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シン・ドラマ汁


ドラマ【相棒eleven】【シェアハウスの恋人】

相棒eleven
テレビ朝日 水曜夜9時~

【あらすじ】右京は通りすがりの元教師・岩田という老人に、教え子の吉村と間違われ呼び止められる。岩田は40年前ぶりに開かれた中学校の同窓会の待ち合わせ中で、他にも来ていた教え子たちに、吉村のふりをしてくれと頼まれた右京は、を伴い彼らについて料亭に入った。宴もたけなわとなり、教え子たちが岩田に1つずつプレゼントを渡していく。右京は、その日料亭の玄関に置かれていたという、欠席した吉村のプレゼントを渡すことに。しかし右京はその紙袋の中に爆発物らしき物が入っていることに気づく。

【感想】前半の勢いは大変よろしゅうございました。人違いされたまま見知らぬ人々の中に混じる右京、突然の爆弾騒ぎ、怪しい言動の老教師、欠席した男、何かを言おうとして倒れた男…など、これからどんな謎が待っているのか、ワクテカする展開でした。特に右京を教え子と間違えておきながら、何か言おうとした教え子を制するようなそぶりをする老教師は、こりゃボケてないなと思ったものです。しかし残念ながら、登場人物の心理がしっかり描けていたとは言えませんでした。特に核となる老教師が、何故40年前の罪を告白してきた教え子に、自分も40年前の事故に責任を感じていると言わなかったのかが、よくわかりませんでした。人が死んだ話ですから、どんなに年月が経とうと笑い話になることはありませんが、そこで自分の罪も告白すれば、苦悩を共有することができたはずです。何もまったく関わりのない人にまで罪を告白する必要はないと思いますけどね。事件の構造という点では面白かったのですが、心理描写に多少難ありってとこでしたね。ちなみに今回の本は「棋風」の時と同じ方です。「棋風」では謎解きは直球勝負で、他の場面で見せましたが、今回はその真逆とまではいかないものの、謎解きというか謎の構築を優先したような作りでしたねぇ。しかしこの方の本は、どこかガーッと集中して面白いという特徴があるようですね。真犯人の女は、いつまでたっても結婚してくれない愛人に愛想を尽かして犯行に及んだとのことですが、だったら本人だけ殺せばいいだけで、何も爆弾まで作ることないのにね…。てか、殺すより子供を産んだばかりの妻に自分の存在を見せ付けて、家庭を不幸のどん底に陥れる方が、愛人冥利に尽きるというものですw そんなことしたら逆に殺されかねんかw いつものことですが、近藤正臣に志垣太郎だなんて、ほんとにゲストが渋いw 近藤と志垣って同い年くらいじゃね?と思って調べたら、近藤のが一回り上なんですね(;´Д`) 確かに志垣は水谷と同年代です。もっと年のイメージがあったなw


 
シェアハウスの恋人
日テレ 水曜夜10時~

【あらすじ】ある朝、雪哉の妻・真希が突然シェアハウスに現れた。離婚届けを受け取りに来たと言う真希のサバサバした様子に、心を閉ざしてしまう雪哉は息子のためにも離婚を思いとどまるよう真希を説得するが、逆に真希から雪哉に告白するべきだとけしかけられる。雪哉が立ち直ってくれるなら…と、は玉砕覚悟で思いを伝える決意をする。の決意を聞いた辰平が、雪哉の本音をそれとなく探ると、雪哉はバレンタインを毛嫌いしており、もしに告白されたらシェアハウスを出て行くという答えが返ってくる。

