【双子記念小説】
- カテゴリ:自作小説
- 2013/02/03 20:01:16
双子はそっくりでした。
産まれたときからずっと一緒でした。
髪が薄茶色で瞳が蒼い方が姉、髪が蒼で瞳が薄茶色の方が妹。
対を成す髪と瞳を持つ双子は、
同じ服を着て、同じ物を好み、互いを愛していました。
————あの日までは。
*
「裏切ったわね姉さん……」
復讐に、憎悪に穢れた血塗れの言葉。
返ってくるのは、
「これも一族繁栄のためよ……」
悦びさえ滲んだ狂喜の言葉。
三日月に嗤った口許から、尖った犬歯がはみだしている。
肌に突き刺さる大粒の雨。
時節轟く雷鳴に、打ちつける容赦ない刃のような雨は、
ぼろぼろに崩れた屋根から入り込み声をかき消そうとした。
妹は震えた。
怒りにか、憎しみにか。
握りしめた拳、手のひらに鋭すぎる長い爪が食い込んで。
「……許さない、一生許さないわ……!」
「許さなければ良い、あなたはここで死ぬのだから」
「ッ私まで消すつもり?!」
「ええ。私の邪魔をするのなら——たとえ血を別けたあなたでさえ、容赦はしない」
悪びれもせず姉は嗤った。笑った。
妹は理解できない。理解しない。
ただ薄茶の目を見開いて、溢れ出る狂気の雫を垂れ流す。
半開きになった口から、喉から、嗚咽に似た吐息が漏れだす。
「————死になさい」
突き刺すように、姉は言った。
まるで世界の審判者であるかのように、宣告する。
氷のような蒼い瞳に、感情は無かった。
「——、く、ふ、ッはは、ッ、あはははははははははははは!!!!」
そして何かが、ぷつん、と切れた。
堰を切ったように響くそれは、悲鳴。
妹は泣いていた。
泣いていたのだ。
笑いながら、その手に握った銀色の鎌を振り翳し、駆け出しながら。
*****
流ちゃん今日はありあとう!楽しかったぜ!!
ブログを書いてもらったお礼に記念小説ですッ
——フ、こんなもんよ。きり爆
なんて世界観があるんですか!!((
素敵ですよ、素敵すぎますよ。真顔ry
なんか糾蝶さんのシリアス系っていうか
西洋系っていうかアリスサークルみたいな小説好きですわ!
見習いたいです←
任せなさいふーははは!!ry
チャペルから憎悪の廃墟へとご案内です★爆
wwwしかし続きません!ww 内容が薄っぺらなのです!w
ねえさあああんww
そして双子からの発展具合にわろた~w
なんか映画の予告編みたいな終わり方だね!!(キャ―ッ
さて、姉の方は大人しく死んできます!