true love #22
- カテゴリ:自作小説
- 2013/03/04 17:09:43
主な登場人物
・森咲莉華…美人で有名なカリスマモデル。真也と付き合う。
・河野真也…学校では王子と呼ばれるほどのイケメン。莉華の彼氏。
・桃宮菜々美…可愛らしい女の子で莉華の親友。スポーツ万能でバッサリ言う。
・村田敦…菜々美と莉華の幼馴染。イケメン。莉華が好き。
第二十二章 『第三人目、イケメン王子登場。』
少しして、敦が復活した。
そして、その翌日─────.....。
「ん....ふわぁ....。」
私は毎度ながら待ち合わせ場所に
向かいながらあくびをしていた.....。
トンッ!!!!!
「莉ぃ~華ぁっ!!!」
「うっわぁぁっ!!!!」
後ろから押された。
振り返ると
「なっ....菜々美....。」
菜々美は爆笑しながら
「ごめんごめんっ....
フラフラしながら歩いてたからぁ~....。」
「笑いすぎでしょー....。」
「だって面白いもん~!!
あっ、バス来たよ。」
私達はバスに乗って学校へ向かった....。
いつもと変わらない景色、いつもと変わらないバスの音....。
だが今日はなぜか....胸騒ぎがするのです。
-学校到着-
「ハハハッ、でさぁ~....
んっ??」
菜々美はピタッと止まった....。
「ん??どうしたの??」
菜々美の視線の向こうには
人ごみがあった....。
「何々...、またなんかしたっけ??私....」
私は重い足を人ごみのほうへ
向けて、歩いていった....。
その人ごみの向こう側で見えたのは
イケメン男子....。
「なんだ、それで騒がれたのか。
なぁ~んだ、ホッとしたわ。」
と、私は一言つぶやいて
人ごみに背を向けて帰っていった....。
すると後ろから....
「あっ、待って。」
と、男子の声が聞こえた....。
振り返るとイケメン男子がいた。
「えっ....。
私に何か用ですか...??」
「うん、もちろん。
俺に見覚えない??」
「............。」
私は顔をよぉ~く見た。
すると....一つの記憶がよみがえった....。
「あぁぁぁぁぁぁあっ!!!!翼君っ!?」
「おおっ、覚えてるじゃん。
嬉しいなぁ~。」
高田翼君(16)
私の小学校の頃の同級生。
すぐに引っ越しちゃったけど....。
私と菜々美と敦とすごく仲良くしてくれた人!!!
敦のいわば親友っぽかった人。
髪は黒色。
頭いい、好きなスポーツはサッカー。
性格はすごくいいし、イケメンっ!!!
身長は....187cm....??くらい...??
「いやぁー、本当にかっこよくなっちゃって~」
「ははっ、そんな事ないよ。」
「あっ、向こうに菜々美いるよ。」
私は菜々美に指を指したそして、
菜々美に手招きをした。
駆け寄ってきた菜々美に
「ねえ、この人誰かわかる??」
菜々美も目を細めながら
よぉ~~~~く見ると.....
「アァァァァァアッ!!!」
「ははっ、菜々美も相変らずだなぁ。」
「敦はまだ来てないんだけどね~」
「あー、いいよいいよ。
どーせ同じクラスだしっ。」
「「同じクラスゥッ!?」」
菜々美とはもった。
「そうそう、同じクラス。
じゃ、そーゆーことだからー。」
翼君はひらひらと手を振って
校舎の中に入っていった....。
私は顔がほころんだ。
「翼君と再会なんて嬉しいっ」
私は両手を合わせて喜んだ。
そして、教室にあがっていくと
案の定同じクラスで、女子にも騒がれた。
しかも隣の席だった....。
翼君は私に向かってVサインをした。
私もそれにVサインを仕返した。
そして、お互い微笑んだ。
今日はすごくいい日だ....。
※実話ではありません(続く)
おぉ...、真也くん...
翼くんと莉華ちゃんの仲に妬きそうですね...
いや、愛の再確認になるかも!?