true love #2
- カテゴリ:自作小説
- 2013/02/18 21:53:19
✿主な登場人物✿
・森咲莉華…この物語の主人公。美人のカリスマモデル。本当の恋がわからない。
・河野真也…まさに学校の王子のイケメン、完璧。莉華と同じ学校。
・桃宮菜々美…莉華の親友で幼馴染。スポーツ万能でバッサリ言う。
・村田敦…莉華と菜々美の幼馴染。イケメンと近所で有名。莉華が好き。
第二章 『これって恋なの…?』
入学式から翌日…。
はじめて本格的に高校生活がスタートする。
リボンつけて!スカート着て!ブレザー着て!
「よっし!完璧!」
今日から始まる私の高校生活・・・・。
スケジュールはハードだけど、絶対絶対誰にも負けないくらい楽しんでやる!
「じゃあ、ママいってきまーす」
「はい、いってらっしゃい」
────────────ガチャッ。
ドアを開けた瞬間差し込むまぶしい光…。
ああ、いい高校生活をすごすためのいいスタートだわ…。
「さっ、待ち合わせ場所に行かなきゃね!」
菜々美は来るの少し遅いから…急がなくてもいいんだけど…ネ。
とかなんとか言ってるうちについたけど…。
「やっぱ来てないっ…か…。」
しょうがない、このベンチで座って待つしか・・・・・
・・・・・・・ん?なんか隣に誰かいる・・・?
なんかこのシャンプーのにおい・・・どっかで・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、コレは・・・・。
「よぉ、森咲莉華。」
「こっ・・・うのっ・・・しんや・・・」
なんでこんなとこで会わなきゃならないんだ・・・。
今日は最悪だ、いいスタートと思ってたのにぃぃぃいい!
「おはよー、莉華ってどうしたのっ!?(汗)」
「えぇ?何がー・・・ってあ、また・・・なってた・・・?」
勢いよく首を縦に振る菜々美・・・。
なんでそこまで私ってオーラ出るのかなぁ・・・?←自覚ナシ。
「オマエらと同じバスなんだなぁー、ハハハハ。」
「はっ…ははははー…。」
「あっ、莉華、まだ敦来てないよ~?」
「あっ、本当だ、敦・・・・」
そういえばメール着てたような…。
ちょっとスマホ見てみるか。
『Eメール 1件』
案の定来てました(てへぺろっ☆)
「えー・・・あ、今日敦、熱で休むってさ~」
「えっ、私にそんな連絡きてないっ…」
「えー?まあ、私にやれば通じると思ったんじゃない?じゃあ行こうか~」
「うっ・・・ん・・・」
・・・・・・・?変な菜々美・・・。
敦から連絡きてなかったのがそんなにいやなの・・・?
いやいや、まさかねー。
「はははー」
「気色悪、何一人で笑ってんの?」
「きっ…きしょく…わるい…?」
今コイツ私に向かって…”きしょくわるい”とおっしゃいました…?
「あっ…アンタねぇっ…!!」
ハッ…そうだ…今はバスの中!
ファンに見られてたらどうすんのよっ!!
(落ち着け落ち着け…)
「まーまー、怒るなって、仲良くしよーや~」
「・・・・・・・・はは、そーだねー(棒読み)」
そうだ、今我慢すればいいだけだしぃ?←(無理矢理)
・・・・ってかさっきから菜々美の様子が・・・。
「菜々美?どうしたの?」
「へっ、えっ?いや、ううん!何もないよ~」
急いでスマホを隠した。
・・・・なんか話しかけちゃいけなかったのかな?
「おーい、着いたぞー。」
「うん、行こう、菜々美。」
まあ、そのうち元気になるでしょ!
今は高校生活楽しまなきゃいけないっ!!
-学校到着-
「フゥ~、今日は2年、3年といるねー」
本当人がたくさんだ・・・。
あんま人ごみって好きじゃないんだよねー(ショッピングは別だけどっ☆)
「ねーね、君、1年生ー?」
ん…、何?3・・・年・・・生?
「はい、そうですけど…」
「てかかわいいねー!モデルの莉華ちゃんでしょ~?」
うわ、さっそくウザ男出たー・・・こういうの一番無理。
とりあえず愛想笑いつくっとくか。
「はははー、そうですよー(棒読みPart2)」
「ねーね、いまからゲーセン行くんだけど君もどう?」
「えー、でも授業がっ」
「いいじゃんいいじゃん、ねー?」
イタッ、引っ張られたっ!?
なんじゃこの乱暴男っ!!!!!!
でも今暴れたら・・・ファンがっ・・・ファンをガッカリさせちゃう・・・。
どーしよ、でも腕痛いしっ・・・。
「あのっ、離してください・・・・」
「いいからー」
この男ども…マジで殴ってもいいかなー…。
でももう腕がっ・・・腕痛いっ・・・あぁぁぁああもう!
「いい加減にっ・・・・」
「お兄さん達なにやってんすかー?」
え゙・・・・・・・・
「こっ…河野真也…!?」
「何ー?君この子の何ー?」
「何って・・・・別に・・・」
「彼氏ですよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハァ?
何コイツ普通の顔していってんのーーーーー!?
「ヘェ?彼氏ぃ・・・・?」
ちょっ、待って、なんでもないですなんでもないです!
本当にコイツはっ・・・・
「あのっ、河野真也は関係ないんで、見逃してくれませんかー!?」
あっ・・・・・何言ってんだ・・・私・・・・自爆だー・・・
「森咲・・・・・」
「ふぅん?じゃあ見逃したら一緒に来てくれる?」
「いっ…行きますっ…。」
「オイッ!森咲っ!」
男たちは私の腕を引っ張って門の外を出た。
すると、後ろからすんごい早い足音が・・・・
そして・・・・・・・・・・
ドスッ!!!
「グフェッ!!!」
「えっ・・・!?」
何・・・今・・・後ろから吹っ飛ばされた・・・?
「困りますよ、先輩。オレの女に二度と手ぇ出さないでくださいね?」
「くそっ!」
あ、帰っていった・・・・。
つか、だ・れ・が
「誰がアンタの女ってぇ!?」
「いいじゃん助けたんだから、つかお礼くらい言えよな。」
「ヴッ・・・・・・」
悔しいけど、コイツの言ってることは間違ってない・・・。
・・・・・しかたない。
「しっ…真也君…あ…りがと…。」
「えっ………」
あれっ?今一瞬…今まで見せたことないような顔しなかった…?
ドキッ・・・・・。
ってなんで私ドキッとしてんの!?
「まっ、まあ、気をつけろよ、森咲」
アンタが振り返ったその後ろ姿・・・・・・。
かっこよすぎるでしょ・・・・。
ムカツクけど…。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
※実話ではありません(続く)
んー??
菜々美ちゃん、何があったのでしょう...
まさか、苛めとか...!?
早速、こめんと有難うございました☆
私もどんどん小説見ていきますね〜
はい、読んでいきますね
できれば、私の小説にもコメント書いてくれると嬉しいです。