酷い暴風雪でした
- カテゴリ:日記
- 2013/03/03 16:00:28
2日の朝から始まった暴風雪は、翌3日の午後1時過ぎ
にようやく治まりました。強烈さと言い、継続時間の長さと
言い、ちょっと記憶にないほどの暴風雪になりました。
最大瞬間風速は、稚内で34.1m、札幌で31.7mに達し
まさに台風並みの風が吹きました。
雪は上から下へ降るというよりは、横殴り或いは地表に
積もった雪を舞い上げる地吹雪で下から上に降る(?)
と言った感じです。
当然のことながら交通網は大混乱です。JR北海道では
特急を含む298本が運休、新千歳空港では157便が欠航
しました。これは2日だけの数字ですから、3日の午前中
を含めると更に増えると思います。秋田では新幹線が
脱線するということまで起きましたね。
その他、北見市などで1,800戸が停電など、被害が拡大
しました。
衝撃的なのは、吹雪が直接的な原因で、8人の方が
亡くなったことです。ほとんどが車で出かけて身動きが
出来なくなって亡くなりました。なかでも、中標津という
所で母子4人が、と言うのが一番悲惨でした。雪で立ち
往生した車に雪が吹き溜まり、車が埋まって一酸化中毒
したと言うことらしいです。後で思えば、何故出かけなけ
ればならなかったのか、出かけなければ良かったのに、
という悔いが残るばかりの結果でした。
いくら寒さや雪に慣れていると言っても、想定外のこと
が起こり得ます。亡くなった方々はお気の毒ですが、決
して自然を侮ってはいけない、と言う教訓にしなければ。
ちょっとビックリなのは暴風雪の前と後の累計降雪深
がほとんど変わらなかったことです^^。これは雪の観測
点が風通しの良い所にあるので、降った雪と風で吹き
飛ばされた雪の量がほぼ同じということなのでしょう。
そう言えば近所の家の屋根の雪も、ちょっと減った様
な気がします。
その代り、吹き飛ばされた雪は行き場の無くなった所
では吹き溜まり、降雪量の何倍もの雪が積もります。
先の母子の車も恐らく、吹き溜まりの雪で埋もれて
しまったのでしょう。
今年の冬は、気温の低さも積雪の多さも何十年に
一度というレベルになりました。この冬の嵐を最後に
一直線に春に向かってくれることを願っています^^。
そんな経験もしているのですね。それって東北~北海道での経験なのでしょうか。
本当に、道も何も分かったものではないですよね。
そんなときには出かけなことが一番なのですが、意外なことに、車にスコップ、寝袋、
毛布などを準備していない人が多いのですね。
私は今は自動車は手放しましたが、全部積んでいました。いろいろと「想定外」という
言葉も流行りましたが、想定外かどうかはその人次第。言い訳にはしたくないですよね^^。
車が雪に埋没してしまったことも、2度。夜かと思ったら埋まってて暗かった。ドアも開かないでパニック。
吹雪になったらエンジン切って-30度対応の寝袋にくるまって待つことにしているの。それで助かった。
いやいや、私は 「テニス肘」 と診断されたことはありますが、上腕骨外則上顆炎
とは言われませんでした^^。ひょっとして同じ症状なんでしょうか。
それとは関係ないですが、「頸椎なんたら?」という症状も出たことがあります。
いずれも軽症で、今は何の不自由もありません。
普通に生活していても様々な病気は容赦なく襲ってきます。普段の注意も必要
なのでしょうが、それだけでは防げないことも多いですね・・・。
私には症状すらもわからない病気ばかりですが、さぞお辛いことでしょう。
私はニコタの付き合いは広い方ではありませんが、何人か難病に苦しんで
入り人も知っています。皆さんさりげなくブログやつぶやきを書いていらしゃい
ますが、本当はすごく辛い思いをしているのだろうといつも感じています。
ブログに病気のことを書いても良いのではありませんか^^。病気は肉体的な
辛さばかりではありませんものね。書くことで精神的な辛さがほんの少しでも
小さくなれば良いですね^^。
まあ、人それぞれですから「嫌だっ」と思う人もいるかもしれませんが、それは
それで^^。
温かいコメントありがとうございます。まさか自分がこんなに沢山の病気になるとは思ってもいませんでしたよ^^; 以前は良くブログに病気の事を書いていましたが それが嫌だって思ったのでしょう お友達二人に拒否されてしまい それからは 病気の事はブログにあまり書かない様にしています。なので自分でサークルを立ち上げて 病気と闘ってる方達と色々雑だだんしています。お気に入りに登録させて頂きました。何時でも訪問歓迎しますよ^^
そうですよね、雪で埋まって一酸化炭素中毒なんて普通では考えないですよね。
