雨がくれた贈り物 #20
- カテゴリ:自作小説
- 2013/01/07 12:36:00
✿主な登場人物✿
・山中 美優…心優しく、可愛らしい女の子。身長が小さく150cm。主人公
・山中 竜斗…すごくチャラ男。女遊びが激しい。すごくモテ男。
・北島 美咲…美優の幼稚園からの幼馴染で親友。
・大森 真…竜斗の親友。いつも竜斗といる。
・福田 秋…美咲と同じバスケ部。 頼りになる副キャプテン。
・城嶋 愛…バスケがヘタクソ。足手まとい。秘密が多い子。
・山中 咲…美人な竜斗の姉。 竜斗とは雰囲気が違うが、似ている。
第二十章 『約束と壁』
動物園デートから1日たった朝......
「わー、ヤバイ!遅れる!」
大急ぎで準備した。
「ママ!行ってくるね!」
「あらあら、お弁当忘れてるわよ?今日はめずらしく張り切ってるし・・・」
「そんな事ないって!行ってきます!」
走って待ち合わせ場所へ向かった。
「おーい!美咲ー!」
「おっ、来た来た。じゃあいこかー」
「うん」
2人は学校へ歩いて向かった。
-学校到着-
「あれっ?美優じゃん」
下駄箱で偶然にいた竜斗。
「おはよう」
「おっ、さっそくスマホにつけてるじゃんっ。 俺も待ちうけ・・・」
「あー!待って待って!今出さないで!後で見るから!ねっ?」
「ん?ああ、わかった。 じゃ、後でなぁ~」
「うん~」
教室へ行った。
「美優、そのストラップ竜斗から貰ったの?」
「え?うん、そうなんだ。」
「いつ?」
「え?昨日だけど…」
「え!?昨日!?」
大声で驚いた。
「シー!ちょっ、静かに!」
「…昨日あったの?」
「昨日、動物園でデートして…記念にってもらったの」
「へー、よろしくやってるじゃ~ん」
ひじでツンツンとしてきた。
「みっ…美咲だって真君と付き合ったんじゃないの?」
「でもデートのお誘いはまだないしー…」
少しふてくされながら言う美咲。
「まあ、そのうち来るって。 真君シャイだから~」
「そーなんだよなー。もっとグイグイ来て欲しいのにぃ~」
そんな会話をしながら2人は教室へあがっていった。
美咲と美優の一個先の下駄箱でそれを聞いていた真は
「グイグイねぇー…。」
悩んでいたのだった。
そして、教室についた2人。
「ねー、美咲!今日カラオケ行かないっ?」
「ごめん、今日部活だわー!つかあんた明日テストだよ?大丈夫なの?」
「美咲だって練習試合は?城嶋さんは?」
「あー、色々あって忘れてたわー…」
2人は席についた。
「美咲は色々抱え込むと忘れちゃうタイプだよねー」
ニヤニヤしながら言う。
「そんな事ないよ、美優なんか抱え込まなくても忘れるじゃん。」
「なっ・・・・そんなこと・・・・ないもん」
目を泳がす美優。
「まあ、いいけど。 とにかく今日は勉強しなさい。 ね?」
2人がしゃべってると、教室のドアからノック音が聞こえた。
-コンコン-
「?誰だろっ・・・ってこんな人いるのに気付かないとか・・・」
あきれながら、美咲はドアを開けに行った。
「あ!美咲さん!私、バスケの素晴らしさ知りました!特訓お願いします!」
勢いよくお辞儀をした愛。
「え・・・・・?いきなり・・・・」
「まあまあ!いいじゃん!細かいことは気にしちゃいけないよ!」
「うん…わかった…。 じゃあ、今から特訓よ!」
愛と美咲は走って講堂へ行った。
「ハァ・・・私は勉強だなぁー・・・」
ガックリ頭を下げる。
美優の肩にポンポンと手が当たった。
「ん?」
「どーした?美優」
気を落としている美優に気付いた竜斗。
「いや、勉強がねぇ…。 もう私これ以上点数下がったら終わりだよー…」
「・・・・・・・じゃあ教えてやろうか?」
「え!?本当に!?」
「おう、今日うち来いよ。」
「いくいく!」
美優は竜斗に勉強を教えてもらうことを約束した。
(あー、早く学校終われ~!)
美優はそう願うばかりだった........
だが、いつまでも幸せな日々は続かない。
いつか乗り越えなければならない壁というものが・・・・・
「竜斗・・・あきらめてないんだからね・・・?」
出てくるのだ。
※実話ではありません(続きます)

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- なめらか
- 2013/01/07 14:12
- うきうき(´▽`)どうなるの・・?w
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- ぱち公
- 2013/01/07 14:01
- すっごく続き気になります!
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- ヌピ@お蝶婦人
- 2013/01/07 12:47
- 俺的にはいいと思うが^^
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