雨がくれた贈り物 #25
- カテゴリ:自作小説
- 2013/01/14 02:24:44
✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。主人公
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
・福田 秋…美咲と同じバスケ部。 頼りになる副キャプテン。
・
・山中 咲…美人な竜斗の姉。 竜斗とは雰囲気が違うが、似ている。
・高月 莉那…美人で足が長く、背も170cmを少し超えるくらい。人気読者モデル。
第二十五章 『新しい敵?味方?それとも・・・』
あの日から翌日がたった。
美優と美咲は学校の教室にいた。
「ねーね、今日転入生来るんでしょっ?楽しみだよね~」
「うん、そうだね~」
-キーンコーンカーンコーン-
「お、鳴った」
-ガラッ-
「皆さん静かにーってあら?いつもうるさいのにやけに静かね~」
ニヤニヤする先生。
「先生、美人ですか?イケメンですか?」
美咲が手を挙げて問う。
その質問に先生はクスクス笑いながら
「さぁ?皆が見てからのお楽しみねっ。 じゃあ、入って~」
-ガラッ-
と開ける音がした瞬間香ってくるライムのような元気な香りと
なびく髪...... ショートカットで、前髪の両サイドをたらしている。
いっけんみると、少し不思議な髪だが、凄く似合っている。
髪も黄緑という、すごく不思議な子なのだ。
「びっ…びじん…」
美咲が固まった。
…いや、クラスの皆が固まっている。
「あらあら、皆しっかりして~?じゃあ、自己紹介お願いねっ」
「ハイ。 えー、イギリスから来ました ケミィ・マリーっていいます。
出身地はイギリス、でも日本語も英語もOKです。
よろしくお願いします」
ペコリとお辞儀をした。
そして、かついでる黒色のリュックサックをあさって
「コレ、私がモデルしてますっ、ぜひ読んでねっ」
パチンっとウインクをした。
その雑誌は”Black”という雑誌。
少し、クール系だが、色んなジャンルも着こなす・・・という雑誌。
そんな雑誌に出てるモデルなのだ。
だが、莉那たちとは別のモデル事務所。
波乱の予感が美優の胸に襲ってきたのだった。
※実話ではありません。

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- ぱち公
- 2013/01/15 16:20
- なんか続き気になります!
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