車が埋まらないまでもちょっとした大雪の時、駐車場に止めてある車のマフラーが
雪に埋まっていることはよくあります。そんな場合は一番先にマフラー付近の除雪を
してからエンジンをかけるのが常識なんです。
でも亡くなった母子は、そこまで考えが及ばず、ヒーターを付けて暖房を優先した
ことが悲劇に繋がったのでしょうね。
南仏でも大雪があるのですね。最近は全地球的に異常気象と言うほかがない、
様々な気象現象が起こっています。いつどんな所で遭遇するかわかりません。
お互い、気を付けましょうね^^。
それに雪が下から上に吹き上げられる猛吹雪なんて、
本当に想像つきません。
南フランスでも先週の火曜は雪だったそうです。
私がついた時は暖かかったので、信じられないのですが
雨や雪が続き、地下駐車上からポンプで水をくみ出しているので
丸2日流れ続けている水を見て、どれだけの量が降ったんだろうと驚きました。
ポンさんも悪天候には、気をつけてくださいね。
今回の暴風雪は今後、ワースト〇〇、という形で今後も引き合いに出される
ような暴風雪です。吹きだまりとかホワイトアウトと言っても、経験していないと
ピンとはこないですよね。おっしゃる通り、どこかの映画の世界のよう・・・という
感じ方はわかります^^。
それとサバイバル、これもその通りなんです。吹雪で動けなくなった車に留まる
か、歩いて脱出するか・・・。車のエンジンを止めて一酸化炭素中毒を避けるか 、
それともヒーターを付けて暖をとるか・・・。
今回のことを受けて、TVでは様々な解説を行っていますが、その場に遭遇した
場合、自分はどのように判断するのか・・・。サバイバルの世界ですね。
暴風雪という言葉は私もあまり聞いた覚えがありません。今年になって
頻繁に使われるようになった気がします。ホワイトアウトと言うのも怖いですよ。
だいぶ前に一度だけですが、車に乗っていてそれに近いような経験をしました。
路肩は一切見えず、前を走る車のかすかに見えるテールランプだけを頼りに
やっと乗り切りました。
雪に慣れている北海道では、吹雪で「凍死」というのは珍しいですよ。家から
ほど近い場所で倒れて凍死した女性もいたようですから、想像を絶するような
吹雪だったのでしょう。
確かに北国の人には雪を侮っている人はいないと思いますが、今回亡くなった
方が多かった地域では、午前中は比較的風が弱かったで出かけてみたものの、
帰宅途中に急激に風雪が強まったために身動きできなくなったという事のようです。
交通網の麻痺に、雪の吹き溜まり、ホワイトアウト。
どこか映画の世界での出来事のようなことが
実際に起こってしまったということがショックです。
雪山での出来事ではなく、街中での出来事というのが
普段の生活からは想像もつかなくて。
それこそサバイバルの世界です。
これからはそういったことも勉強したりしないといけないのかもしれません。
猛烈な地吹雪と吹きだまり、ホワイトアウトこんな単語も頭に叩き込まれました。
私にとっては夏の暑さの方が恐怖、なんて何度も仰ってましたが、
そう言ってもいられない、とんでもない冬でしたね。次の冬が心配・・・
もしや今年の夏も何やら不穏な予感が・・・なんて言っちゃいけませんけど。
亡くなられた方も、結局9人にまで!
思いもよらない一酸化炭素中毒なんて、単純に凍死じゃない原因にも驚きました。
あ、そうか、吹雪や凍結で自動車事故が主、凍死という例も珍しいのですか。
私のように能天気な南国育ちならいざ知らず、厳しい環境に暮らす北国の人々に、
自然を侮っているような者など、そうそう居る訳が無いと思われますが・・・・・
どう用心しても、人知の及ばない未曾有の事態というのも、往々にしてあるもの。
我々神ならぬ身ですから。(_ _|||)
吹雪や凍結で自動車事故を起こして死亡・・・というのはよくあるのですが、
今回のように凍死や雪に閉じ込められて一酸化炭素中毒など、吹雪が直接的
原因で死亡という例はあまり聞いたことがありません。
吹雪の場合は、吹き溜まりと言うのが一番怖いのです。降った雪の量が
20~30cmだとしても吹き溜まりではメートル単位の雪の深さになったりします。
車が雪だまりに突っ込んで動けなくなった場合、短時間ですっぽり埋まるという
こともあるのです。
自然を侮らず、天気予報などを注意してみて自衛を計るしかありません。
不運が重なったのでしょうけれど、本当にお気の毒で残念です。
報道で、○メートルの降雪と聞いているだけだと、
普通に積み上がっていく様子しか、想像していませんでした。
とんでもない降雪量になっている場所があるのですね~
自然の厳しさを感じずにはいられない冬になりました。
春は必ず訪れるのだけれど、今年は特に遠く感じてしまいますね。