Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


true love #2

✿主な登場人物✿
・森咲莉華…この物語の主人公。美人のカリスマモデル。本当の恋がわからない。
・河野真也…まさに学校の王子のイケメン、完璧。莉華と同じ学校。
・桃宮菜々美…莉華の親友で幼馴染。スポーツ万能でバッサリ言う。
・村田敦…莉華と菜々美の幼馴染。イケメンと近所で有名。莉華が好き。

第二章 『これって恋なの…?』

入学式から翌日…。
はじめて本格的に高校生活がスタートする。

リボンつけて!スカート着て!ブレザー着て!

「よっし!完璧!」

今日から始まる私の高校生活・・・・。
スケジュールはハードだけど、絶対絶対誰にも負けないくらい楽しんでやる!

「じゃあ、ママいってきまーす」

「はい、いってらっしゃい」

────────────ガチャッ。

ドアを開けた瞬間差し込むまぶしい光…。
ああ、いい高校生活をすごすためのいいスタートだわ…。

「さっ、待ち合わせ場所に行かなきゃね!」

菜々美は来るの少し遅いから…急がなくてもいいんだけど…ネ。
とかなんとか言ってるうちについたけど…。

「やっぱ来てないっ…か…。」

しょうがない、このベンチで座って待つしか・・・・・

・・・・・・・ん?なんか隣に誰かいる・・・?
なんかこのシャンプーのにおい・・・どっかで・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、コレは・・・・。

「よぉ、森咲莉華。」

「こっ・・・うのっ・・・しんや・・・」

なんでこんなとこで会わなきゃならないんだ・・・。
今日は最悪だ、いいスタートと思ってたのにぃぃぃいい!

「おはよー、莉華ってどうしたのっ!?(汗)」

「えぇ?何がー・・・ってあ、また・・・なってた・・・?」

勢いよく首を縦に振る菜々美・・・。
なんでそこまで私ってオーラ出るのかなぁ・・・?←自覚ナシ。

「オマエらと同じバスなんだなぁー、ハハハハ。」

「はっ…ははははー…。」

「あっ、莉華、まだ敦来てないよ~?」

「あっ、本当だ、敦・・・・」

そういえばメール着てたような…。
ちょっとスマホ見てみるか。

『Eメール 1件』

案の定来てました(てへぺろっ☆)

「えー・・・あ、今日敦、熱で休むってさ~」

「えっ、私にそんな連絡きてないっ…」

「えー?まあ、私にやれば通じると思ったんじゃない?じゃあ行こうか~」

「うっ・・・ん・・・」

・・・・・・・?変な菜々美・・・。
敦から連絡きてなかったのがそんなにいやなの・・・?
いやいや、まさかねー。

「はははー」

「気色悪、何一人で笑ってんの?」

「きっ…きしょく…わるい…?」

今コイツ私に向かって…”きしょくわるい”とおっしゃいました…?

「あっ…アンタねぇっ…!!」

ハッ…そうだ…今はバスの中!
ファンに見られてたらどうすんのよっ!!
(落ち着け落ち着け…)

「まーまー、怒るなって、仲良くしよーや~」

「・・・・・・・・はは、そーだねー(棒読み)」

そうだ、今我慢すればいいだけだしぃ?←(無理矢理)

・・・・ってかさっきから菜々美の様子が・・・。

「菜々美?どうしたの?」

「へっ、えっ?いや、ううん!何もないよ~」

急いでスマホを隠した。
・・・・なんか話しかけちゃいけなかったのかな?

「おーい、着いたぞー。」

「うん、行こう、菜々美。」
 
まあ、そのうち元気になるでしょ!
今は高校生活楽しまなきゃいけないっ!!

-学校到着-

「フゥ~、今日は2年、3年といるねー」

本当人がたくさんだ・・・。
あんま人ごみって好きじゃないんだよねー(ショッピングは別だけどっ☆)

「ねーね、君、1年生ー?」

ん…、何?3・・・年・・・生?

「はい、そうですけど…」

「てかかわいいねー!モデルの莉華ちゃんでしょ~?」

うわ、さっそくウザ男出たー・・・こういうの一番無理。

とりあえず愛想笑いつくっとくか。

「はははー、そうですよー(棒読みPart2)」

「ねーね、いまからゲーセン行くんだけど君もどう?」

「えー、でも授業がっ」

「いいじゃんいいじゃん、ねー?」

イタッ、引っ張られたっ!?
なんじゃこの乱暴男っ!!!!!!
でも今暴れたら・・・ファンがっ・・・ファンをガッカリさせちゃう・・・。

どーしよ、でも腕痛いしっ・・・。

「あのっ、離してください・・・・」

「いいからー」

この男ども…マジで殴ってもいいかなー…。
でももう腕がっ・・・腕痛いっ・・・あぁぁぁああもう!

「いい加減にっ・・・・」
「お兄さん達なにやってんすかー?」

え゙・・・・・・・・

「こっ…河野真也…!?」

「何ー?君この子の何ー?」

「何って・・・・別に・・・」
「彼氏ですよ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァ?
何コイツ普通の顔していってんのーーーーー!?

「ヘェ?彼氏ぃ・・・・?」

ちょっ、待って、なんでもないですなんでもないです!

本当にコイツはっ・・・・

「あのっ、河野真也は関係ないんで、見逃してくれませんかー!?」

あっ・・・・・何言ってんだ・・・私・・・・自爆だー・・・

「森咲・・・・・」

「ふぅん?じゃあ見逃したら一緒に来てくれる?」

「いっ…行きますっ…。」

「オイッ!森咲っ!」

男たちは私の腕を引っ張って門の外を出た。
すると、後ろからすんごい早い足音が・・・・
そして・・・・・・・・・・

ドスッ!!!

「グフェッ!!!」

「えっ・・・!?」

何・・・今・・・後ろから吹っ飛ばされた・・・?

「困りますよ、先輩。オレの女に二度と手ぇ出さないでくださいね?」

「くそっ!」

あ、帰っていった・・・・。
つか、だ・れ・が

「誰がアンタの女ってぇ!?」

「いいじゃん助けたんだから、つかお礼くらい言えよな。」

「ヴッ・・・・・・」

悔しいけど、コイツの言ってることは間違ってない・・・。

・・・・・しかたない。

「しっ…真也君…あ…りがと…。」

「えっ………」

あれっ?今一瞬…今まで見せたことないような顔しなかった…?

ドキッ・・・・・。

ってなんで私ドキッとしてんの!?

「まっ、まあ、気をつけろよ、森咲」

アンタが振り返ったその後ろ姿・・・・・・。
かっこよすぎるでしょ・・・・。

ムカツクけど…。

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

※実話ではありません(続く)

アバター
2013/08/20 11:35
菜々美ちゃんは、敦君が好きなのかな?
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2013/02/27 20:11


んー??
菜々美ちゃん、何があったのでしょう...
まさか、苛めとか...!?
アバター
2013/02/27 20:09


早速、こめんと有難うございました☆
私もどんどん小説見ていきますね〜
アバター
2013/02/26 08:40


はい、読んでいきますね
できれば、私の小説にもコメント書いてくれると嬉しいです。



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