたそうで、驚いてしまいましたが(‘‘。)ゞ
古き良き時代の昔話です。
生徒側から選ぶ余地がないというのは確かにキツイですね。
先生の仕事をしている友人、知人から言わせると、いまはいわゆる
モンスター族の親御さんたちもやたらと多くて先生側もまた大変なのだとか。
私の場合、小学校2年生のときの担任の先生とだけは相性が悪くて、
自分が悪くないときでも先生の勘違いでみんなの前で叱られたり、
すぐに感情をむき出しにしてくる20代の女性の先生だったんです。
しょっちゅう欠勤していて、そのうちに結婚したと思ったら、子供が
できたのでと退職してしまい、2年生の1年間をキチンと受け持つこと
なく去っていった先生でした。
正直、退職してくれてどんなにうれしかったことか。。。(‘‘。)ゞ
いい先生ですね(≧∇≦)
先生によって
学校生活ばかりか
人生も変わっちゃうというほどに
影響力が大きいのに
生徒側からは
ほぼ選ぶ余地がないっていうのは
大問題という気もします