Nicotto Town


しーちゃん


魔物狩り

街灯も消えたころの夜の街――――

そこに、巫女服を身にまとった一人の少女が現われた・・・・
少女の名前は高崎 ちひろ
中学2年生である

ちひろ:闇の住人の気配がする・・・・・
    相手は2人かな・・・?

だが、その考えは一つの言葉で否定された

?:いや、1人だな

そう言った彼はちひろのパートナー
名前はラムヤ
狼の姿をした妖怪である(体長は170㎝)

ラムヤ:お前はまだまだ修行が足りないな
    このぐらいも察知できないのか?

ちひろ:本当?まだまだ修行が足りないなぁ・・・・
    それは後にして、今は仕事に集中

そう言うと、走り出した
迷うことなく路地を進んでいく
そして、行きついたのは噴水がある広場
そこには・・・・

ラムヤ:居たぞ!
    闇の住人だ!

闇の住人と呼ばれた魔物がこちらを向いた
そして、いきなり鋭い鎌で攻撃を仕掛けてきた!

ちひろ:わっ!
    武器出さなきゃ!

鋭い鎌がちひろを襲ったが、次の瞬間
ガキーン!
鎌はちひろを襲わずに、日本刀とぶつかりあっていた
そして、相手の力が強く、ちひろが後ろに飛びのいた

ちひろ:怖すぎる・・・・!
    何て、強い腕力・・・・!
    こんなの何かとまともに正面からは戦えるわけないよー!

ちひろは巫女服の袖から札を一枚取り出した

ちひろ:えっと・・・・呪文なんだっけ?!

悩んでいるちひろに向かって、鎌が振り下ろされる
日本刀を使う間もなく彼女に迫る鎌!
だが、傷つけることはできなかった

ラムヤ:これだから、お前の臆病な性格には困るんだよなぁ・・・・
    呪文も忘れたのか?
    「魔物呪縛」こんな基本で短いのも覚えられないのか・・・・・

人間の姿になったラムヤが素手で剣を受け止めていた

ちひろ:昨日習ったばかりだし・・・・!
    とにかく、唱えなきゃ!
    「魔物呪縛!」

札を相手に向かって飛ばした
(この術は相手を動けなくさせる術)

ちひろ:これで終わりよ!

そういうなり、日本刀で一刀両断
魔物は霧になり、消滅した・・・
そして、その後地面にへなへなと座り込んだ

ラムヤ:よくやったな
    少なくとも、これでじいさまにはバカにされずに済むぞ
    前回の様に逃げなかったからな

ちひろ:だって、怖いんだもん!
    それに・・・・何か斬っちゃうのが可哀想だよ!

ラムヤ:お前はそれだからダメなんだ!
    もっと、心を鬼にしろ
    そんな甘ったれた事は言ってられないんだぞ

そういうと、ラムヤは狼の姿になり、ちひろを背中に乗せ
家へと帰った・・・・
この二人の仕事を説明するのを忘れていたが
ちひろの家は代々受け継がれてきた魔物狩りを行っている
その家に生まれたものは必ず、闇の住人たちと戦わなければならないのである
そして、パートナーと出会って初めて魔物狩りができる
ちひろは誰にでも優しい性格をしており、魔物を傷つけることを嫌っていた

さぁ、これからどうなるのか・・・・!?

~終わり~

新たに小説を書き始めました
これからも宜しくお願い致します
(題名はアイデアある人協力お願いいたします)











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2013/03/19 21:44
あーら、新しいの書き始めたのーw
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2013/02/12 20:38
面白いで~すう^^
売ってもいいぐらい☆
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2013/02/12 19:33
面白い!!!!!!!

上手いなwww
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2013/02/11 20:27
面白いな。
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2013/02/11 18:42
面白いよ^^
弱々しい子が、今後どうやって活躍していくのか・・・
優しい子の変貌が楽しみかも^^
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2013/02/10 23:22
1話から弱そうだったので次回からしーちゃんが活躍しますw
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2013/02/10 21:10
良い感じのスタートですね(・ω・)b

2話目を楽しみにしています(・ω・)ノ




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