Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


雨がくれた贈り物 #26

✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。主人公
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
・福田 秋…美咲と同じバスケ部。 頼りになる副キャプテン。
・ケミィ・マリー…モデル。 すごく怪しい…。
・山中 咲…美人な竜斗の姉。 竜斗とは雰囲気が違うが、似ている。

・高月 莉那…美人で足が長く、背も170cmを少し超えるくらい。人気読者モデル。

第二十六章 『怪しい影…』

ケミィが転入してきた放課後......

美優と美咲は教室で残っていた。

「莉那さんの次にはBlackのモデルかー…。 なんかすごい事になってきたね。」

と、つぶやく美咲。

それに対し美優は眉間にシワを寄せながら

「確かにモデルがこんなに近くに立て続けにくるなんて…。」

「まあ、考えすぎかもねっ!美優も考え過ぎんなよっ! じゃっ」

「あっ、うん」

美咲は教室から出て行った。

教室には美優一人だけ。

そして、教室のあく音がした.......

-ガラッ-

美優がパッとドアを見るとそこにはケミィがいた。

タッタッタ..... と駆け寄ってきて

「えっ、君が山中美優?」

首をかしげて問いかけてきた。

「そっ…そうだけど…」

「え~!君がぁ!?うっそ~ん!”あの子”が言ってたのと全然違うじゃーん!」

「”あの子”…?」

美優が聞くと、ケミィはバッと両手で口を抑えて

「あ!何もない何もない!じゃあ、仲良くしよーねっ 美優ちゃんっ」

と、片手を差し出した。

「よろしく…」

美優も、片手を出して握手をした。

ケミィはニコッと笑って、教室から出て行った。

「…あの子って誰?」

”あの子”という言葉がどうしても心に引っかかった美優だった…


-講堂にて-

「はい!終わりー!皆、1分だけ休憩っ!」

外周を終え、キャプテン美咲の声が講堂に響きわたる.....

美咲も部室に戻った。 すると、後ろから聞こえてくる速い足音.....

「美咲っ!」

足音の主は秋だった。

「秋、どうかしたの?あっ、もうそろそろ1分だ!皆!試合まで時間ないよ~!」

美咲は秋をスルーして、行ってしまった。

そして、練習開始。

「秋っ、パス!」

「はいっ・・・! ・・・・あっ」-シュッ-

秋はボールを落としてしまった。

「えっ!?」

つい、声を出してしまった美咲。

「はいっ、私が行きますっ!!」

愛はスッとボールを手に取って......

「えいっ!」-パシュッ-

ゴールを決めた。

愛は秋をフォローしたのだ。

「愛!ナイスフォロー! 秋はボーッとしないで!!!明日試合なのよ!?」

「うっ…うんっ…ごめんっ…」

そして、練習再開。

ボールはまた秋のほうへやってきた。

(次こそっ…!)

秋はボールを拾いにいった。

だが・・・・・・・・・・・

「秋さんっ、隙ありすぎっ…」-シュッ-

ボールを後輩に取られた。

「・・・・・・!? 秋が後輩にボールを取られたっ!?」

予想外の美咲は、秋を助けにいく間もなく.......

「エイッ!」-パシュッ-

ゴールを決められてしまった。

この光景を見た美咲は

「タイム!! 秋!来なさいっ!!」

秋を呼び出した。

「・・・・うん」

秋は走って美咲の呼び出しもとへ行った。

「秋っ!どうしちゃったの!?」

「………………………」

秋はずっと黙っていた。

秋はいったいどうしたのだろうか・・・?



※実話ではありません。(続くよ)


アバター
2013/01/17 21:19


見させていただきました‼
マリーさん、莉那さんの知り合いだったりして!?
沢山謎が起こりますね(笑)
読者さん増えたみたいで良かったです↓
アバター
2013/01/16 19:37
突然広場から失礼しますm

今までの読ませていただきました*
どれも、すごい物語で驚きました笑

続き楽しみにしてます(`・ω・´)!

失礼しましたー!
アバター
2013/01/16 15:40
えええ

いろいろとどうしたんですかね!?

続き気になります!!



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