Nicotto Town


信じる事から、叶うか叶わないか決まる。


雨がくれた贈り物 #23

✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。主人公
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
・福田 秋…美咲と同じバスケ部。 頼りになる副キャプテン。
・城嶋 愛…バスケがヘタクソ。足手まとい。秘密が多い子。
・山中 咲…美人な竜斗の姉。 竜斗とは雰囲気が違うが、似ている。
・高月 莉那…美人で足が長く、背も170cmを少し超えるくらい。人気読者モデル。

第二十三章 『美しい薔薇にはトゲがある』

学校終了後.......

美優と咲が校舎を出ると門の外で待ってる女性。

女性は美優たちを見つけると手をふり始めた。

「美優ちゃ~ん」

正体は莉那だった。

「莉那さんっ!?」

ハモった。

莉那は2人のほうへ小走りで駆け寄ってきて

「待ってたんだ。 2人とも連れて行きたい場所があるの!来てっ」

莉那は2人の手を引っ張って、門の外にあるベンツに乗った。

黒色で、手入れがいきわたっており、凄くピカピカ。

まさしく高級車。

2人は無理矢理この車の中に押し込まれた。

「わわ!!」


-そして、車に揺らされること三十分-

「さっ、皆ついたよー!」

「え・・・・?ここって・・・・?」

2人が見たものは、大きな大きな建物。

「ここは、私専用のスタジオなの。 今日はここでポーズの特訓よ」

と、莉那が言う。

2人は口を開けたまま唖然としている。

「2人にも経験してほしいなって思って…あっ、竜斗君も呼んじゃったのっ」

「エ!?」

「まあ、とりあえず中に入ろうっ。ねっ?」

「えっ、あの」

莉那は2人の背中を押してスタジオへ入れ込んだ。

2人がスタジオを入ると......

「エッ……紫音ちゃん!?やだ!優花梨ちゃんも!?」

「えっ?えっ?誰?」

美優にはわからない名前が次々と出てくる。

「紫音ちゃんと優花梨ちゃん知らないなんて人生の半分損してるよ!?」

いつもと違ってやけになっている美咲。

「そんなカリカリしたら美容に悪いわよ?」

前から聞こえる美声と共に香るスミレの穏やかな香り.....

「つかさー、莉那が紹介したいっていってた子この子たち?」

前に立っているのはギャル系のモデル.....

だが・・・・・・・・・・・・・・・

「どっちがどっち?」

「美優!!!!!」

美咲の目はもう鬼になっていた。

そして、この状況で美優は一つ気付いた。

「あれ?莉那さんは?」

「ああ、そういえば…いない…ねぇ?」

「私、探しに行って来る」

美優は走って、莉那を探しに行った。

そして、探し回ること十分......

莉那は意外な場所にいた。

そこは、スタジオのすぐ裏だった......

なかなか誰も見にこないところだが、そこでなにかコソコソ話が聞こえる。

耳をすましながら、除いてみると..................

「竜斗君、来てくれてありがとう」

「ああ、いいですよ、全然。 姉ちゃんの友達の頼みだし?」

竜斗の声が聞こえた。

「ハァ~…まだ姉の友達って言う存在なのかぁ~…」

気分を落とした声で言う。

「・・・・?それがなにか?」

「う~ん…。竜斗君、私ね…竜斗君がね…」

莉那はいきなり立ち上がり、竜斗にゆっくり抱きついた。

まるでヘビが獲物に巻きつくかのように.......

「は・・・はい・・・」

「竜斗君がほしいの。」

と、つぶやいた。

全て聞いてしまった美優は驚きを隠せず、そこで体を崩してしまった。

「・・・・・・莉那さんが・・・?」

美優がもう一度除くとそこには

2人がキスしている光景が目に入ったのだった。


※実話ではありません(続きます)

アバター
2013/01/12 16:20
うー

複雑ですね......

続き気になります!!
アバター
2013/01/12 15:05



やっぱり、aichaさんの小説は危険なトラブルが仕組まれていましたか(笑)
いやぁー、続き気になりますね‼
でも、美咲ちゃんあの現場に一人で大丈夫なのでしょうか⁇
不安です^^;
アバター
2013/01/10 07:16
いいじゃん!
うわー、続き気になる!!



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