魔物狩り
- カテゴリ:自作小説
- 2013/02/10 18:25:23
街灯も消えたころの夜の街――――
そこに、巫女服を身にまとった一人の少女が現われた・・・・
少女の名前は高崎 ちひろ
中学2年生である
ちひろ:闇の住人の気配がする・・・・・
相手は2人かな・・・?
だが、その考えは一つの言葉で否定された
?:いや、1人だな
そう言った彼はちひろのパートナー
名前はラムヤ
狼の姿をした妖怪である(体長は170㎝)
ラムヤ:お前はまだまだ修行が足りないな
このぐらいも察知できないのか?
ちひろ:本当?まだまだ修行が足りないなぁ・・・・
それは後にして、今は仕事に集中
そう言うと、走り出した
迷うことなく路地を進んでいく
そして、行きついたのは噴水がある広場
そこには・・・・
ラムヤ:居たぞ!
闇の住人だ!
闇の住人と呼ばれた魔物がこちらを向いた
そして、いきなり鋭い鎌で攻撃を仕掛けてきた!
ちひろ:わっ!
武器出さなきゃ!
鋭い鎌がちひろを襲ったが、次の瞬間
ガキーン!
鎌はちひろを襲わずに、日本刀とぶつかりあっていた
そして、相手の力が強く、ちひろが後ろに飛びのいた
ちひろ:怖すぎる・・・・!
何て、強い腕力・・・・!
こんなの何かとまともに正面からは戦えるわけないよー!
ちひろは巫女服の袖から札を一枚取り出した
ちひろ:えっと・・・・呪文なんだっけ?!
悩んでいるちひろに向かって、鎌が振り下ろされる
日本刀を使う間もなく彼女に迫る鎌!
だが、傷つけることはできなかった
ラムヤ:これだから、お前の臆病な性格には困るんだよなぁ・・・・
呪文も忘れたのか?
「魔物呪縛」こんな基本で短いのも覚えられないのか・・・・・
人間の姿になったラムヤが素手で剣を受け止めていた
ちひろ:昨日習ったばかりだし・・・・!
とにかく、唱えなきゃ!
「魔物呪縛!」
札を相手に向かって飛ばした
(この術は相手を動けなくさせる術)
ちひろ:これで終わりよ!
そういうなり、日本刀で一刀両断
魔物は霧になり、消滅した・・・
そして、その後地面にへなへなと座り込んだ
ラムヤ:よくやったな
少なくとも、これでじいさまにはバカにされずに済むぞ
前回の様に逃げなかったからな
ちひろ:だって、怖いんだもん!
それに・・・・何か斬っちゃうのが可哀想だよ!
ラムヤ:お前はそれだからダメなんだ!
もっと、心を鬼にしろ
そんな甘ったれた事は言ってられないんだぞ
そういうと、ラムヤは狼の姿になり、ちひろを背中に乗せ
家へと帰った・・・・
この二人の仕事を説明するのを忘れていたが
ちひろの家は代々受け継がれてきた魔物狩りを行っている
その家に生まれたものは必ず、闇の住人たちと戦わなければならないのである
そして、パートナーと出会って初めて魔物狩りができる
ちひろは誰にでも優しい性格をしており、魔物を傷つけることを嫌っていた
さぁ、これからどうなるのか・・・・!?
~終わり~
新たに小説を書き始めました
これからも宜しくお願い致します
(題名はアイデアある人協力お願いいたします)
売ってもいいぐらい☆
上手いなwww
弱々しい子が、今後どうやって活躍していくのか・・・
優しい子の変貌が楽しみかも^^
2話目を楽しみにしています(・ω・)ノ