【感想】あれ、今回はわりと面白かったぞ。恋愛ドラマ特有ののドタバタがなかなかよかったです。告白されたら虫唾が走る、家を出て行くという雪哉の言葉に、辰平はなんとか汐に告白を思いとどまらせようとするけれど、本当のことを言うと汐が傷つくから言い出せない。最後の切り札に、なんと自分の思いを告白してしまったところも、そうきたかーと思わせましたね~。登場人物の心情の流れがとても自然なのがよかったのかもしれません。ただ、手紙を忍ばせた本命チョコを何故職場に持って行ったのかがわからないw 家で渡すんだったら、普通家に置いときますよね。ただ結局所長が間違えて受け取ったチョコの手紙も回収できたことだし、あの下りは別にあってもなくてもよかったですよねw 手紙そのものは事前に弟のものとすりかわってたんだし。結局時間が余るから入れられたエピソードなんでしょうねw しかしあの年であんなにチョコ欲しがる男性も珍しいな…。本当にいるのかなあんな人。妻とか娘とかにもらったりしないんでしょうかね。年齢的に青春時代にはまだ今のようにバレンタインが普及してなかった世代ですしね。それとも独身なのかな…。辰平が汐に告白し、それを聞いた雪哉が酷く落ち込んでいたのが印象的でしたね。やっぱり傷つくんだって…。さんざん拒否されてもあきらめなかったのに。汐の方はこれから辰平とどういう付き合い方をしていくんでしょうか。今まで友達だと思っていたからこそ、自然に付き合えたのに、自分に気があることがわかってしまい、しかもそういう経験が初めてなので、どうにも付き合いづらいでしょうね~。しかも同じ家に住んでいるので、顔を合わせないわけにもいかない。雪哉はびっくりするほどチョコをもらっていましたが…まぁ何割かは義理チョコなんでしょうけど、あの年でもイケメンてそんなモテるもんなんでしょうかね。しかもウザい日だと言い切るのも、まさしく「ただしイケメンに限る」ってやつだよな。つうか、初回からこのくらいの勢いがあれば、あまり視聴率落ちなかったろうに…。ようやくスタッフとキャストがこなれてきたってことでしょうか。ちょっと遅いよw

アバター
2013/02/19 13:42
人間が考えるドラマはともかく、
歴史でifは禁物、と言いますからねぇ。
真犯人の彼女ですが、私はどうにも男性が考える
ステレオタイプの愛人に見えて仕方なかったです^^;
覆水盆に返らずという言葉もある通り、
一言で人生を変えてしまうことってありますね…。
あの一言さえ言わなければ、傷つけることはなかったのに、とか、
あの一言がなければ、今の生活はなかった、とか。
人間は言葉に縛られる生き物なんですよね。
なので、言葉=呪いという説もあるくらいです。
アバター
2013/02/18 17:06
もしも…ってストーリーを考えると収集つかなくなりますね ^^;
ひとつのドラマから、いくつか別ものが創れそうです。
外国映画なんてそうやって使われていますよね…

結婚できないハライセに同窓生全員、道連れって発想もすごいけど…
彼女が本性をあらわしたときの目、演技としても結構見事というか
恐かったです^^;

それに対して、お互いかばい合う、先生と生徒たちが印象的です。
先生のために身代わりの吉村を見知らぬ右京さんに頼んだり…


一言、言うか言わないかで人生が変わってしまうことって
現実にもありそうです…






アバター
2013/02/18 15:50
真犯人は、一応不倫相手は政界への進出も目論むセレブな弁護士だし、
もし結婚できれば大した玉の輿ですからね。
そうそう簡単にあきらめるわけにはいかなかったんでしょう。
ただこういった話で、奥さんと離婚して愛人と結婚する男性って、
いなくはないけどかなり稀ですから、冷静になって考えればよかったのにね。
もしも40年前、女性教師が助かっていたら………
同窓会は行われることがなかったでしょうから、爆弾騒ぎはなかったでしょうが、
弁護士と仲居の不倫はないとは言えないので、
やはり殺人事件は起きていたかもしれませんね。
今回の事件が未遂ですんだのは、40年前の事故があったから…かもしれないですw
アバター
2013/02/18 15:04
今回の相棒、ユニークな始まりかたでした~
近藤正臣のちょっとボケた老教師、犯人かと思ったら
フェイント、フェイント…不倫殺人だったのですね…
あれだけ美形なら、他にオトコができそうなのに…
自分の人生無駄にしてるとしか思えないです ^^;

40年前の事件、恋人に自分の気持ちを伝えたくて
二人の記念の花の写真を撮るのに夢中になって崖から転落
してしまうって話だけ聞くととものすごいロマンチックです
もしも助かっていたら…今回の事件はなかったのでしょうか??



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