雨がくれた贈り物 #23
- カテゴリ:自作小説
- 2013/01/10 00:05:02
✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。主人公
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
・福田 秋…美咲と同じバスケ部。 頼りになる副キャプテン。
・城嶋 愛…バスケがヘタクソ。足手まとい。秘密が多い子。
・山中 咲…美人な竜斗の姉。 竜斗とは雰囲気が違うが、似ている。
・高月 莉那…美人で足が長く、背も170cmを少し超えるくらい。人気読者モデル。
第二十三章 『美しい薔薇にはトゲがある』
学校終了後.......
美優と咲が校舎を出ると門の外で待ってる女性。
女性は美優たちを見つけると手をふり始めた。
「美優ちゃ~ん」
正体は莉那だった。
「「莉那さんっ!?」」
ハモった。
莉那は2人のほうへ小走りで駆け寄ってきて
「待ってたんだ。 2人とも連れて行きたい場所があるの!来てっ」
莉那は2人の手を引っ張って、門の外にあるベンツに乗った。
黒色で、手入れがいきわたっており、凄くピカピカ。
まさしく高級車。
2人は無理矢理この車の中に押し込まれた。
「「わわ!!」」
-そして、車に揺らされること三十分-
「さっ、皆ついたよー!」
「え・・・・?ここって・・・・?」
2人が見たものは、大きな大きな建物。
「ここは、私専用のスタジオなの。 今日はここでポーズの特訓よ」
と、莉那が言う。
2人は口を開けたまま唖然としている。
「2人にも経験してほしいなって思って…あっ、竜斗君も呼んじゃったのっ」
「エ!?」
「まあ、とりあえず中に入ろうっ。ねっ?」
「えっ、あの」
莉那は2人の背中を押してスタジオへ入れ込んだ。
2人がスタジオを入ると......
「エッ……紫音ちゃん!?やだ!優花梨ちゃんも!?」
「えっ?えっ?誰?」
美優にはわからない名前が次々と出てくる。
「紫音ちゃんと優花梨ちゃん知らないなんて人生の半分損してるよ!?」
いつもと違ってやけになっている美咲。
「そんなカリカリしたら美容に悪いわよ?」
前から聞こえる美声と共に香るスミレの穏やかな香り.....
「つかさー、莉那が紹介したいっていってた子この子たち?」
前に立っているのはギャル系のモデル.....
だが・・・・・・・・・・・・・・・
「どっちがどっち?」
「美優!!!!!」
美咲の目はもう鬼になっていた。
そして、この状況で美優は一つ気付いた。
「あれ?莉那さんは?」
「ああ、そういえば…いない…ねぇ?」
「私、探しに行って来る」
美優は走って、莉那を探しに行った。
そして、探し回ること十分......
莉那は意外な場所にいた。
そこは、スタジオのすぐ裏だった......
なかなか誰も見にこないところだが、そこでなにかコソコソ話が聞こえる。
耳をすましながら、除いてみると..................
「竜斗君、来てくれてありがとう」
「ああ、いいですよ、全然。 姉ちゃんの友達の頼みだし?」
竜斗の声が聞こえた。
「ハァ~…まだ姉の友達って言う存在なのかぁ~…」
気分を落とした声で言う。
「・・・・?それがなにか?」
「う~ん…。竜斗君、私ね…竜斗君がね…」
莉那はいきなり立ち上がり、竜斗にゆっくり抱きついた。
まるでヘビが獲物に巻きつくかのように.......
「は・・・はい・・・」
「竜斗君がほしいの。」
と、つぶやいた。
全て聞いてしまった美優は驚きを隠せず、そこで体を崩してしまった。
「・・・・・・莉那さんが・・・?」
美優がもう一度除くとそこには
2人がキスしている光景が目に入ったのだった。
※実話ではありません(続きます)
複雑ですね......
続き気になります!!
やっぱり、aichaさんの小説は危険なトラブルが仕組まれていましたか(笑)
いやぁー、続き気になりますね‼
でも、美咲ちゃんあの現場に一人で大丈夫なのでしょうか⁇
不安です^^;
うわー、続き気になる!!