Nicotto Town


肉球で書いてます


成長しない部分



通っていた高校の制服によく似ています。



わたしが入学した年から制服が変わったので、
学校案内を作り変えなくてはならないとかで
ある日のHR終わりに呼ばれて残されて写真撮られて
次年度からの学校案内の顔となりました。

2年生になって、廊下を歩いていると「学校案内の人」と
1年生に指をさされるようになり、その時初めて
下級生は一人残らず自分の顔を知っている(見たことがある)ことに気付き
色々面倒なので売店には人の少ない時間を選んで行くようになりました。

いつも売れ残りしか買えなかったけど、山ほど自販機があったので
特に不便も感じず。

運良く(?)教室は校舎の離れのようなところで他のクラスとは離れていたので
特別な用がない限り、よその教室の前を通ることはありませんでした。

目立たないように、人目につかないように、と思っていたかもしれない。

そばにいる気の合う数人と仲良くできたら
たくさんの割とどうでもいい知り合いは欲しくなかったんだとも思う。



考えてみると、ここでの過ごし方もあの頃とあまり変わってません。

人は年をとっても根っこの部分はどうしても変わらないですね。




卒業後、数年たって飲みに行ったあるお店で、
「○○高校の×組にいましたよね?」とイケメンのバーテンから言われました。

驚きながら聞いてみると、高校の一つ下にいたそうな。

わたしあなたのこと全然知らない。
というより、下級生なんて一人残らず知らない。
こんなとこでなんのためにそんなこと言いだすのよ、飲みにくいわ・・・

少し酔った頭で考えたのを覚えています。


見られていないようで見られてるもんです。


外面だけでも善人でいましょう。








Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.